■プロフィール

ナカリママ

Author:ナカリママ
「無事にね!」は下の子どもの口癖です。その本人のホームページとリンクしています。一般的には子育てを終えている年齢ですが、まだまだ当事者である子ども達から学ぶことばかりの毎日です。

■最新記事
■最新コメント
■月別アーカイブ
■カテゴリ
■FC2カウンター

■リンク

このブログをリンクに追加する

■フリーエリア
■フリーエリア
■フリーエリア
■検索フォーム

■ブロとも申請フォーム
■QRコード

QR

「苦悩を通して歓喜へ」 実体験中?の息子
ご訪問ありがとうございます。

先の記事へのコメント返信で、再度、息子のベートーベンへの思いを書きましたが、
彼が中学時代、美術の課題として与えられた「卒業文集用の絵」を思い出しました。
完成版は見当たらず、下絵の状態ですが、
当時、もくもくと一人で勉強していたドイツ語で
「苦悩を通して(突き抜けて)歓喜へ」というベートーベンの言葉が書かれ、
自宅にあるベートーベンの置物のスケッチが描かれています。

苦悩を通じて歓喜へ
モデルはこちら
ベートーベン

当時の彼は、闇の中。
不登校ゆえに内申点がつけられず、進路は決まらず、先は見えず、
まさに苦悩の毎日でした。
そんな中、
ドイツ語でゲーテを読みたいという理由で、英語よりもドイツ語を学んでいた彼は、
同級生から「ドイツ語なんか勉強して何になるん?」と言われながらも、
いつかドイツへ、という気持ちを胸に勉強をつづけ、
高卒認定試験資格を得て通信制高校を退学してからは、
在宅で家事手伝いをしながら、ゲーテ・インスティテュートに通いました。
その道中、シューベルトの歌曲集「冬の旅」をイヤホンでずっと聴いて、
何曲かは歌詞をそらんじて歌えるくらいになりました。
「魔王」もよく聴いて歌っていました。
なんか、(おこがましいけど)グールドのノリに近いかなあ。

本人も、「よく生き残れたと思う」と言うくらい、
崖っぷちをソロソロと危なげな足取りで進み続け、
綱渡りのような状態を切り抜けた、そんな感じがありました。

大学入学前に診断書とともに本人の特性をお伝えして、お願いした支援の一環として、
得意を伸ばす、という観点から、ドイツ語既修者クラスに特例で入れてもらい、
第2外国語にフランス語を選んだあたりから、少しずつ、明るい方へ・・・
そして大学時代から学び始めたギリシャ語ラテン語にすっかり心奪われて、
院への進学や研究者を視野に入れてからは、どんどんイタリア語に傾いていき、
実際イタリアに行ってみる!というところまで、ぐんぐんと伸びて行った様子は、
振り返ると、本当に「苦悩を通して歓喜へ」という感じです。

息子と一緒に観た映画「敬愛なるベートーベン」を思い出して、
いつか、ナカリにも歓喜の時が訪れますように、と、改めて願いました。
※ この映画では写譜師(コピスト)の女性が登場しますが、
  息子のピアノに注目してくださった女性の先生から、
  「女性作曲家が少ないのは、昔は女性に楽譜の出版権が無かったから」と伺いました。
  ナカリには、女性というプラスアルファの生きづらさもありますが、
  だからこそ、応援したい、一緒に道を見出したい、と強く願います。




ところで、
息子に新しいメガネの調子を電話で聞いたら、
「人の顔が見えすぎて辛い、メガネが無い状態の良さというのが分かった」とのこと。
わー、ナカリと似てるや。(タイプは違うけど、二人ともしっかり発達障がいです。)
やっぱり、人の顔、というのは不規則な変化をするので苦手みたい。
まる顔、とか、髪型、とか、
ざくっとした印象で把握(タグ付け)しているくらいの方が楽なんだそうです。
なるほど・・・ほんとに、人それぞれだな。
その辺りをまわりに認めてもらえてたら楽になれるよね。
生きにくさ、は、まだまだ抱えながらだろうけど、それでも何とか頑張って!
息子にも、遠くからエールを送り続けていきます。


