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Author:ナカリ母
「無事にね!」は下の子どもの口癖です。その本人のホームページとリンクしています。一般的には子育てを終えている年齢ですが、まだまだ当事者である子ども達から学ぶことばかりの毎日です。

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「相手の立場を想像する」練習
今週、続けて驚いたことが二つ。

ひとつは、久しぶりの病院受診の時のもめごと。
思春期病棟から成人病棟に移って2回目。
病院内は、連休明けで、ものすごく混んでいました。
早めに着いたこともあって1時間近く待ってから受診。
その待ち時間に、待合室でヒトモメしてしまったのです。

きっかけは、ドクターにEMDRの報告をするにあたって、
中学時の話を再度確認しておこうとしたこと。
ナカリにとっては、「嫌なこと」の芋ずる式フラッシュバックで、
頭の中はキライキライが渦巻いて、「何で悪人が居るのよ」「世の中滅んでしまえ」
といった方向にどんどんエスカレート。
待合室で小声で話していても、彼女はヒートアップして「悪女たち死んでしまえ」の連発。
「世の中にはいろんな人がいる、相手の問題はほっといて構わない」など、答えても答えても、、
言葉だけでのやりとりでは彼女は納得せず、結局、ムスッとした表情のまま診察室へ・・・


でも、さすがドクター。
「長い時間待たせちゃってごめんなさいね。今週は連休明けで特別混んでて。」
と、笑顔で迎えながらまず謝ってくださり、近況報告をすると、
「EMDR頑張ったのね」「大学生になって、所属するところができて良かったね」
「カウンセラーさんに加えて絵の先生も、それにこれから大学の先生も、
どんどんナカリさんの周りの人が増えていってるのね、すごいです」
と、ひとつひとつ評価してくださり、途中からナカリにも笑顔が出てホッとしました。

で、病室を出てから、私が中学の話題を出した理由を再度説明。
「先生にEMDRの説明をするのにどうしようか、お母さんもお母さんなりに悩んで緊張してたのよ」
と言うと
「ごめん、お母さんの気持ちや立場わかってなかった」
と、驚くほど冷静に受け答え・・・こちらが逆に反省させられる感じでした。


もうひとつは、私の仕事中にナカリからかかってきた電話。
<留守番中は、基本的にはメール。電話は職場との往復途中に私の方からかける。>
という形で定着していたはずなのに、不機嫌な(不安な)様子で電話がかかってきたので焦りました。
その直前にもメールが来ていて、イラストたちが自分の悪口を言ってるような気がするという相談で、
そんなことはないから、と返信したところだったので、話の内容は大体予想の範囲内。
でもルールを忘れて電話してきたのは、
その後続けて送った2通目のメールに私が気づかず、返信が来ないのにイラついてのことでした。
ひとしきり話を聞いたけれど、こうなると、堂々巡りの話にしかならないと判断して、
「お母さん、今、お仕事中だから」と、いったん電話を切りました。
すると、即行メール「返事しなさい」

!そうか、2通目のメールを無視された、と思って怒ってるんだ!
すぐに、メールに気づいてなかったから返信が遅れたことを詫びて、同時に
職場の状況(他の事務員さんと2人背中合わせで仕事中で、電話してると微妙に気まづいこと)
を書き加えて返信すると、驚いたことに、すぐにごめんなさいメールが返ってきました。

曰く
「ごめんなさい。反省、後悔です。また母の立場を分からなくてごめんなさい。」

これには私自身びっくりしてしまいました。
今まで、ぶつかって言い合いして、興奮したり暴れたりしながら、
やりとりし続けてきたことが、こんな形で、少しでも伝わるようになったかと思うと、
全てが、今につながる練習だったんだな、と感慨深く、20年の歳月を思い返してしまいました。


「相手の立場を想像する」
これって、定型発達の人でも、苦手な人はいるだろうし、
誤解したり理解できてなかった時に「ごめんなさい」が言えるかどうかも人によると思うので、
今回、続けてナカリの口から「お母さんの立場を分かってなくてごめんなさい」という言葉が出てきて
本当に驚きました。

お母さんこそ、まだまだで、ごめんなさいね。
これからも失敗する時はあるだろうけど、根気強く、話していこうね。
(できるだけ、紙に書いて話すようにするね)



子どもの日常 | 14:41:21 | コメント(4)
コメント
演劇でも会話でも「間」が大切ですよね
怒りや不安があるときにもその「間」があれば
冷静に物事を見ることができるように思えます
「間」というものを持てるといいね
2016-05-15 日 00:30:24 | URL | K's [編集]
ナカリさん、すごい進化ですね!

『発達障害(児)者はある日飛躍的に進化する時がある』

と以前聞いた事ありましたが
実例を見て『おお!』という感じです

お母さんの20年の働きかけとEMDRが
ちょうどいい感じに噛み合ってきた気がします

ナカリさん親子の主治医&カウンセラー達との絆、素敵ですね(^^)
2016-05-15 日 05:50:09 | URL | まる [編集]
K'sさんへ
たしかに、一呼吸置く、って大事ですよね。
待合室でもめてた時も「どうしたらいいのよ!」と食ってかかられた時に、
「深呼吸」と話して、それでもなかなか収まらなかったんですが、
興奮をおさめるのに、「間」を持てるよう、これからも意識します~


2016-05-16 月 11:30:33 | URL | ナカリ母 [編集]
まるさんへ
いつもコメントありがとうございます。
今回は私も、『おお!』と感じました。

上手くいくときにはいい方向に回転していくというか、
思いがけない形で結果が出てくるので、報われる思いです。

カウンセラーさんもドクターも、お互い面識はないのですが
娘を軸に協力体制で見守って下さり、いつも支えられています。
「良い人」たちに囲まれている、ということを、親子で実感できることにも感謝です^^

2016-05-16 月 11:35:16 | URL | ナカリ母 [編集]
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