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Author:ナカリママ
「無事にね!」は下の子どもの口癖です。その本人のホームページとリンクしています。一般的には子育てを終えている年齢ですが、まだまだ当事者である子ども達から学ぶことばかりの毎日です。

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ナカリの頑張りのおかげ! 映画館で「ダンケルク」を観てきました
ご訪問ありがとうございます。

昨日今日、ナカリは近所のショートステイで一泊。
私は夕方から事務所に出て、夫婦割引で今年3回目の映画館へ。
リンク先の節約ドットコムさんのレビューを読んでから、
「ダンケルク」をぜひとも劇場で観たい!と思いながらも、
今回は無理だろうからDVDで・・・と、ほぼ諦めていたのですが、
ナカリの5回目のショートステイが上映期間終了直前だったので、
駆け込みセーフとなりました。


映画を観ている間はお話しできなくてごめんね、と
前もってナカリに連絡しておいたのに、
終了後すぐにスマホを確認すると無言の留守電!?
慌てて電話すると、
他の利用者さん(男性)が突然部屋に入ってきてビックリして怖かったそうで、
自分がすぐに外に出たら、その人も出ていったけれど、
スタッフさんに自分からは言えない、というので、
一旦ナカリとの電話を切って私から施設に電話しました。

ちょうど、スタッフさんが寝る前の薬を届けに部屋に向かうところで、
個室の施錠を確認&声かけをしてもらえて、一安心。
昔のナカリなら、ここで泣いて「帰る」と言い出しかねないところを、
よく頑張ってそのまま過ごすことができ(ちゃんと眠れたとのこと)、
今日は私も朝から仕事を頑張れました。

すごい、ナカリ、ありがとう!
ぬいぐるみのサンちゃんも大活躍だったみたいです。



・・・ということで、
「観る」映画ではなく「体験する」映画だ、と評判の作品を
大きなスクリーンで観た感想を、ホットなうちに書きますね。


ネット検索したら、山ほどのレビューが出てきますが、その中で、
「事前の予習(予備知識)無しに観るのと、
ある程度(最低、実話ベースということを)知って観るのとでは大違い」
という意見を読んで、なるほどと思いました。
ただの「戦争映画」ではなくて、事実(歴史)に基づいているという重みが、
観る前から私の中にあったので、相当に感情を揺さぶられました。


第2次大戦でフランスがドイツに降伏する少し前の時点、
フランスとベルギーの国境近くのダンケルクという港町に、
ドイツ軍に包囲され取り残された40万の英仏軍。
「生きて帰ることが勝利」という言葉をかかげて、
軍だけでなく、民間人も総力を挙げて、その救出に向かい、
ドーバー海峡を越えて多数の兵士を連れ帰ることができた・・・
という「撤退」のお話です。
ダンケルク パンフ


映画を観られていない方に音楽だけで想いを伝えることは難しいと思いますが、
この曲が流れるエンドクレジットの間、身動きができませんでした。
(今も繰り返し聴きながら記事を書いています。)



極端にセリフの少ない映画、との評価が多く見られるとおり、
心に残ったのは、「語らない(語れない)」 ということの重さです。


「戦争を始めてしまった」責任を実感している大人たちが(民間人も)、
戦場に居る若者たちを救出するために、命がけで海を渡る。
その中のひとりの船長。
長男が空軍で戦死したことには一言も触れません。
一緒に船に乗ったもう一人の息子の話から、初めて分かった事実です。
そしてその息子も、友人が事故で亡くなったことを、
その死に関与した兵士に伝えません(嘘をつきます)。


「何もできずにただ生きて帰っただけ」、と、うつむいて帰国した若者たちを、
大人も子どもも、よく生きて帰った!!と、
あたたかく、また、心から喜んで迎え入れます。
語られないけれど、その背景には、第一次大戦の傷跡があるのでは・・・とも。

イギリス人、フランス人、(場面に出てこないけれど)ドイツ人、
それぞれ異なる国、異なる民族が、隣り合う中で起こった戦争。
それって、まだ、ついこの間(祖父母の時代)のできごとであり、
ヨーロッパって、敵同士地続きだったんだと、
それもまた改めて深く認識。
「こいつがしゃべらないのはドイツなまりの英語だからだ!スパイだ!」
と、寡黙な兵士が責め立てられるシーンもありました。

自由に語る、たくさん話す、その喜びの一方で、
語らない、という選択肢や
語れない、という背景もあると思い・・・



自分自身、この間、ブログについて、少し見直しをしていて、
自分が何を書きたいのか、誰に伝えたいのか、
考えて手が止まることが増えました。

結論的に、遺言=生きた証 にしたいんだな、と思ったとき、
個人の小さな生きる営みが、過去どれだけ積み重ねられてきたことか、
そのいのちの数の多さに圧倒されるような気持ちがしました。
大海の一滴でも構わない。
今は、そんな思いがして、小さな日常を愛おしく思えるようになりました。


そんなタイミングだったのもあって、
実話がもとになった映像のなかで、
紙一重の「運」に左右されながらも「生き残る」ことに全力を尽くす人々の姿に、
自分も言葉を失うような気がした、のでした。
(なのに、めっちゃ長くなってしまってる!)


