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ナカリママ

Author:ナカリママ
「無事にね!」は下の子どもの口癖です。その本人のホームページとリンクしています。一般的には子育てを終えている年齢ですが、まだまだ当事者である子ども達から学ぶことばかりの毎日です。

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ラテン語の墓碑銘
雨の一日が終わろうとしています。
見つけて、心にとめて、見に来てくださってありがとうございます。

連休で集った家族が今日はまた解散。
ナカリは日中、一人で留守番の間、「寂しいなあ」と何度かメールしてきました。
そうねえ、やっぱり寂しいねえ。

仕事から帰って二人でご飯を食べて、静かな時間。
西洋古典研究者の卵である息子との会話を思い出しながら・・・。


昨日の朝日新聞GLOBEの特集で
「葬送 世界のお墓で考える」という記事があり、
ラテン語の格言が書かれているよ、と、息子が解説してくれました。

HODIE MIHI, CRAS TIBI.
今日は私、明日はあなた

ホディエー ミヒ クラース ティビ

世界遺産「森の墓地」の入口に刻まれた言葉だそうで、
「私は死者と解釈される」と、記事にありました。
今日死者となった私の墓の前に立つあなたも、いつか死者になる、
というような意味のようです。

似た言葉として、息子が教えてくれた墓碑銘をもう一つ。

Tu fui, ego eris.
私はあなただった、あなたは私になるだろう

トゥー フィー エゴ エリス

こんな言葉が刻まれたお墓を前にしたら、
誰もが考えさせられるんじゃないか、と、ドキッとしました。

ふりかえると、
墓石に、「〇〇家之墓」や年月日、氏名、以外の文字が刻まれているのを見たのは、
父の墓を建てようと、教会の墓地を見学に行った時が初めてだった気がします。
「わあ、お墓ってこんなに自由なんだ」という新鮮な驚きがあって、
青空のもとに広がっていた墓地の風景が忘れられません。
結局、母の意見も重視して、墓石には、聖書の言葉から「国籍在天」と刻みました。
そして、2年もたたないうちに、同じ墓に母も眠ることになりました。

息子が大学生の頃に学んだ先生は、
イタリアのお墓巡りをして撮ってきた写真を見せながら授業されたそうです。
墓石に刻まれた文字は長く残るし、
見知らぬ人の墓でも、
思わず足を止めて読んでしまうような文章に出会うこともあるようです。

お墓の話なんかすると、ナカリが怖がるし不安になるので、
極力心のうちにとどめていますが、
私はできるだけ、自然に帰りたいなあ・・・。


連休後半、体調を崩してしまいましたが、何とか復活できて感謝です。
以前、ぽかぽかさんのところでよく聴いていたシンドラーのリスト♪
映画のラストシーンに、オスカー・シンドラーのお墓が出てくるので、貼ってみます。




いのちは繋がっているね。
そして、大事なのは、今、だね。
「一日を精一杯生き切った」と言える毎日を過ごせますように。

明日はナカリのアートセラピーです、どんな作品が出来るかな(^-^)

猫バンバン


読んだ本・文章、見た映画・ドラマ、聴いた音楽 | 20:13:50 | トラックバック(0) | コメント(8)
コメント
おはようございます
お墓に言葉を・・・全然思いつかなかった、というよりも、父のお墓、永代供養にしたんです。
ウチのお墓は愛媛にあって、管理は父の兄がすべてやってくれています。で、父の兄弟たちがみんな愛媛のお墓に入ってしまったら、父の兄の息子がそれを引き継がなければならなくなります。
叔父や伯母たちは、それは可哀想だ、させたくないという意見で、父も母も同じ。だから大阪で・・・そうしたら私や妹もお参りしやすいし、ということで。
いろいろありますねえ・・・。
ラテン語に刻まれた言葉から、こんな言葉を思い出しました。

My happiness is your happiness.

私の幸せはあなたの幸せです。

さみしい気持ちもすぐに落ち着くでしょうし、ナカリママさまの体調が回復したということで、いいことがきっとありますね。
今日もありがとうございます☆
2018-05-08 火 06:13:05 | URL | 馬場亜紀 [編集]
おはようございます
帰省中、我が家もお墓の話をしていたんですよ。
故郷のお墓は村の墓地にあるのですが、年老いた両親は墓守をするにも支障が出てきており、墓じまいを考えておりまして。
そこで、姉と私が永代供養案を持ち帰り、話し合ったんです。

村の墓地に行くと、無縁となった親戚のお墓のお世話もします。
大きな石の塊が置いてあるだけのお墓もあり、「ここもどなたか入ってらっしゃるんだよね?」と確認しながら。
名前すら刻まれることのなかった人たち。
でも、
「今日は私、明日はあなた」「私はあなただった、あなたは私になるだろう」

誰にも死は訪れる。
どんなかたちであろうとも、どのように葬られようとも。
だから、同じように手を合わせ、守っていく。

記憶とリンクしたもんだから、自分のことばかり書いてしまいました。
改めてお墓のことを考える時期なのかもしれません。
ありがとうございました(*^^*)
2018-05-08 火 06:43:40 | URL | かな [編集]
ナカリママさんへ
こんにちは。

先日、父のお墓参りを母としました。

母はいつも
「私が入るときはちょっとだけ横にずれてね!」
と言いながらお掃除をしています。

それを聞いて私は
「まだまだ行かないからね~!」って言うのですが..

