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Author:ナカリママ
「無事にね!」は下の子どもの口癖です。その本人のホームページとリンクしています。一般的には子育てを終えている年齢ですが、まだまだ当事者である子ども達から学ぶことばかりの毎日です。

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「なってみないと分からない!」と言われる側の気持ち
ご訪問ありがとうございます。

今朝がた4時半ごろに母からの電話で飛び起きました。
思うように自由にトイレに行けない、とか、絶対来るはずがないと思われる親族が来た、とか、
ここは一度入ったら出られない所だ、ここは自分がいる(べき)所じゃない、
こんなんやったら、首吊って死んだ方がいい、とか、
聞き取りにくい小声でいろいろ話し続けて30分近く・・・
イライラが声の調子に出ていたのか、私の対応に対しても気に入らなかったようで、
「こんなになってみないと私の気持ちは絶対分からん!」と、ここばかりはという感じで強くはっきり言いました。


これ、ナカリからぶつけられた言葉に通じます。
(以前、「アイアムサム」の映画の記事に書きました。)

そう、
私は自閉症ではないから、自閉症になってみないと分からないことっていっぱいあるだろうな。
でも、そう言われても、何て答えたらいい?
分からない、その通り、としか言いようがない、だから何?
じゃあ、こっちからも言うけど、健常者とか定型発達者とか言われる立場も、絶対分からないでしょ。

この言い合いじゃ、どこまでも平行線、だね。
とにかく、相手を分かろうとしている時に、「なってみないと分からない!」と言われるのはキツイ。
少なくとも、私は親として、我が子の置かれている状況を少しでも理解したいと努力した。
だから、傷ついたし、言い返したし、一緒に泣いた。

でも、

今、
母の「認知症」というはっきりした事実を前にして、どれだけ理解しようと思っているかというと、
もう勝手に言ってれば、と、投げ出してしまいたい気持ちの方が強い。
「絶対来るはずのない親族」の「用事」を確かめてくれと頼まれたので、朝起きて連絡したら、
思った通り、それは母の思い込み(混乱)で、その親族は母がホームにいることすら知らなかった。
これはいわゆる「せん妄」状態?そこまで認知症が進んできたの?

「なってみないと分からない!」と母は愚痴る(毒づく)けれど、
将来なるかならないか、なんて、私にだってわからない。

私はどんな高齢者になるんだろう。

介護疲れで、親族が高齢者に手をかけてしまった、という事件が後を絶たないけれど、
これ、遠距離介護だからまだ持ってるんだよね、きっと・・・。ずっとそばに居たら耐えられない。
母が母でなくなっていく、良かったことが遠ざかり、辛いこと腹立たしいことばかりがつのっていく・・・

少なくとも私は、年老いて、いろんなことが分からなくなった時に、
相手に対して「私の気持ちなんか(なってみないと)分からないでしょ!」と毒づく状態にだけはなりたくない。
・・・って言ってても、分からないか。
今までできていたことが出来なくなって、歯がゆくて仕方ないんだろうなあ。
この先のことを考えたら不安でどうにかなりそうなんだろうなあ。
誰も自分のことなんて気にかけてくれないという寂しさでいっぱいなんだろうなあ。

でも、受容出来ないよ。
ごめん、お母さん。

母とナカリは似ている。
いろいろなことを溜め込んでストレスやトラウマに苦しめられて、被害妄想が激しくなるんだよね。
それこそ、ナカリが高齢者になった時、どんな風になるだろう、
その時私はもうこの世にいないだろうから、側で支えることはできない、
支えてくれる人に対して、最低限の礼節は失わないでほしい・・・

何だか、悲しくて空しくて、自分が嫌で、逃げ出したい気持ち。
「なってみないと分からない!」 この言葉の破壊力はすごいな。
ガラガラと崩れていく、いろんな良かった想い出までもが・・・
哀しいな。