そして、息子が研究対象にしている西洋古典文学。
ずいぶん昔に、クセノフォンの「アナバシス」について聞いた話を思い出しました。
この作品も「撤退」の様子です。(別名「1万人の退却」)

行軍の途中、道を尋ねられた案内人の一人が口を閉ざしたため殺害されたのち、
その人は道の先に嫁いだ娘が住んでいる村があるから、知らないと言ったのだ、と、
別の案内人から聞き知った、というお話・・・


さらに戦没画学生の作品を展示した「無言館」も思い出しました。



どんどん「ダンケルク」から離れてきましたね(汗)。


言葉には「力」がありますが、
言葉にして残されなかった事実も多くあり、
そこでは「想像力」が必要なんだろうなあ・・・


ちょうど、
今週朝日新聞日曜版のbeで、
若松英輔さんという方が取り上げられていて、
夫がその人の著作を、良かった、とすすめてくれています。
新聞記事の中に
「本は読まない、でも自分のことを書きたい人が多い時代と言われます」
という指摘があり、ちょっとドキッとしました。
「読む」と「書く」のバランスを考えなくちゃ。
「書かない」時間も大事にしないといけない気がして、反省中です。


節約ドットコムさん、すみません!
危惧していただいた通り、多弁で支離滅裂な感想になってしまいました。
恥ずかしい~~。



今日の猫バンバンはロゴだけです。
猫バンバン





読んだ本・文章、見た映画・ドラマ、聴いた音楽 | 22:52:40 | トラックバック(0) | コメント(10)
コメント
ご夫婦だけの二人の時間いいですね^^

デコは大黒柱なので
そのような時間はもうなくなりましたが

mamaさんには必要な時間でもぁryと思います^
リフレッシュも必要( ^^) _U~~

ナカリちゃん一泊楽しんだり
ドキドキしたりだったかなぁ?

デコ娘も今部活で釧路1泊
これで最後の活動となりますね^^

タンチョウみたい~~
2017-11-08 水 04:04:13 | URL | ♪デコ♪ [編集]
おはようございます
読ませていただいてるだけで、胸が苦しくなってきました。
言葉にできない想い・・・
このような極限状態でなくても、人生には言葉にできない出来事が多々あります。
あまりに想いが大きすぎて語れなかったり、直視できなくて語ることが辛かったり、言葉では表現できなかったり、相手に対する優しさや思いやりであったり・・・
私の祖父は太平洋戦争で海外に行ったそうなのですが、いっさい戦争の話はしませんでした。
祖父が亡くなって遺品整理をしている時に軍人さんの手帳を見つけ、負傷して入院していたのを初めて知りました。
固く口を閉ざしていた祖父の心はどんなものだったのかと、今でも思います。

語られないことの先に何があるのか。
そこに思いを馳せる想像力、そして優しさを持ちたいものですね。
2017-11-08 水 06:26:58 | URL | かな [編集]
ダンケルク
おはようございます。

ダンケルク、気になっている映画です。
映画館へは観に行く事が出来ないのでDVD化されるのを
ひたすら待ちます!!(笑)
良い作品だったみたいですね、期待が上がります。
2017-11-08 水 08:28:06 | URL | kaion [編集]
ナカリママさんへ
おはようございます。

夫婦で映画を観る
そして夫婦割引は助かりますよね!

以前は毎週のように
観に行っていましたが
最近は行かなくなりました。
最後に観たのは6月の
『22年目の告白』でした(^^;;

ナカリちゃん頑張りましたね!
部屋に男性が入ってくるのは
とても怖いことです。

気をつけて頂かないと
ココロに傷にもなりかねません。

ひとつひとつ強くなるナカリちゃん
これからもファイト!







2017-11-08 水 09:18:33 | URL | iomama [編集]
♪デコ♪さんへ
こんにちは。

夫婦割引は助かります(^^;)なかなか機会はないんですが。
ショートステイは自立の練習だけど、親のレスパイトにもなっていて、こちらも助かります。

デコさん、西に北に飛んで行って、ほんと、タンチョウみたい(OvO) あ、タンチョウは部活で北海道の娘さんでした。デコさんは、何の鳥かなあ?