いつか・・・向こうへ向かう日が来る。
逝く年齢に順序は無いけれど
必ず行くには間違いありませんね。

最近、息子に
「長生きしてよ」と言われます。

そう言われる年齢に
なったのだと思いました(^_^;)

こればかりは
なかなか約束出来ません。
2018-05-08 火 14:43:36 | URL | いおまま [編集]
馬場亜紀さんへ
こんにちは。
お墓の管理は悩ましいですよね。
私の父は長男なので、先祖代々の墓を敷地ごと父が引き継いでいました。
そこに、私が両親二人だけのキリスト教式の墓を新たに建て、
同じ敷地に、愛媛在住の叔父一家も自分たち家族用の墓を建てたので、
先祖代々の仏式の墓は、そちらに引き継いでもらいました。
ですが、夫は長男なので、
夫方の先祖代々の墓をどうするかも考えねばなりません。
婚姻関係は夫婦だけの問題にとどまらないので、いろいろ難しいです。
でもまあ、当面、墓守問題は置いといて、
一日一日元気に楽しく、と思いながら過ごしてますが・・・

>私の幸せはあなたの幸せ
いい言葉ですね。幸せをシェアしていけたら、笑顔が広がりそう。
何より、体調が戻って嬉しい一日でした(^-^)
コメントありがとうございました!

2018-05-08 火 18:35:25 | URL | ナカリママ [編集]
かなさんへ
こんばんは。
かなさんのところでも、墓守の問題を抱えておられるのですね。
私も、一人っ子なので、愛媛に建てた両親の墓は、
同じ敷地にある先祖代々の墓を引き継いでくれた叔父一家にお願いすることになるかな・・・
難しいところです。
弔い方は、文化によっても違うので、いろいろ考えさせられますよね。
世界遺産の墓地があるなんて、記事を読むまで全く知りませんでした。

自分自身は樹木葬を希望していますが、
亡くなった方と遺族の想いが刻まれた墓石を見ると、
自然に帰って無になるだけでなく、
後の人に何かを伝える、というのもいいなと思ったり。
かなさんがおっしゃるように、
「どんなかたちであろうとも、どのように葬られようとも。」
と思いながら墓地に立つと、自然と手を合わせる気持ちになって、
自分の行く末も考えさせられます。しみじみ・・・
こちらこそ、一緒に考えてくださってありがとうございました。
2018-05-08 火 18:46:44 | URL | ナカリママ [編集]
いおままさんへ
こんばんは。
お父さまのお墓に話しかけながらお掃除されておられるお母さま。
なんだか、我が家と重なる気持ちで振り返りながら、じ~んとしました。
うちも、父が先に逝って、あとから追いかけるように母が逝きましたが、
生前から、母は、夫婦二人だけの墓を望んでいたので、
亡くなる前にそれを形にして母に見せてあげることが出来て良かったです。
病弱だった母より、元気だった父が先に逝ってくれたのは、
父から母への最期の思いやりだった気がして感慨深いです。

息子さん、お優しいですね。
約束はできないけれど、できるだけ長く元気でいてあげられたらいいですね。
自分も年齢を重ねて、今さらだけれど、やっと、、
親が老いていく時の気持ち、というのに思い至れるようになってきた気がします。
ただもうその時には親はいなくなってしまってて、
まあこれも順番だものね、と、心で話しかけている状態です。
いおままさんのお母さま、できるだけ長く元気でいらしてほしいです。
お大事になさってくださいね。
コメントありがとうございました(^-^)
2018-05-08 火 19:04:05 | URL | ナカリママ [編集]
こんばんは
親にそんな話をしてくれる・・・、いい息子さんです。
その墓碑銘、えらい哲学的ですね。
いま巷で流行りのmemento mori(死を想え)を思い起こさせます。
ウィーンの中央墓地に行ったことがあるんです。
ブラームス(といってもお墓ですが(笑))と並んで撮った一枚が家宝に
なっています。
シンドラーはすすり泣くようなテーマ曲やこのラストシーンや赤い服の
少女のシーンが印象的でした。
2018-05-08 火 21:48:06 | URL | エリアンダー [編集]
エリアンダーさんへ
こんばんは。
私も、これってメメント・モリだ!と思いました。
ウィーンの中央墓地、すごく魅惑的な響きです(笑)
息子から、墓地の写真を見せてくれる先生、の話を初めて聞いた時には、
なんだってまた墓地の写真?と疑問だったんですが、
今は、その授業、受けてみたいなあ~と思います。
友人は新婚旅行でゴッホのお墓を見たとき、隣に弟のテオのお墓があって、
兄弟並んで埋葬されていることに感動したと言ってました。
シンドラーのリストの音楽も耳に残りますよね・・・
いつも聴いてくださってありがとうございます。
2018-05-08 火 22:05:08 | URL | ナカリママ [編集]
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