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ナカリママ

Author:ナカリママ
「無事にね!」は下の子どもの口癖です。その本人のホームページとリンクしています。一般的には子育てを終えている年齢ですが、まだまだ当事者である子ども達から学ぶことばかりの毎日です。

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大学での支援
ここのところ、下の子がらみの内容が多かった中、
大学の合格発表時期、上の子どもがお世話になったあれこれを思い出され、
誰かの何かに役立てることがあれば、と書いておきます。

詳しい経緯は飛ばして・・・
上の子は「高校卒業程度認定試験(昔の大検)」合格資格で受験しました。
通信制高校にも在籍していましたが、上記に合格したあと退学し、
1年間、在宅で家事能力を鍛え、大学が決まったら徒歩圏内に引越して一人暮らしをする、
と、だいぶ早くから決めていました。

秋には合格が決まっていたので、春までに何を準備したらいいか、親の方がハラハラドキドキ
気持ちばかり焦りながら何も動けずに時間ばかり経っていましたが、
12月に大学から「入学説明会」の案内が届いた段階で、ついに決意して「障害学生支援窓口」に電話しました。
そうしたら、当時はまだそこでは「発達障がい」学生への支援は対応していなくて
学生サポート的機関の番号を案内され、さらに勇気を振り絞ってそちらへ電話。
すると、そこの担当の方が、本当にプロフェッシャナルな対応!をしてくださり、
そのおかげで、その後、子どもが4年間を無事に過ごすことができた、と今でも感謝しきりです。

対応の中身は・・・
まず、すぐに入学予定学部の事務室に連絡を取って、そこの事務の方と直接、電話を繋いでくださったこと。
そして事務の方が、説明会の具体的内容や当日の流れを説明してくださり、本人とコンタクトをとるかどうか検討。
結果、当日に、まずは事務の担当者さんが本人にちょっとだけ挨拶する、という形に。
その後、入学までに、保護者と事務(全体&学部)担当者の方お二人とで詳しい面談(診断書他を持参)。
そこではとにかく、本人の「強み」を伸ばす手立てを具体的に考えて下さいました。
上の子どもの「強み」は語学だったので、中学の時から学んできたドイツ語(独検3級取得済)について、
本来は高校で単位を取っていないと受講できない「既修者クラス」を、変則的に受講可能にしてくれました。
また本人が一番望んでいた「学びたい」気持ちを支援するために、前年度のシラバス一覧を先に渡してくださり、
受講登録に向けて分からないことはいつでも質問&相談可能、と本人に伝えて安心させてくださいました。
その後も学生生活全般について「よろず相談」の形で、毎週定期的に担当の方と本人が話す時間をとってくださり、
それが4年間続いたのです。
「人に対する信頼感」をもつのに時間がかかる特性をしっかり理解したうえで、
本人の気持ちを尊重し、あくまでも陰のサポートに徹してくださいました。
(面談での相談の結果、他の学生には一切説明せず、本人と関わる教員の方、数名にだけ事情を伝えておく、
という形をとり、ほんとうに自然な形での対応をしてくださいました。
4年間、ほぼ毎日決まったスケジュールで生活を続けた子どもは、
学部の同級生とはほとんど関係を持たないままでしたが、
同じ時間帯に図書館で出会う他学部の学生さんと話せるようになったことに満足し、
尊敬できる先生方や、何でも相談できる事務の方との関係にも十分満足して、
安心して学生生活を送ることができました。
それまで、いのちの危機を感じる場面すらあったことを思うと、本当にありがたく、
何度かお礼の連絡もしましたが、謙虚に「黒子」の支援に徹しておられ、頭が下がりました。)

まさに、基本をしっかり押さえた上でのオーダーメイドの支援、だったと思います。

基本、というのは
「日本学生支援機構」が「障害学生修学支援情報」として出されている様々な支援ガイドです。
上記機構が、奨学金だけでなく「障害学生支援」にも丁寧に取り組んでいると友人から教えてもらって、
上記HPからマニュアルを入手し、紹介しようと面談時に持っていったら、担当の方は既にご存じで感心しました。

現在は閲覧不可【ページがつながらない状態】になっていますが、
ちょうど、北海道大学子ども臨床発達研究センターが翻訳して、
2009年12月21日に無料配布(ダウンロードか送付)が告知された
「障害をもつ大学生を理解するためのハンドブック(冊子)」が、
本人自身も読めて、一番役に立ちました。
(あまり嬉しかったので、北大にお礼のメールをお送りしたらお返事をいただいて感激しました)

今はもっともっとたくさん、大学生への支援関係の書籍や情報があふれていると思いますが、
不登校で、「学校」からの支援を受けた経験がほとんどないような場合でも、
大学との相性によっては無事に通学、卒業、進学が可能!という例もある、
とお知らせしたくて、長々書いてしまいました。

いろいろな生きづらさや困難を抱えている子どもたちが、少しでも安心して学生生活を送れますように・・・



思い出 | 11:31:28 | コメント(2)
コメント
発達障害の学生へのサポートが
まだ今ほどメジャーでなかった時代。
ナカリママさんのお子様が成功のモデルケースになられたのかもしれませんね。
私たちの前に道があるのは
ナカリママさんのように 勇気を出して
道を切り開いてこられた方々のおかげです。
ありがとうございます!!
荒木まち子
2015-03-16 月 22:39:13 | URL | 荒木 まち子 [編集]
荒木まちこさんへ
こちらこそ、来てくださってありがとうございました。
しかも嬉しいコメントまでいただいて・・・

当時、発達障がい学生が大学の先生にケガをさせてしまうような事件が報道されたりもしていたので、
こちらからわざわざ申し出て「引かれる」事態になったらどうしようか、という迷いもありました。
でも、まずは事務局の方がしっかり対応してくださったおかげで、
先生方とも本当に自然に接することができ、相談してよかった、と心から思いました。

大学まで進むと、教員と学生の関係、とか、学生同士の関係、とかよりも、
事務局での事務的なサポートがとても重要で、実際に力になる!ということも実感しました。

子どもたちを囲む状況は日々進歩して良くなっていると思いますが、
迷い、悩み、戸惑う親の気持ちは、今も変わらないと思います。

後輩の方々に、何か少しでも伝えられたらという思いに応えていただいて、
こちらこそありがとうございました(^-^)
2015-03-17 火 11:03:28 | URL | ナカリママ [編集]
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