今日は朝まで寝てくれるだろうか。
携帯電話は鳴らないだろうか・・・
落ち着かない夜です。
暗い記事ですみません。

どんな風に年をとるか、ということは、とてもとても大事なことだ、と、
まだ21歳になったばかりのナカリの将来を想うのでした・・・




未分類 | 00:04:02 | コメント(8)
コメント
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2017-01-25 水 01:30:11 | | [編集]
実際、お互い苦しい部分もあるけれど、恵まれている部分もあると思います。
姉には、あんたは一生働かなくても生活も老後も保障されているし、
(経済面では年金、老後は備えがなくても、
精神科入院という逃げ場や行き場がある。
入院したら食事の用意までしてくれる。などなど。)
あんただけずるい!私も障害者になりたい!なんて事を逆に言われたりします。
なったら?と思う反面、あ、私、障害者で恵まれた部分もあるんだ、
と嫉妬されてようやく気付きます。
相手に嫉妬できる部分を見つけて、それをぶつけてしまえば、
相手も自分の恵まれている部分を認識する事が出来るのかもしれません。
どちらにしても喧嘩になるし、不平等感じさせられるものになりますが、
嫉妬しちゃえば、なんだか違う一面を発見出来そうな気がしました。
ナカリママさんは優しすぎるから、私の姉と違って、
相手の苦労ばかりくみ取ろうとされるのかな、と思いました。
まだまだ私はナカリママさんからすると人生経験は足りませんが、
読んでいて、毒姉の事と照合すると、逆転の発想っていうものありかな、
と気付かせてもらえました。読んだ今、ちょっと毒姉に、感謝しています。
2017-01-25 水 04:02:52 | URL | Sumi [編集]
私が「なってみないと絶対にわからない!」という言葉をぶつけられたら
「そうだねえ、しかたないねえ、人間みな別々だし、基本は一人だからね」とあっさり言っちゃいますね。

相手の事を絶対に背負い込みたくないという本能が強いから。

それとは別の角度から、その人の症状が軽くなる方法を合理的に考えることは一生懸命やると思いますけど。
2017-01-25 水 07:40:49 | URL | 鶏ささみ [編集]
鍵コメントさんへ
「平行線」・・・辛いですよね。
似た経験からいろいろ気遣ってくださってありがとうございます。
代わってあげたいけれど叶わない、そんな辛さもありますね。
あまり思いつめないで、ある意味「テキトウ」に聞き流すことも必要かもしれないです。
がんばります~


2017-01-25 水 20:22:13 | URL | ナカリママ [編集]
Sumiさんへ
何と言ったらいいか・・・
そんな風に(お姉さんが言われたように)捉えることも可能なんですね。

少し似ているかもしれないけれど、我が家の場合、
上の息子には診断名がなかなかつかなかったので(=ただの不登校児)、
ほとんど支援を受けないで、自力で頑張るしかなかったし、理解者も少なかった、、
それに対して、ナカリの方は、幼い頃から手厚い支援の中で育った、という意味で、
「ふつう」の立場の苦しさ、みたいなのを、ナカリに説いた(説教たれた)ことがあります。

また、小中学校頃の子どもは、支援学級の子の方が「ひいき」されている、と、
いじめの理由に使うこともあります(実際、それで辛い思いをした友達がいます)。

違いを認め合いながら一緒に生きる、って、難しいですね・・・
でも、諦めたら終わりだから、あがいてみるしかないかなあ。
いくつになっても、じたばたしながら、親子の間で格闘が続くような気もします。
(実際、母との間がそうなので)
「逆転の発想」・・・結構、効くかもしれません。
貴重なコメントありがとうございます!




2017-01-25 水 20:44:53 | URL | ナカリママ [編集]
鶏ささみさんへ
自分と相手の間に適切な距離をあけておけると、
お互いの抱える問題をごっちゃにしないで、冷静に対応することが出来ますよね。
鶏ささみさん、すごいなあ。
私も「人間みんな一人だから仕方ないねー」って、サラリとかわしてみたいな。
「母の問題」を「自分の問題」のように抱え込んでしまうからしんどいんだ、と、
ハッとさせられました。(これ、アダルトチルドレンですよね?)
少し気が楽になった気がします。
いつも、ありがとうございます~!


2017-01-25 水 20:49:32 | URL | ナカリママ [編集]
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2017-01-26 木 11:41:43 | | [編集]
鍵コメントさんへ
とても貴重なアドバイスをありがとうございます!
母の症状は、「認知症」ですが、娘の「自閉症」に近い部分もあり、
とにかく不安を軽減させるために肯定的な対応が必要、ということ、とても納得できます。
たとえ本人の思い込みや妄想であっても、とりあえずは聞き入れる(ふりだけでもOK)、
相槌を打つ、繰り返し一緒に話の内容を共有してあげる、などなど、
思いつく工夫はたくさんあります・・・
実行できるかどうかは、こちらの忍耐力が試されるところ・・・
少しでも症状を緩和させるために、もっと認知症について学ばないと、と思っています。
家族会などの情報も集めつつ、「遠距離」ならではの関わり方を考えたいです。
いろいろ親身になって考えてくださり、本当にありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。


2017-01-26 木 17:55:56 | URL | ナカリママ [編集]
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