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ナカリママ

Author:ナカリママ
「無事にね!」は下の子どもの口癖です。その本人のホームページとリンクしています。一般的には子育てを終えている年齢ですが、まだまだ当事者である子ども達から学ぶことばかりの毎日です。

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「なんか悲しい」
訪問してくださり、拍手やコメントをくださる方に、
丁寧に向き合えているか、自分の気持ちも点検しながらの更新です。
来てくださって、ありがとうございます。


今日は、今年初めての当事者会。
バスに乗って出かけたものの、到着してから、なんとなく気が進まなくて、
部屋に入れず、ロビーのソファから立ち上がれなかったナカリ。
帰りたい、わけではないけど、みんなの中に入りたくない、
声も聞こえるし様子が見えるからここでいい、と、動けません。
相談員さんに、その旨伝えると、「こっちで話そうか」と、
ロビーに出て来て、ナカリの横に座ってくださいました。
ナカリが抱きしめて持ってきたぬいぐるみを
「見てもいい?」と、優しく尋ねてくださり、
ぬいぐるみの話から、少しずつ気持ちもほぐれた様子でした。

ちょうど、市の障害福祉サービスの更新手続きが重なっていたので、
その書類を点検してもらいながら、
「みんな何してるか見てこようか?」と、
時々中の様子も見に行って伝えてくださり、
「書初めやってるよ~。みんなの作品、見るだけでも見に行かない?」
と、うまく声をかけてくださったので、
ナカリも腰を上げ、ぬいぐるみたちをソファに置いて、
身ひとつで相談員さんと一緒に部屋に入っていきました。

ドアが開いていたので、
ロビーに座って待っている私とちょうど向かい合う席に座ったナカリの様子が見えたし、
他の方たちのお話しされる声も聞こえてきて、
書初めと言っても、字だけでなく、犬の絵など描いているんだなあと伝わってきました。

途中でギブアップすることもなく、
そのまま、最後までみんなと一緒に過ごすことができたナカリ。
解散の後、相談員さんと一緒に、作品を手に戻ってきた時には、笑顔も出ていました。

半紙に習字の筆で描いた作品が2枚。
パオ書初め1
パオ書初め2
火曜日のアトリエの待ち時間と今日の待ち時間に、私が編んだモチーフ
(糸が足らなくなってチェンジしました)
2018編み物


相談員さんにお礼を言って、
その足で隣接する建物の中の、市の障害福祉課窓口へ。
歩いて向かう途中、ナカリから「それ(書類)何?」と質問。

今、こうやって当事者会に参加したり、
支援計画をたててもらったり、ショートステイを利用したりする、
そういう支援を受けるために必要なお金を、市が税金から出してくれてるねん、
その必要がほんとにあるかどうか確認するために年1回手続きするねん、
本人が窓口に行けない時には「委任状」なんかがいろいろ必要やねん。
書類はややこしいけど、お母さんが書いたし、相談員さんにも見てもらったから、
窓口では別に何も聞かれないと思うし、心配ないよ。

黙って聞いていたナカリが、ポツリと「なんか悲しい」


・・・どきん。


ナカリは、窓口で手続きする間も、
横に座ってずっとぬいぐるみを抱きしめていました。

そして、終わった後、「疲れたから、もう帰りたい」
(誕生日ではないけど、帰り道にケーキを買って帰ろうかと話していたので)
そっかあ、疲れたね。
よしよし、まっすぐ帰ろう!と、バス停へ。
そこでまた歩きながら、「その紙、なんか悲しい」

ええ?なんで?
「私、ぬいぐるみ抱いてて、変かな。 窓口の人、こっち見てた」
「障がい者、って、かわいそう、と思われてるのかな」


そんなことないよー。
ぬいぐるみ、かわいいなあと思って見てたのかもしれないよ。
障がい者は、かわいそう、なんかじゃないよ。

・・・

いろいろ考えこんでいる様子のナカリ。
難しいね。
悲しくなったりもするだろうね。
お母さんも、一緒に悲しくなっちゃったよ。
でも、大丈夫だよ。


なんか上手く言えないけど、
こんな風に揺れ動くナカリの気持ちや、
障がいをもつ人の心の内を、周りの人に伝えたいね、
だから、ブログも書いているし、
一緒に考えてくれる人たちがいる。
同じように、
障がいを抱えながら生きている他の人の気持ちも知ることが出来るよ。
一人じゃないよ。


