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Author:ナカリママ
「無事にね!」は下の子どもの口癖です。その本人のホームページとリンクしています。一般的には子育てを終えている年齢ですが、まだまだ当事者である子ども達から学ぶことばかりの毎日です。

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支援学校も支援学級も在籍人数が急増している
ご訪問ありがとうございます。

連休が明けると、また、日常生活が始まりますね。
子どもたちは「学校」に戻っていきます。

ところで
少し前の朝日新聞に、「特別支援学校の教室が足りない」という記事が載っていました。
↓ グラフを見ると、特に「特別支援学級の在籍者」の増加具合が一番激しいです。

特別支援学校、3400教室不足 在籍者が急増(4/30朝日新聞デジタル)

急増の背景にはさまざまな要因があると思いますが、その分析はさておき、
現実に、支援を必要とする子どもたちが増加している中、まずは対応が急がれる、と思います。


少し前の親の集まりでも、後輩ママたちからの声として、
「支援学級在籍児の人数を、原学級の人数に加えてほしい」という要望が聞こえてきました。

何のことかな?と思われる、でしょう。

大阪では、支援学級に在籍している子も、基本的に、学校生活は他の子どもたちと同じ「原学級」で過ごします。
そして、授業の内容によって、支援学級の担任や介助員さんが「入り込み」をして、教室で一緒に授業を受けたり、
一日のうちの数時間だけ教室から抜けて、支援学級の教室に行き、1対1や、少人数での授業を受けたりする、
そういう形が、ずいぶん昔から行われてきました。

支援学級の呼び名は、学校ごとに違って、「○○学級」とか「学習室」とかですが、
その在籍者も、みんな、自分の学年の通常学級に当たり前に所属している、
ということです(書類上は違います)。
書類上は特別支援学級にしか在籍していないけれど、表向きは「二重在籍」になっている、
という感じです。
で、
この「書類上」ということが問題になるのは、原学級のクラスの数、先生の人数に関わってくる場合です。


支援学級の定員(クラスの人数)は、上限8人で、クラスは、障害種別ごとに決められます。
(それによって、担任教諭の人数も決まります)
一方、原学級の定員は35人(小学校低学年)か40人・・・
先に書いたように、この生徒数には、支援学級在籍の子どもは含まれません。
実際には教室に居て一緒に授業を受けている、のに、です。

子どもの人数が定員ギリギリの場合、
学期途中でも転出、転入などで、クラス数が変わり、クラス替えが行われることがありますが、
その場合も、支援学級の子どもの人数は関係ないことになります。
なので、
現実に一クラスの子どもの数が35人や40人を超えていても、書類上は超えていないので、そのまま
・・・という実態が増えているそうです。
それはおかしいのではないか?という問題提起は、私たちの頃にもありましたが、
最近の支援学級在籍者急増もあって、保護者の中から改善を求める具体的な動きが出てきた、とのことです。
ことは、支援学級在籍児だけの問題ではなく、
原学級の生徒の問題、にもかかわってくるので、一般の保護者の理解も求める必要があり、
後輩ママたちも、知恵を絞って、問題提起の文面を考えているようでした。


「共に生きる教育」を進める立場からは、
「特別支援学級」だけを、学校の中で別に切り離して教育活動を進める、というのは本意ではありません。
なので、現在の形が生まれたのですが、
全国的にはこういうやり方は少数派のようです。
クラスの人数の上限や、それに伴う教員の配置人数、といったことは、全国レベルで定められているので、
その矛盾が、
原学級の人数の増加(教員配置が追い付いていない)、という形で表れてきているように思われます。

悩ましいところです。

ただ、
ナカリの場合(上の子も、でしたが)、通常学級で他の多くの同級生と一緒に学ぶ形になじむことが出来ず、
かといって、支援学級が、安心できる居場所にもなり切れず、結果として不登校
→ 支援学校への転校検討、や民間施設との並行通学を模索、
という状況になったので、「共に学ぶ」のが本当に良かったかどうか、即断できません。
(ただし、保育所時代「共生保育」の名のもと、みんなと一緒に生活できたことは、確かに大きな経験でした。)

