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ナカリママ

Author:ナカリママ
「無事にね!」は下の子どもの口癖です。その本人のホームページとリンクしています。一般的には子育てを終えている年齢ですが、まだまだ当事者である子ども達から学ぶことばかりの毎日です。

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Watashi(8)
困ってる 10 CCI20150319_0000

成人当事者の方の講演会で聞いたことがあるのですが、
理解のスピードが違うと言葉のキャッチボールが難しくて、
思いが相手に伝えられない、自分自身でも把握できない、
そんな辛さがある、と・・・
まさに「異国に1人紛れ込んだような」辛さだろうな、と想像したりします。
そして、「ゆっくり」理解したり考えたりする人は、
急かされないで、ゆっくり付き合ってもらえたら、
少しでも気持ちを伝えることができる・・・とも。

娘の言葉は「単語」で終わることが多いので(体言止め!)、
「で、それがどうしたの?」と、優しく丁寧に聞き続ける姿勢が必要です。
(こちらの余裕が無い時にはイラッときてしまうので、注意注意

微妙な気持ちや、なかなか言葉にならない思いを、一緒に探っていく作業。
それが上手くいくと、コミュニケーションできた!感がお互いに持てて、
その積み重ねが信頼感、安心感にもつながるんじゃないかな、と思います。

なので、最初に本人が書いた「お願い」と同じく、
親としても、
周りの人たちに、
「どうか、怖い顔をしないで、(根気強く)理解しようとしてやってください」
とお願いして回りたい気持ちです。



困ってる 11-1 CCI20150319_0001
困ってる 11-2 CCI20150319_0001

先に書いた内容と重なりますが、
リアルとファンタジーの境目が分かりにくいことから、
ゲームのキャラにも何か意志や感情があるように思ってしまいます。
また、
CDなどで売られている音楽は、世の中一般の人を対象としている、
ということも実感しにくいようで、
聞いている「自分」だけに対して歌われているように感じてしまうみたいです。
頭では違うと理解できても、感情レベルではどうしても傷ついたり悲しくなったり腹が立ったりするようで・・・
う~ん、そうか~、でもそれ、聞いてる人みんな同じ歌詞を耳にしてるから、貴女に言ってるんじゃないから、
と、何度も何度も、本人が安心できるまで繰り返し説明が必要です。

(これも、こちらの余裕が無い時には「それ、自意識過剰じゃない?」とか、「考えたら分かるやろ?」とか
意地悪な対応になりがちで要注意です。
先ほど、周りの人にお願いしておきながら、なんなんですが、
本人からのお願いについて、一番心しないといけないのは、身近にいる親自身なんですよね・・・



困ってる 12 CCI20150319_0000

この件については、
ドクターから本人に直接「発達障がいの人は、音の大きさに過敏なことが多いみたいに
視覚についても『認知の歪み』がおこることがある」と説明していただきました。

実際には(物理的には)絵は変わらないよ、
ただ眉の角度が上がって「見えてしまう」ということだけなんだよ、
だから、イラスト(キャラ)が感情をもっていて怒っているわけじゃないんだよ、
と優しく繰り返して応答することで、本人に少しでも安心してもらうしかありません。

ハリーポッターの映画で、写真や絵が動くシーンが何度も出てきますが、
まさにあんなイメージみたいです。
理屈じゃないんですよね。
本人にはそう見えてしまうんだから、否定するだけだと余計に辛い・・・
(これは、幻聴も同じく。
本人には聞こえているんだから、頭から否定しないで、それ辛いよね~と共感しながら、
でもお母さんには聞こえないけどなあと何気にさらりと言っておく、程度がいいみたいです)



困ってる 13 CCI20150319_0000

小中学校で、自分だけ挨拶されなかった、とか、自分以外の他の子にだけ話しかけていた、とか、
場面場面の記憶がフラッシュバックするようです。
最初は、誤解じゃないか、被害妄想じゃないか、という気持ち半分で聞いていましたが、
確かに「意図的に外された場面」も実際にあったんだろうな(特に大人がいない場面で)、と、
だんだん共感して聴けるようになりました。
それは、EMDRのおかげでもあります。

「悲しくなった」→「腹が立った」→「でも言いたいことが言えなかった」(確かめられなかった)
その積み重ねで心の奥深くまで浸透してしまっている「不信感」「被害感情」を、
ゆっくりときほぐして、「でも自分は自分、大丈夫」と思えるように。
そして、悲しい気持ちがわかるほど、人に優しくなれる、ように。

大丈夫。
つらいこと、いやなことがあっても、きっと、それは人生の糧になる!
乗り越えていけるよ!



解決法 CCI20150319_0001

この冊子の作成途中に、概要を他のお母さんに話したら、
「そういう困った時に、どうしたらいいかも教えてもらいたいなあ~」と意見をもらったので、
本人に考えて書いてもらいました。

今、一番有効なのは「爆音で好きな音楽をヘッドフォンで聴く」ことみたいです。
(これはカウンセラーさんも推奨!)
ちなみに、母の解決策は「新聞紙を破る」「100均のプラスチック小物を壊す」です



ラストページ CCI20150319_0001

長い間お付き合いいただいた冊子の、これが最終ページです。
笑顔が大好き、笑顔を描くと笑顔になる、そんな娘の思いがあふれています。
自分が生み出したキャラ達に囲まれて満面の笑顔のナカリ、この笑顔を消さないように、
母もまだまだ修行しなくちゃ!・・・です。


最後まで読んでくださって本当にありがとうございました。



ナカリの作品 | 02:22:15 | コメント(2)
コメント
こんばんは(o^─^o)

ナカリさん、がんばりましたね~。ここまで自分を視覚化する作業が出来るまでになったんですね。
私は親だから、傍で見ていて分かる部分、、というか、気づいた部分は多いのだけど、
本人が自分のことに「言葉」で気づけるまでには、相当な道のりがあったんだろうなって思うんです。

ナカリさん、本当に娘に似ているなぁって、最後までそう思いながら読ませていただきました。
2015-03-27 金 23:55:03 | URL | むーに [編集]
むーにさんへ
最後まで読んでくださって本当にありがとうございます。
いただいた感想を娘にも伝えたら、照れながら、とても喜んでいました。
自分と似ている可愛い後輩の存在を知ることができたことも、大きな体験でした。
(親にとっても子どもにとっても!)

まだまだ外の世界に自分から出ていくことは難しいけど、
「自分を視覚化することができる」強みを大事に、
表現することを通じて(間接的にでも)人とつながっていけたらいいなあ~と願っています。
これからもよろしくお願いします。
2015-03-28 土 00:39:02 | URL | ナカリママ [編集]
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