「なんか悲しい」と言うナカリが、愛おしくてたまらなくなった一日でした。


猫バンバン



子どもの日常 | 20:28:51 | トラックバック(0) | コメント(16)
ナカリという仕事
今日も寒くて雨模様のお天気でした。
まだ少し元気がないのですが、書いてみようと思います。
見に来ていただいてありがとうございます。


ひとつ前の記事で、
「次郎という仕事」をしている次郎さん、の番組について書きました。
で、ナカリにも「ナカリという仕事」があるよ、と言ったら、
それって何だろう?…と尋ねられ、
<母はナカリを頼りにしているし助けられている>と話しました。

ちょうど、
昨日、仕事の失敗を叱責されて落ち込んでいた私を、
息子とナカリが慰めてくれたので、そういう言い方になったわけですが。

下宿に帰って行った息子と、夜、電話で話した時のこと。
息子もメンタル弱めなので、叱責には過敏に反応してしまうそうで、
一時期、研究室に行くのが怖かった、と、自分の体験を重ねてくれました
ナカリは、過去、怒ってごめんなさい、と、
昔の自分をしきりに謝ってくれました
過去の話をしたら、そりゃもう、どっちもどっち(怒鳴りあい)だったんだから、
ごめんねはお母さんもだよー(;д;)、と、お互いに慰め合って、
あとは、ナカリの好きなように絵を描いてもらいました。

2018年1月イラスト2
2018年1月イラスト3
2018年1月イラスト1

サンちゃんが笑っています。
サンちゃんは、兄からナカリへの水族館のお土産だったので、
愛媛に帰省した際、ナカリから兄へのお土産も動物園で買ってきました。
ナマケモノのナモちゃんです。
なもちゃん
昨日、息子が実家に連れ帰ろうとしたら、
ナカリの絵にもたれさせていたから背中にパステルが色移りしていて、
きれいにしておくから持ち帰るのは次の帰省の時に、
となり、置いていったものです。
おかげで、サンちゃんとナモちゃんと、ごっこ遊びも出来て、
ナカリにとっては良かったです。
その様子に和んで、私も元気回復できました。

「ナカリという仕事」を十分果たしてくれて、ありがとう。
息子にもありがとう。
明日は頑張ってお母さんもお母さんの仕事をしに行ってくるね。
前向き前向き…


自分のために、
ゆずの「雨のち晴レルヤ」の歌詞付きカバー
(カラオケ気分が味わえます♪)

この曲で始まるNHK朝ドラ「ごちそうさん」は、2013年9月から翌4月までの放送で、
生前、両親がそろって見ていたものです。
実家に帰った時、たまたま初めて見た回で、
主人公の娘、ふ久、の言動に「発達障がい&不登校!?」と驚き、
とても印象に残ったことを思い出します。

調べたら、98話でした。

>教師「なんで勤労奉仕の時間に勉強してるんですか!(叱責)」
>ふ久「なんで学校で勉強したらあかんのですか?」
>教師「勤労奉仕は銃後を守る者の義務です。
    今や婦人の務めは、子を産み、皇国の母となることです!」
>ふ久「それ、学校は要らんということになりませんか?」
>教師「みんな、そうやって我慢してるんです」
>ふ久「みんなが我慢してたら、私も我慢せなアカンのですか?」

このあと、教師がふ久をビンタします。
そういうことの連続で学校に行かなくなり、
好きな物理を教えてくれる研究室に出入りするようになった彼女のことを、
擁護する研究者が、
彼女の母(主人公)対して言い放った言葉が、今も忘れられません。
>研究者「この子には集団行動の才能は皆無だ。
     そういう子にとって、今の学校がどれほど生きにくいものか、
     考えてやったことはあるのか?」
>母「学校を辞めるわけにはいかへんやないですか」
>研究者「学校に行かなければ勉強はできないのか?
     料理以外はとんだボンクラだな、貴様は!」


みんなが我慢するから自分も我慢せんといかん、という考え方が馴染まない人もいる、
と、理解を示す父親に対して母親の方は「わがままですよ」と認めようとしない。
そういうやりとりも含めて、15分にギュッと詰め込まれた回でした。