それに、
子どもたちは二人とも、もう「学校」とは関わりないところまで成長してしまったので、切迫感が違いますが、
後輩ママたちの話を聞いていると、何とか、この実態を上手く解決する方法はないのか、
と思わずにはいられませんでした。
実態に合わせて、臨機応変に、学級数や教員数を増減できればそれに越したことは無いのですが、
公立学校の教職員の給与は税金に関わるので、どこまで学校に裁量権があるか、問題になるでしょうね・・・


ちょっと、固い内容になってしまいましたが、
このところ、ずっと気にかかっていた問題なので、記事にさせていただきました。
地域によって事情が異なると思うので、
ピンとこない?後輩ママさんたちがおられたら、心配させてすみません。

「特別支援学級」のイロハについては、詳しい記事があったので、最後に貼りつけておきます。

特別支援学級を徹底解説!障害ごとの教育内容から卒業後の進路まで

(今は、いろんな情報がネットで得られるので、ほんとに便利になったものだと感心します。
昔は、親同士の口コミや数少ない書籍や講演会に頼らざるを得なかったのですが、時代が変わって感慨深いです)



連休中に、ナカリのために作った中型カゲウラさんと、小型マスコットの追加3人(右側)
とても喜んでくれました(^-^) 作り甲斐がありました。
ぬいぐるみ6人+カゲウラさん CIMG0785









未分類 | 23:19:31 | トラックバック(0) | コメント(8)
コメント
リンク先の詳しい記事を拝見しました。
娘が小学校に行っていた20年前と比べて、ずいぶんきめ細かくなっているんですね。
娘の時は学校とは別の場所に「適応指導教室」があって、独自の活動をしていました。今でいう「特別支援学校」にあたるのでしょうか。
そこでは勉強は本格的には教えず、レクリエーションとか趣味的なことが中心ののんびりした環境でした。ですから勉強は自宅で公文式とか進研ゼミなどの通信教育を利用した記憶があります。
現在は教員数の問題があるとのこと、なかなか大変ですね。
2017-05-08 月 05:21:29 | URL | 鶏ささみ [編集]
鶏ささみさんへ
リンク先まで見てくださってありがとうございました!

ほんとに、昔と比べて、支援の形も多様化していてビックリです。

「適応指導教室」は、上の息子が通いました。不登校対策の教室で、市内にひとつしかなくて、あちこちから、いろんな年齢の生徒さんが通ってきていました。でも、娘は支援学級在籍だったので、当時は、二重支援になるとかで、そこへは通えず、隣の市の適応指導教室に通いました。
「特別支援学校」は、それとは別に、小学部から高等部まである、府立の学校で、障がいのある子どもだけが通っています。何というか、その支援学校でも不登校が起きている状況があって、子どもが成長する過程には、ほんとにいろんなことがあるものだなあ、と…

鶏ささみさんの娘さんも、適応指導教室に通われてたのですか?
そこでの学習の様子は、我が家も似た感じでした。
いつもながら親近感、です( ^ω^ )

コメントありがとうございました。

2017-05-08 月 10:41:10 | URL | ナカリ母 [編集]
ちょっと言葉足らずでした。
小学校1~3年は普通学級に通いました。
小学校4年から病気が悪化して不登校。
精神科の治療を受けて改善し、小学校5年は適応指導教室。
小学校6年は普通学級に復帰。
という感じでした。
この後も中学で普通学級に通ったり、バテて不登校になったりと
いろいろと繰り返しました。
高校は通信制高校と連携しているサポート校に入りましたが、3ヶ月間通学してダウンし、その後は在宅でレポートを提出しました。ギリギリ高卒資格を取りました。
2017-05-08 月 12:43:59 | URL | 鶏ささみ [編集]
鶏ささみさんへ
詳しくありがとうございました!
やっぱり、とても似ていて驚きます。うつの子どもたち二人とも、通信制高校の技能連携校に通いましたが、上は結局、高卒認定試験で資格を得て退学、下は通学が困難で、途中からインターネット通信制に転校しました。
紆余曲折、なかなかストレートな進路になりませんでしたが、おかげで世の中には多様な生き方があると学びました。
今は感謝の気持ちです。
鶏ささみさんとも巡り会えて嬉しいです。

こうやって穏やかな気持ちで過去を一緒に振り返ることが出来るなんて…。いつもありがとうございます。
2017-05-08 月 13:49:38 | URL | ナカリママ [編集]
はじめまして
子供達の福祉は、その国の福祉と民度を示します。

どこの国でも、
子供達の福祉は後回しです。
子供達には参政権がないですから、
政治家はとことん無視します。

従って、
ある国の子供達への福祉は、
その国の国民の民度の高さ、
社会福祉全体のレベル、
福祉国家であるか否かの指標です。

残念ながら、
今の日本は、
福祉国家には程遠いですね。

弱者切り捨ての国家では、
真っ先に切り捨てられるのが子供達です。

戦争中にも、
戦犯達は最後まで御馳走を食べ、
子供達は十代で自殺攻撃を命じられ、
餓死と栄養失調が蔓延していました。

子供達が幸せになるためには、
お母さんが幸せでなければなりません。
子供達が減っているのは、
お母さんが大切にされていないから。

悲しい事に、
日本の女性でも、
母親でない方は、
日本の母の苦悩を知りません。

知っていても、
菊池桃子のように、
独裁者の犬になって媚を売れば、
自分だけは良い思いができる、
そういう計算高い残酷な「母親」も居ます。

せめて女性達が、
全員選挙に行き、
戦争に反対し、
福祉を掲げる野党に投票すれば、
状況が変えられますが、
女性の多くは、
目先と我が子の事で一杯で、
我が子が将来、
戦争に行かされたり、
戦死したり、
日本が軍国主義独裁国家になる、
そんな事には無頓着なのです。

残念です。
2017-05-08 月 18:56:33 | URL | motomasaong [編集]
motomasaongさんへ
はじめまして。

>ある国の子供達への福祉は、
 その国の国民の民度の高さ、
 社会福祉全体のレベル、
 福祉国家であるか否かの指標です。

そうですね、似た言葉で、
「罪を犯した人に対する処遇」が、その国の民主制の度合いを測る指標になる、
というような内容も聞いた覚えがあります。

>子供達が幸せになるためには、
 お母さんが幸せでなければなりません。

そう言い切っていただけて、母という立場を持つ者の一人として力づけられます。
私自身、
支援が必要な子の母達の自助グループに所属したり運営したりしていますが、
「支援するためには支援者の心身の健康がまず大事」と、しみじみ実感する毎日です。

「目先と我が子のこと」を突き詰めていけば、政治と無関係ではいられなくなるのが現実だと思うのですが、そういった話がしにくい場面も多いです。
ひるまず、しっかり意見をもって、積極的に政治に関わっていくことが、
我が子を守り、未来の世代を守ることになる、という「母の視点」も大事ですよね。

motomasaong さんのブログで、後藤さんの衝撃的な写真を見てしまい、
胸が苦しい思いです。
私も過去記事で「後藤さんが伝えたかったこと」という文章を書いたことがあり、
http://nakarimama.blog.fc2.com/blog-entry-14.html
自分自身で再度読み返して、湯川さんや後藤さんのことを想っています。

残念、と嘆かれないような母でありたいな、と改めて思いました。

コメント、ありがとうございました。

2017-05-08 月 20:40:10 | URL | ナカリママ [編集]
発達障害の児童が増えているのに特支学級が増えてないのは問題ですよね。
某巨大掲示板では「アスペは特支学級行けよ」みたいな論調も見ますが、
そもそも軽度の発達障害では特支学級希望しても大半は入れてもらえないですし、
発達障害学級とかできないものかなと思います。
2017-05-12 金 13:23:18 | URL | ponch [編集]
ponchさんへ
こんにちは、コメントありがとうございます。

支援が必要な子どもの数が増えているのに、支援の体制が追いついていない、というのは、ほんとに何とかならないか、と・・・。
子どもは日々成長するので、待ったなしに、すぐ対応が必要な事案だと思うのですが、本気で対応しようとする動きが見えてこなくて、もどかしい思いです。
掲示板の類はほとんど見ないので分からないんですが、アスペルガーという言葉だけが一人歩きして、正しく理解されないまま、言いたい放題になっているような気がします。
言いたい人が勝手に言ってる意見はスルーすれば良いですが、当事者や家族にとっては、そういう論調は悔しいですよね。次の記事に載せたような感想を書いてくれる学生さん達もいるのに、と思うと、悲しいです。

「発達障がい学級」的なものを求める声は、後輩ママさん達からも、よく聞くので、ぜひ実現して欲しいなと、私も思います。

2017-05-12 金 17:28:01 | URL | ナカリママ [編集]
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