引き続き、旅の写真を楽しませていただいてます♪
コメントありがとうございました!
2017-11-08 水 09:56:43 | URL | ナカリママ [編集]
かなさんへ
こんにちは。

苦しくさせてしまってごめんなさい、でも、一緒に体感していただけて感謝です。
おじいさま、海外の戦地に行かれていたのですね。
語らないまま亡くなられたことの重さを、私も感じました。
考えたら、ヨーロッパの人たち、ごく身近に、過去の敵が暮らしているわけで、それは日本もそうなんだ、と、改めて歴史を振り返る時間になりました。

時には、日常を離れて、映像の世界に入り込む体験があるのもいいです。
もちろん日常を大事にしないといけませんが…

ナカリをいっぱいほめて、ありがとうを言いました。
かなさんにも、ありがとう、ですm(_ _)m
2017-11-08 水 10:06:16 | URL | ナカリママ [編集]
kaionさんへ
こんにちは。

ドキドキの時に重い記事ですみません。
映画館で見たら迫力がありますが、DVDでもきっと世界に引き込まれると思います。
私ももう一度見たいです!
インセプションも借りて観たけど繰り返し観たくなり購入してしまいました。不思議な力を持った監督さんだと思います。

いつか、心にゆとりがある時に観てみてくださいね。
コメントありがとうございました。
2017-11-08 水 10:13:31 | URL | ナカリママ [編集]
iomamaさんへ
こんにちは。

今は夫婦割引を使って観てばかりです。久しく、一人で、とか、子どもと、とか、友人と、とか無いですね(^^;)
ありがたいこと、とも思います。
iomamaさんご夫婦も以前はよく観に行かれたのですね、良いですね〜


ナカリは、この間、ほんとによく頑張ってくれています。
いろんな見えない支え、を増やすことができてきたんだなあ、と感じます。
これもありがたいことです。

いろいろ感謝して生きないと!

コメントありがとうございました(^-^)

2017-11-08 水 10:22:50 | URL | ナカリママ [編集]
こんばんは。

この映画、僕は見てませんが戦史の研究を齧った者として流れは一応知ってました。
ダンケルク撤退戦、確かオペレーション・ダイナモ…でしたっけ。
セリフが少ないというのも何だかわかる気がします。
極限の環境下をあらわすのに陳腐な言葉なんて必要ない様な…。
昔の戦争の話を見聞きする時、いつも思い出すのが軍人だった祖父や大伯父達の事です。
祖父は若い頃海軍将校だったので酔うとよく戦場の思い出話を笑ってしてましたが、
中には言葉少なに涙を浮かべながら語ってくれた親族もいまして…
言葉にできない思いがいろいろあったのだなと、大人になってから思う様になりました。

昔一人で暮らしていた外国の街には様々な国から来た奴らがいましたが、
アメリカ人のおばちゃんも、ドイツのおっさんも、イギリス姉ちゃんもオランダの兄ちゃんもそして僕もひっくるめて皆でわいわいやってましたけど、
その当時も「世の中ちょっとは平和になってるのかな…」と考えたの覚えています。
ま、今も世の中は相変わらずですけどね…(苦笑)
2017-11-08 水 21:08:45 | URL | いぬふりゃ☆ [編集]
いぬふりゃ☆さんへ
おはようございます。

はい、そうです、ダイナモ作戦、ですね。
さすが、お詳しい!私はこの映画を知るまで、全く無知でした。
実は映画の、空での戦闘場面を見ながら、
いぬふりゃさんのことを思い出したりしていたのです。

1人乗りのプロペラ機による航空戦でしたが、ドキドキハラハラ。
海上の船長さんは、背後から聞こえる音だけで、イギリス軍機だと当てちゃったり、
ドイツ軍機に狙われた時にも、「射撃直前に急降下するから!」と、慌てず待ち、
ピッタリのタイミングに合わせて、大きく舵を切って回避する指示を出したり・・・。
息子さんが空軍に居たことが後で分かって、その知識に感心しました。
飛行機の名前もカッコよくて(英軍:スピットファイア、独軍:メッサーシュミット)、
青空を背景に自在に飛びかう飛行機を美しいと感じる場面もありました。

でもやっぱり、現実の戦闘、って怖いです。
銃弾は簡単に人を傷つけるし、
魚雷ひとつで大きな船も沈没させられ、
その中には傷病兵も含めてたくさんの人が乗っている・・・。
生き残ることが勝利、という発想は、日本軍にはなかったようだけれど、
兵士のいのちを大事にすること抜きの作戦では、結局負けるしかなかったんだな、
と、考えさせられました。

なんだかんだいって、今が平和であることに感謝しながら、
「相変わらずな世の中」に、私も苦笑しながら、
あとの世代に少しでもましな形でバトンタッチできるよう、
いのちある間、自分に出来ることをしたいなと思っています。

コメントありがとうございました(^-^)

2017-11-09 木 09:36:44 | URL | ナカリママ [編集]
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