ほんとに偶然だったけど、
実家で両親と一緒に見ることが出来た、その思い出が、
今、我が子二人の姿に重なり、
二人とも、学校になじまなかった、集団生活になじまなかった、
わがままと言われたし、なかなか理解されなかったなあ、
と、しみじみ・・・。
それでも、二人とも、今、
自分にしかできない生き方で、それぞれの仕事をしてくれている、
と思うと、ちょっと元気が出てきました。

ほんとに、
「涙の河も海へと帰る、誰の心も雨のち晴レルヤ」ですね。
歌詞に癒されます。
元気出していこう!
読んでくださって、ありがとうございました。


猫バンバン正月バージョン



子どもの日常 | 19:21:12 | トラックバック(0) | コメント(8)
好きなこと、笑顔になれること、を大事に・・・
今日は、NHKニュースの後、戌年にちなんでモフモフわんこ特集をやっていました。
ナカリは、今、ちょっと「可愛い系」映像も苦手になってしまっているのですが、
見に来てくださる方に、感謝をこめて、過去記事から可愛い画像を捜しました。

パンダの赤ちゃんいっぱい!
パンダ
(ここにダイブして腕にかき集めてスリスリしたい~、と、
取り乱したコメントをくださった、ゆるパパさんが懐かしいです)

三つ子のパンダ!
三つ子パンダ
どちらも、去年5月後半の記事から、です。
ナカリの安心グッズに「笑顔になれる写真スクラップブック」があって、
新聞の切り抜きや、ネットニュースからのコピーを集めています。
その中のパンダシリーズを、
リンク先のふたごパンダさんにも見てほしいな~と思って♪

親知らずの記事に、たくさんの方から応援コメントをいただいて、
勇気づけられたのと同時に、
怖いことや不安なことに打ち勝つには笑顔が一番
ということから、思い出してアップしてみました。
ナカリも「思わず笑顔になれる」画像の力で、不安を吹き飛ばしてほしいです。


3本目の親知らずを抜いた息子の方は、
痛み止めを頻繁に飲んでいるせいか、前に抜いた時よりも痛みが少ない、
と言っていて、ちょっとホッとしました。
彼は大学院での専門が西洋古典文献学で、
ギリシャ語購読学校と併せてイタリア語会話学校にも通っているので、
今日の夕方、
久しぶりにBS日テレの「小さな村の物語 イタリア」を一緒に見ました。

今日は、白豆とラベンダーを栽培して市場で売っている農家のお話。
またイタリアに行きたくなったんじゃないのかな~?と話しました。
(彼はおととしの9月に2週間、イタリア、ボローニヤの語学学校に通ったので、
その時の思い出も写真付きで、過去記事に何回かアップしています。)

昨年のお正月、息子と一緒に帰省して母のホームを訪れた時、
彼から直接イタリア旅行の話を聞くことが出来たことのが、
母にとって、最後の幸せな時間だったような気がします・・・。

ボローニヤの斜塔からの風景
イタリア想い出④

宿泊していた学生アパート
ボローニャ学生アパート FullSizeRender

BS日テレの番組テーマ曲がオシャレなので、それも貼っておきます♪
オルネラ・ヴァノーニ 「ラ・プンタメント」


番組公式ホームページ
↑ 今日の放送内容も載っていました。


それから・・・
ナカリの心配事は、親知らずの抜歯だけでなく、
来月予定している自宅の改修工事も大きいこと、が、分かりました。
工事の人が出入りする、と思うと、かなりのプレッシャーみたいです。
「変化」や「新しいこと」を、ウキウキワクワクしながら思い描く、
というのが難しくて、
可能ならできるだけ同じパターン、同じ環境の毎日であって欲しい、
その気持ちに「ゆらぎ」が生じると、不安から幻聴が起こってくる

その、脳の仕組み、を、一緒に考えて、
「笑顔になれること考えようよ」と、
カゲウラさんやサンちゃん、石狩殿の話をしたら、
ニッコリ笑顔が出ました。
スマイル作戦、これで来月まで何とか乗り切りたいです。

私も自分自身で笑顔になれるのは、
好きなイラストを描いていた頃を思い出すことかな~
昔、10円のハガキ(当時は10円でした!)の裏にインクで描いた、萩尾望都の模写
萩尾もと 白黒

過去記事からの貼り付けばかりになりましたが、
楽しく過ごせるように、工夫しながら、一日一日乗り切りたいです。
皆さんにも笑顔の毎日が訪れますように・・・
今日もありがとうございました。