さあ、明日はナカリとカウンセリング!
相談事項をまとめて行きます。ふぁいと~



思い出 | 22:24:08 | トラックバック(0) | コメント(10)
コメント
こんばんは。

ふむふむ…ご子息、頑張られたんですね…そして今も頑張って居られる…。
いやはや、自分自身が恥ずかしくなってしまいます(笑)
大きな病気をやって何年も寝たきりで、それが一応治っても毎日に対して目標も無くふらふらと惰性で生きてる自分が…。
昔はこんなんじゃなかったのに、今では半隠遁生活です(苦笑)
ドイツ語にフランス語にイタリア語でトドメにラテン語ですか!僕は全部解りません!(笑)
何せ高校時代の英語のテストですら殆ど赤点だった程です。
でも慣れというのは凄いもので、20代後半に独りで香港からギリシャまで陸路旅してたうちに普通に英語くらいは話すようになってました…。
英語さえ出来れば大体何とかなったのでヒンディーもペルシャ語もトルコ語も殆どわからず仕舞いでしたが、何年か定住したタイの言葉は覚えました。
まわりが現地の人ばかりで日本人が居なければ、嫌でも鍛えられます(笑)

たまに姉が息子(甥ですね)に英語を教えてやってくれと言うのですが、
日本の教科書英語なんか僕は教えられません。そんなの勉強しても生きた言葉は身につかないですね。
荒療治でも単身で海外に出て暮らして揉まれるのが一番手っ取り早い気がします(笑)
2017-06-14 水 00:05:30 | URL | いぬふりゃ☆ [編集]
いぬふりゃ☆さんへ
香港からギリシャまで陸路旅って、すごいです!それは息子には絶対無理です。
ほんとに人それぞれですね。
現地で生の言語を身につけられたのも、すごいです、学校英語とは全然違うでしょうね。素晴らしいと思いました!

息子は、苦悩の時代には、生きてるのが辛い、と、今にも死にそうな毎日でした。
それでも、好きなこと、が彼を救ったんだと思います。
大きな凸凹を抱えていることに、先ず本人が気づいて、凹の部分は諦めること、も、必要でした。繊細で不器用な生き方しか出来ませんが、それでもなんとか光を見出せたのは、支えてくれる人に出会えたからだと感謝しています。
語学は彼の凸部分であり、それで道を開けたことが救いでした。決して自慢のつもりで書いた訳ではないですが、すみません。
以前にも、別の方から、私の見方が息子の方に片寄っているため、ナカリが辛いのでは、というご心配をいただきました。続けて息子の話題になり、自分の心を点検中です。
なんか、うまくお返事できなくて申し訳ないです。誰もが光を見出せる訳ではないかもしれませんが、ナカリと一緒に模索したいです。
コメントありがとうございました。
2017-06-14 水 02:08:45 | URL | ナカリママ [編集]
ナカリママさん、こんにちは^^

ほう~、中学生の時からドイツ語ですか! さすがです。
(絵もお上手だったんですねぇ。)
それが大学での第二外国語のフランス語に結び付いていったんですね。
フランス語からイタリア語は、すぐですよね。
私は語学は決して得意ではなく、イタリア語は今は全然読んでいませんが、フランス語に訳しながら読んでいくと、結構意味がダイレクトに分かって楽しいと感じました。
イタリアは息子さんはもういらしたのですか? これからなのでしょうか?

一人で外国にいると、集団から切り離されているという解放感のような心地良さがあります。
集団が苦手で、外国語が得意な方は、外国暮らしは楽しいかもしれません。
息子さんは給費留学生になって、外国にいらっしゃると良いんじゃないかなぁ、という気がします。

シューベルトの歌曲というのも、またまたちょっと共感点です。
幼稚園の時、シューベルトの歌曲が好きで、毎日聴いていた時期があったのですが、ものすごくドイツ語の意味を知りたいと思いました。
周りに教えてくれる人がいなくて、そのうち興味がなくなりましたが・・笑

