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Author:ナカリ母
「無事にね!」は下の子どもの口癖です。その本人のホームページとリンクしています。一般的には子育てを終えている年齢ですが、まだまだ当事者である子ども達から学ぶことばかりの毎日です。

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「ありがとう」が戻ってきた母 ~サイエンスゼロ「人間とは何か?」
ご訪問ありがとうございます。

一時はどうなるかと思われた母ですが、ほんの少し、落ち着いてきました。
今日は、電話を切る際に「ありがとう」という言葉が出て、
ああ、これ、この言葉、久しぶり!やっと、戻ってきた!
("^ω^)・・・ホッとしながら、こちらも「ありがとう」

ただ、
叔父からの電話によると、昼ご飯を食べたのに「食べてない」と言い張ったり、
櫛が見当たらないのを「誰かが盗ったんや」と言い張ったり、
まだ危うい状態であることに変わりはないのですが、
今日の電話のやり取りでは、「孫たちが頑張っているから自分もがんばらないと」とか、
「もう一度だけ、大阪に行きたい」とかいう言葉を繰り返していました。

認知症の症状は、マダラ模様で進んでいくようで、
落ち着いたかなと思ったら、またキッと厳しい表情になったり。・・・とにかく一日一日。
この過ごし方はナカリの入院前後と同じです。

「すべてのことを愛をもって行いなさい」と、聖書の言葉を説いていた母が、
だんだん母でなくなっていく姿を見るのは辛いです。


それで思い出したのが、少し前に見た、NHK教育テレビ番組「サイエンスゼロ」。
「人間とは何か? アンドロイド研究最前線」という特集。

上記、番組HPで動画を見ることが出来ますが、「テレノイド」という小さな人型ロボットが、
「ねえ、だっこしてだっこして」と言い、だっこすると「ありがとう」と言う場面があります。
一見、引いてしまう感じの造形ですが、老人介護施設に導入されて成果を上げている、
というのも、観ていてうなずけました。

テレノイド images


>重要なのは人の存在感を再現するのに
 人の全てを再現する必要はない
 たとえば、この場合だと
 だっこできる触感と
 人間らしい声の2つがあれば
 充分に人の存在感を得ることができる

・・・とのこと。

母の手元には、ナカリが何匹も(笑)持っているぬいぐるみ「マメゴマ」が1匹います。
ひよこの着ぐるみに入っているので「ぴよちゃん」と名付けて、
入院先の病院でもいつも手元に置いて、見る度にナカリを思い出してくれていました。
なにもしゃべらないぬいぐるみでさえ、癒し効果があるのだから、
この「テレノイド」が母の手元にあったら、認知症の症状も少しは和らぐんじゃないかなあ。


実はナカリも「アンドロイド」が欲しい人です。
パラレルワールドにたくさんいるイマジナリ―フレンズ(ラバーズ)たちを「体感」したい!
その一つの手段として、
コスプレして写真を撮る→写真を切り抜いてイラストを描き込む→背景写真と合わせる
という「コラボ」作品をたくさん作成してきました。
それでも、足りないのは、「声」と「身体」!
イメージが近い声優さんのCDを買って想像力を働かせるのに加えて、
今年の誕生日には、ついにソフトマネキンを買いました!
(人型の抱き枕も試してみて良かったのですが、より、リアルを求めて行きついたのがソフトマネキン)

ナカリ自身が自分と重ねてとても共感した映画について、過去記事でも書きましたが、↓
映画「ラースとその彼女」
そこに出てきた等身大のリアルドール「ビアンカ」のように、
自分も等身大の恋人がほしい!ということで購入を決意。

衣服を着せて、カツラをかぶせて、目と口、髭を書き込んで、一緒に写真を撮りました。
大・満・足。

声の方も、声優の大塚明夫さんの渋い声にうっとり。
頭の中では、パラレルキャラがその声でしゃべります。

彼女のイマジネーションの力といったら、どんなにすごいか・・・

これが、もっと進化して「しゃべるアンドロイド」が相手なら、どうなるかな。

たとえば、こんなやりとりまでできるアンドロイドがすでに生み出されていて、驚きです。
「エリカ」↓



ナカリにとって、現実の人間はハードルが高すぎるので、
こうしたアンドロイドと、安心してやりとりの学習ができたらなあ・・・

いや、でも、それで満足してしまっては問題解決にはならない。
それこそ、「人間とは何か?」ですね。


映画「ラース・・・」の中で、
ラースが「ビアンカ」の力も借りながら現実の人間関係をつくり始めるにしたがって、
「ビアンカ」は病気になり、ついに亡くなってしまいます(救急車で運ばれて、ほんとにお葬式まで行われます)。
ナカリにも、いつか、パラレルワールドが薄れてリアルの人間関係ができる日が来るのかな。
(きっと、それでも、イマジナリ―フレンズたちはずっと必要な存在だろうけれど)


NHKの番組で、アンドロイド製作者の石黒教授が
「アンドロイドは人間のコピーを作ろうとしているわけです。
人間のコピーができたところから
心とは何か、意識とは何か、
アイデンティティとは何か
そういった問題を理解したいと思っています。」
と話されていました。
深いなあ・・・

あれ・・・何だかよく分からない方向に話が広がってしまいました。
尻切れトンボになってすみません。

明日も穏やかな母でいてくれますように。



読んだ本・文章、見た映画・ドラマ、聴いた音楽 | 22:26:00 | コメント(6)
コメント
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2017-02-04 土 01:12:31 | | [編集]
耳が痛い話です

介護職員たる私達がもっとしっかり対応すべきなのでしょうが…
アンドロイドに任せてしまうのは申し訳ない気も。

でももし仮に人間と見分けの付かないアンドロイドが普及した場合、
それを利用する人の想像力を(イマジネーションを)奪いかねないとも思います。


オチのない話ですが(-_-;)
いつも頑張られている記事に励まされます
2017-02-04 土 10:51:24 | URL | そうまとう [編集]
ナカリままさんへ!!
節分ですが、春は名のみか風の冷たさですねー。
映画は素晴らしいですねー。!
自分と重ねてみたりも出来て参考にもなり勉強になるものねー。。
私事ですが、胃カメラをやってきましたが、おかげで無事でした。
まだ腸カメラが残っていますが、他事ながら安心願います。千田さんはタイトル戦出場を決めて6段に昇段しました。順調に進んでいます。。
2017-02-04 土 17:01:59 | URL | 荒野鷹虎 [編集]
鍵コメントさんへ
本当に、人間の「感情」くらい、不思議な働きはないですよね。
脳の不思議、と言った方がいいのかな。
人工知能の開発が進んでいるけれど、「知能」は追いついても
「感情」をもたせるのは難しいみたいですし・・・。
自分で自分の感情をもてあますときもあるけれど、
こころの働きが鈍らないように、大切に取り扱っていきたいです。

2017-02-04 土 21:34:25 | URL | ナカリママ [編集]
そうまとうさんへ
こんばんは!
お忙しい中、コメント、ありがとうございます。

励ましたり励まされたり、で、私もいろんな人のブログに力をもらっています。もちろん、そうまとうさんのところでも!

介護のお仕事は本当に大変だなー、と、母と電話で話すたびに実感する毎日です。
人が介護をする「手助け」レベルでの活用として考えたら、
アンドロイドにもいろんな可能性があるかも、と、
「テレノイド」に触ってみたくなった私でした^^;(ちょっと勇気が要りそうだけど)

でも、個人的には、マネキンの「ビアンカ」の方に共感してしまいます。
ホッとする映画です、機会があれば是非おすすめ、です。


2017-02-04 土 21:41:42 | URL | ナカリママ [編集]
荒野鷹虎さんへ
こんばんは!ご訪問&コメントありがとうございます^^

本当に、春はまだもう少し先みたいですね。
お体の調子は戻られましたか?お大事になさって下さいね。

映画やドラマに自分の経験を重ねられるのも、人間らしさですよね。
この映画「ラース・・・」には泣かされました。

千田君の応援も続けています!この前のNHK杯では、貫禄がついてきたな~、と、安心して見ていられました。タイトル戦も今から楽しみです^^

2017-02-04 土 21:46:29 | URL | ナカリママ [編集]
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