猫バンバン正月バージョン




子どもの日常 | 23:49:12 | トラックバック(0) | コメント(14)
自閉っ子と歯医者さん
見つけて、心にとめて、来てくださってありがとうございます。

昨夜は久しぶりにナカリの脳が過活動して眠れなくて、
「悲しくなった」と涙を流しながら布団に潜り込んでいました。
お話しするうちに、
正月休みが終わること、
今日、兄が歯医者で親知らずを抜くこと、
兄が帰ってきたあと、兄妹だけで過ごすこと、
などなどがプレッシャーになっているのかな・・・、
と感じました。
4時になっても眠れないので、結局、久しぶりに頓服を飲んで、
朝方から今もまだ、ぐっすり(-_-)zzz・・・


歯医者さん!


「好き」な人はあまりいないだろうな、と思いますが、
ナカリも、口の中のトラブルにはとても神経質になり、
見えない分、よけいに、想像するだけで恐怖→パニックに繋がります。

幼い頃、
市の予防歯科センターの定期検診&フッ素塗布に連れて行くと、
それはもう尋常じゃない暴れ方で(汗)、
歯医者さんのお腹を足で思い切りキック!
以来、ナカリちゃんが来た!、となると、
子ども一人に大人数人がかりで対応が必要・・・
ということが何回も続きました。
少しずつ慣れて暴れなくなった頃、
「すごいね~~!えらくなったね~~!」と、
ものすごく感心してもらったのが忘れられません。

検診だけでこうなのだから、絶対虫歯にしちゃだめだ!と、
歯磨きを徹底、・・・とにかく必死でした。
おかげで、乳歯から今まで、1本も虫歯なしでこれました。

小児歯科卒業後も、定期検診を欠かさないようにと、
ダウン症の友達から紹介してもらった近所の歯科で、
障がい特性を説明して、了解いただき、
歯医者さんや歯科衛生士さんとも少しずつ打ち解けて、
「歯の掃除」を嫌がらず、怖がらずにできるようになりました。
お茶目な歯医者さんで、おしゃべりも面白くて、
ナカリはほぼ無言でいても気にしなくて大丈夫なように、
説明の時になると、私も側に呼んでくださり、
スタッフさんみんなで和ませてくださるので、
ナカリとも、いい歯科と出会えて良かったねーと、常々話しています。

が・・・
ついに、親知らずの時期到来!

レントゲンを撮ってみると、ほぼ真横に傾いていたので、
いつかは抜かないと、と、
私と先生との間で、事前に相談してきました。

去年、本人自身も「なんか痛い」「気になる」と訴え始めたので、
その際、抜歯を検討しましたが、
歯医者さんの方が気を遣って、
「主治医の先生に、うちで抜いていいか確認してみてください」とのことで、
昨年末の受診の際に、主治医にお尋ねしてみました。
先生は、にこやかに、
「本人がものすごく不安がるとか怖がるとかでなければ
抜歯しても(服薬の関係は)大丈夫。
よく説明して安心させてあげてください」

とのお返事。
それを歯医者さんにお伝えすると、
「う~~ん。抜きますからね、やっぱり、痛いのは、痛いです」
と、苦笑いしつつ、腕組みして考えてくださいました。
そして、
本人にも、レントゲンを見せながら、
努めて明るく、丁寧に説明。
今は痛みがなくなっているので、もうしばらくは様子を見ましょう、
でも、今度痛くなってきたら、様子を見て、抜きましょう・・・。

ちょうどタイミングよく、
年明けに息子の方が3本目の親知らずを抜く予定があったので、
「お兄ちゃんも抜くしね(^-^)、大丈夫、大丈夫」と。


ところが、その息子。
「あ~~、抜く時は痛くないけど、後がね。
一晩は痛くて眠れなかったなー」
・・・(@_@)


ナカリの頭は「痛い」のシュミレーションに入ってしまいました。
安心、がキーワードの自閉っ子。
「いつか」抜く、という心構え、って、とても難しいです。
思い切って、早く終わらせちゃうかなあ・・・

まず、とりあえず、
抜歯後の兄の様子(できるだけ痛くなさそうに頑張ってもらって)を見て、
ちょっとでも安心してもらおう。
私はこのあと仕事に出て留守だから、
息子、頼むぞ~~


(どきどき・・・)