「よく生き残れたと思う」というのも、私も本当に同じ表現で、自分のことを言っていたと思います。

すみません、いつも息子さんの話題になると、つい、つられて自分の事をあれこれ書いてしまって・・・。
2017-06-14 水 12:19:20 | URL | Ariane [編集]
こんにちはm(_ _)m
好きこそ物の上手なれとは、このことですね♪強要されない自然な意欲に勝るものはないなと、改めて感じさせられます。いや、もう...感服!
他国の言葉が理解できたら、映画の見方も180度変わりそうです。あ...
個人的すぎましたねσ(^_^;)
2017-06-14 水 14:35:19 | URL | ゆるパパ [編集]
こんばんは
ここでのコメントは初めてとなります。
よろしくお願いします。

息子さん、苦労したのですね…
それでも、得意を伸ばす観点から頑張れるようになったのですね。

これからも、息子さんが自由に頑張れますように!
2017-06-14 水 20:11:09 | URL | INてぐらる [編集]
Arianeさんへ
あたたかいコメントありがとうございます。似ていると言っていただき、前を歩く、人生の先輩が居てくださることに、励まされる気持ちです。
息子は、去年の9月に、イタリア会館を通してボローニャへ語学研修に行ってきました。スマホから投稿しているので、記事のアドレスを貼り付けられないんですが、「息子のイタリアだより」、でサイト内検索していただけたら、写真つきの記事で報告しています^_^。良かったら見てやってください。

母はナカリのことを一番心配していましたが、一番世話したのは上の息子なので(まだフルタイムの共働き時代に孫の面倒をみてくれたので)、彼のこともずっと気にかけていました。無事にイタリアに行ってきたよ、と写真を見せたら、自分もイタリアに行ったような気持ちになったと、たいそう喜んでくれました。亡くなる前に、祖母孝行してくれた、と思います。
今はすっかり地中海に心奪われていますが、根っこには長い期間ドイツへの憧れがありました。バッハもベートーベンもゲーテも、彼の原点です。
ご自分のお話を聞かせていただけて嬉しいです。これからもよろしくお願いします。




2017-06-14 水 20:40:18 | URL | ナカリママ [編集]
ゆるパパさんへ
コメントありがとうございました!
好きこそ、は、ゆるパパさんもそうですよ(#^.^#)すごいエネルギーを感じて、いつも力づけられています。
外国映画を字幕で観る楽しみの一つに、聞き取れた!という喜びや、こんな風に訳すんだ!という発見があって…
中学生のころ、オーメン2を劇場で見たとき、お茶のおかわりは?という問いにtwoと答えた字幕が、「僕も」となっていて、いたく感心したのが今も忘れられません。
つい盛り上がってすみません。映画っていいですね〜!
ゆるパパさんの映画解説、これからも楽しみに読ませていただきます!

2017-06-14 水 20:59:28 | URL | ナカリママ [編集]
INてぐらるさんへ
コメントありがとうございます!
INてぐらるさんの、もう一つのブログに、いつも力づけられています。感謝です。
得意を伸ばす、に加えて、適切に自己アピール出来るように…と、息子の話を聞く度に思うので、記事を読ませていただいて納得!でした。これからもおじゃましますね。よろしくお願いします。
2017-06-14 水 21:04:49 | URL | ナカリママ [編集]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2017-06-19 月 00:39:03 | | [編集]
鍵コメントさんへ
心動かされるコメントを、こちらこそ、ありがとうございます。
苦悩の時期は、本人が一番辛いとはいえ、確かに家族も苦しかったです。忍耐…と言っていただいて、改めて、当時の暗闇を思い返しました。
どうなるか、先のことが全然見えない中、投げ出さなかった、諦めなかった、のは、今にして思えば、心の中のどこかで第九が鳴っていたからかもしれません。
苦悩を通じて歓喜へ!
この思いに支えられて、乗り越えられたのだから、きっとナカリにも、そんな日が来るよ!そして一緒に私も歓喜を味わいたい、だから何とか日々こえていける…

あたたかい応援、重ねてありがとうございました。
2017-06-19 月 20:26:13 | URL | ナカリママ [編集]
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad