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Author:ナカリママ
「無事にね!」は下の子どもの口癖です。その本人のホームページとリンクしています。一般的には子育てを終えている年齢ですが、まだまだ当事者である子ども達から学ぶことばかりの毎日です。

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大学での支援(2)
きょうだいでも、真逆のこともあり、似ているところもある、と書きましたが、
「同年代の人間関係が苦手」ということころは二人とも一緒です。

大学の事務局の方とお話しした際に、目から鱗だったことは・・・
「支援する側」として、障害学生支援窓口に関わってみたらどうでしょうか?
という提案です。
前回書いたように、当時はその窓口では発達障がい学生に対する支援は行われてなかったのですが、
「ノートテイク」など、聴覚障がい学生にたいする支援を行うボランティア学生を常時募集していたので、
そういう形で窓口と関係をつないでみたらどうか、という提案だったのですが、
「同年代の学生」が相手、ということと、自分の事で精いっぱいという実態から、
4年間、結局実現しませんでした。
ご提案いただいたのに、ごめんなさい。
でも、これは自分にとっては発想の転換!でした。

支援を求めて連絡をしたはずが、逆に支援する側になってみませんか?という提案をいただくとは・・・!
これも「本人の強みを活かす」という発想から繋がっているという感じがしますが、
「出来ること」を大事にする、そこから広げていく、という支援の姿勢に、
驚かされるとともに、頭が下がる気持ちがしたのを忘れられません。

大学入学後、本人自身が、
実際に大学生活を送る中で、他の学生さん達が「ノートテイク」をしている場面を何度も見た、
と、その様子を報告してくれたり、
私が勧めて本人にも読んでもらった「発達障害当事者研究」と同じ出版社から出た新刊、
「弱いロボット」を自分から見つけて大学生協で購入して持ち帰り、逆に私に紹介してくれたりもしました。

発達障害当事者研究―ゆっくりていねいにつながりたい (シリーズ ケアをひらく)発達障害当事者研究―ゆっくりていねいにつながりたい (シリーズ ケアをひらく)
(2008/09/01)
綾屋 紗月、熊谷 晋一郎 他

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弱いロボット (シリーズ ケアをひらく)弱いロボット (シリーズ ケアをひらく)
(2012/08/24)
岡田 美智男

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前書の著者、綾屋さんも、話すことが苦手、という部分を逆手にとり、
聴覚障害の方との「手話」を身につけて、人間関係を広げていかれました。
後書では、弱いからこそ活きる良さ、強味、をもったロボットの話が出てきて、
これも、ある意味、目から鱗、でした。

上の子は、大学では、毎日同じ生活パターン(同じ時間に同じ場所に行く)だったので、
同級生と話すことはほとんど無くても、学生食堂のおばさんと会話することが結構あって、
それが「人と話す」経験の積み重ねになった感じがします。
「食べる」ことに関わる会話は大事ですね。
体調を気遣ってもらえるあったかさに、親としてホッとしました。
お会いする機会のなかった生協の方たちにも感謝です。

また、「一人暮らし」によって、
必要に迫られて、ガス屋さん電気屋さん宅配便の業者さんたちと話す場面が出てきたり、
銀行に口座を作ってATMの操作を覚えたり、家計簿をつけることで生活の収支の概要を理解したり、
・・・支援といっても、何が支えになるかは場面次第、と改めて思っています。

とにもかくにも、やっぱり、「人は一人では生きていけない」ということ。
色んな意味で、子どもにとっても親にとっても貴重な学生生活だったなあ、と振り返りながら、
今は在宅の下の子どもにも、何とかして、その実感と、経験を・・・と願う毎日です。




思い出 | 08:47:20 | コメント(0)
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