猫バンバン正月バージョン




子どもの日常 | 12:41:31 | トラックバック(0) | コメント(16)
時間について
明けましておめでとうございます。
2018年になりました。
年末年始に訪問してくださった皆さんから、たくさんコメントをいただいて、
返信含めてブログ史上初めて40を超える数になり、ただただ感謝です。

ブログを書いておられる皆さん、
多分、どなたも、最初はおずおずとスタートし、
訪問者が増えるたびに嬉しくなり、コメントをいただくとドキドキし・・・
そんな積み重ねで、今に至っておられるのではないかしら。
個人ブログを始める前と今とでは、
何だか世界が変わったような気がして、
振り返ると、本当に感慨深いです。
もうすぐ4年目突入。
時々振り返りつつも、前を向いて進んでいけますように。
不規則な更新で申し訳ありませんが、
これからも来ていただける時をお待ちしています( ^ω^ )


さて年末年始。
ナカリは大きく荒れたりはしないけれど、
少し、不安定です。
息子が帰宅し、夫が仕事休みで家に居てくれていて、
「いつも」と違う環境が続いているのもあってか、
一人で別室に籠る時間も増え、
同じ家の中に居るのに、
携帯で電話をかけてきて「こわいよ」と言い出したりしました。
イラストの表情が変わる、という、いつもの訴えに、
「大丈夫だよ、誰も悪く言ったりしてないよ」と話して、
スキンシップで落ち着けるよう、張り付く時間も確保するよう、心掛けました。


そんなこんなで年が明けて2日目も、もう、太陽が傾き始めています。
当たり前だけれど、時間は止まらないんですよね・・・。

ブログを始めた2015年1月2日の手帳に、ナカリの言葉がメモしてありました。
「お休み、何日まで?楽しいこと終わっちゃう。(楽しいこと)また、ある?」
(・・・緊張しつつも、家族が揃うお休みは、ナカリにとって「楽しいこと」だったんだ、
と思うと嬉しいです。
今もそう思ってくれているといいなあ。)

「楽しいことが終わる」ことへの不安、悲しみ、が、
幼い頃から強かったナカリです。
保育所の友達と一緒に夏祭りに行った時にも、
帰る前から泣きべそになり「楽しいこと終わっちゃう」と、涙が出てしまっていました。
「今」を楽しむだけでいいのにね・・・

私の中で、自閉っ子は「今を生きる人」、というイメージがあったんですが、
人によって「時間」のとらえ方は違うようです。


現役の日本人作家として、村上春樹氏に次いで多くの国で作品が翻訳されている、
といわれる、自閉症の作家、東田直樹さん。
その、近作、「自閉症のうた」(角川学芸出版・2017年)の中で、

>時間に追われるという感覚は僕にもあります。
 ただし、追い立てられるイメージではなく、必死についていくといった方が、
 僕の感覚に近いかもしれません。
>追い立てられるというのは、自分が時間より先に進んでいるイメージではないでしょうか。
>僕の場合、時間は常に僕の前を進んでいます。
>時間の流れについていくために、僕は必死で時間にしがみつかなければ生きていくことができません。
 少しでもよそ見をすれば、たちまち異次元の世界に放り込まれ、
 現実という名の今に戻ってこられなくなるからです。


と、述べられているのを読んで、
自分にとっての「時間」のイメージを考えてみました。

もう、年齢が年齢ですから、
まずゴールを意識して、そこから逆算しながら考えるようになってきている、
そのことを改めて実感しました。
同時に、ナカリにとっての「時間」ってどんなイメージなんだろう、と、興味が湧きます。
「先のことが分からない」先取り不安、を持ちやすいナカリ。
ナカリも東田さんのように、必死で時間にしがみついているのかなあ。
その彼女にとって、「現実という名の今」と、どんなふうにつきあっていくことが、
心の安定につながるのか、
試行錯誤しながら、一日一日の積み重ねを大事にしていこう、
と思った昨日今日でした。


今日は、
母が好きだった映画「カサブランカ」で用いられた曲 As Time Goes By (1931) をアップ。
(「時の過ぎゆくままに」と訳されることが多いみたいですが、
「いくら時が流れようとも」というような意味が正しいそうです。
「時間」にふりまわされない、超越したなにか・・・愛?、
を感じさせてくれる歌詞のような気がします。)




とにもかくにも平穏のうちに新年のスタートが切れたことに感謝しながら
猫バンバン正月バージョン




子どもの日常 | 16:26:09 | トラックバック(0) | コメント(20)
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