■プロフィール

ナカリ母

Author:ナカリ母
「無事にね!」は下の子どもの口癖です。その本人のホームページとリンクしています。一般的には子育てを終えている年齢ですが、まだまだ当事者である子ども達から学ぶことばかりの毎日です。

■最新記事
■最新コメント
■月別アーカイブ
■カテゴリ
■FC2カウンター

■リンク

このブログをリンクに追加する

■フリーエリア
■フリーエリア
■フリーエリア
■フリーエリア
■検索フォーム

■ブロとも申請フォーム
■QRコード

QR

「頭が真っ白になる」という娘の辛さ
今日はアートセラピーの家庭教師の先生に来ていただきました。

水彩絵の具を使ってみたい、というリクエストに応えて、
半紙に絵具で『風』を描き、墨汁で木の幹と枝を描いて、花はスタンピング?という技法で・・・

桜の木 CIMG0230

そのあとは、いつもの「コラージュ」
今回は、ビッシリ貼り付けて、賑やかな感じになりました。

コラージュ4gatu CIMG0229


この後、休憩をはさんでもう一枚コラージュを作ったのですが、
今日はその時点から私が間に入って先生といろいろお話ししてしまい、
「先生とナカリの2人だけの静かな時間」
が、少なくなってしまいました。

先生は「ナカリちゃんのハサミを使う音が好き」と言ってくださり、
静かな中で、少しずつでも、二人の距離が近づいているのを感じることができただけに、
「母が居ることで黙ってしまうナカリ」という現実も突きつけられ、
「次回からは、もう少しナカリちゃんとコミュニケーションがとれたら・・・」と言ってくださる先生にも申し訳なく
ごめんなさい~~モードで落ち込んでいる私です。

先生が帰られた後、
ナカリと、どうやったら先生とお話しできるかな、ということを話してみました。


「水彩やってみて、どうだった?」と先生に質問された時、
「頭が真っ白になった」と言うナカリ。
言葉が出てこないの。なんて言ったらいいの?なんで話せないの?私」
「この気持ちわかる?」

答えに詰まる私・・・

「はい、か、いいえ、で答えられる質問なら大丈夫だけど、
どう?とか聞かれたら、何て言ったらいいか、全然わからない

これって、いわゆる場面緘黙?

「私、雑談できない」という娘に対して、
沈黙が気まずくて、しゃべり過ぎてしまう私。

「お母さんと私って、気が合わないの?趣味が違う?」

うううう~ん。
当たってるところもあって、今度は私が答えに詰まる。

話を戻して、
「感想を聞かれたらさ、ある程度選択肢があるじゃん、
面白かった、とか、いまいちだった、とか、難しかった、とか・・・
そういう《言葉》は知ってるでしょ?」
「何よ、その言い方!」
「いや、だから、言葉は知ってるじゃん?たぶん。それを選んで声に出したら?」
「わかんない。できない」
「うーん、お母さんとなら、これだけ流暢に話せるのに、なんでかなあ・・・」
「私が悪いみたいやんか!」
「そういう意味じゃない」
「もっと、いっぱい話せる子が良かった!」
「いや、いくら話せても、
自分の言いたい事だけ言って相手の話聞かなかったらコミュニケーションちゃうから、
そういう人も多いから。いっぱい話せることが大事、ってわけじゃないよ」
「おばあちゃんとか?(鋭い!)」
・・・

そんなやりとりを続ける中で、
「話したくても話せない、言葉が出てこない」辛さ、というのを、
改めて突きつけられた気がしました。


なかなか元気回復、には至らないけれど、
とにかく、次回は「先生とナカリ」だけの時間を大事にしようと肝に銘じた母でした。






子どもの日常 | 19:56:44 | コメント(8)
コメント
こんばんは

 とても力感あふれる絵と、ずいぶん凝ったコラージュですね。

 会話は時間がかかりますね。ゆったりと時間をかけてもいいですよね。
2016-04-04 月 21:11:29 | URL | mikitaka08 [編集]
mikitaka08さんへ
早速のコメントありがとうございます。

会話=コミュニケーション、って、ことばのキャッチボールなので、
ほんとに、難しいです。
>ゆったりと時間をかけてもいい
その通りだと痛感します。焦らず、様子をみていきますね。


2016-04-04 月 21:24:47 | URL | ナカリ母 [編集]
ナカリママさん、こんにちは。

記事を拝読して、ああ、ナカリさんのそういうところわたしにもある、そしてナカリママさんのそういう気持ちはわたしの親密圏のひとたちにありそう、と感じました。

わたしもほとんどの場面でオープンクエスチョンに答えることができません。それが「わたしらしさ」であるらしく、パートナーやコンサルタントやメンターなど親密圏において日々のくらしをサポートしてくれているひとたちに、こんなことを指摘されたことがあります。

「little lambがこちらの問いにすらすらと答えるときは、一見すごく調子がよさそうに見えるけれども、実際にはこちらに巻き込まれてしまっているだけ。そういうときのlittle lambは、実際には、コミュニケーション不全におちいっている可能性が高い」

そこで、わたしの特性をふまえた上で、こんな対応をとってくれています。

「little lambとあえて目を合わせない。呼吸のペースもあわせない。応答のペースを落とす。タミングをみはからって、キーボードによる筆談を提案する。あるいは、いったんコミュニケーションからはなれて休ませ、本人からわきあがってくる感情や思考をくみ上げる時間をもつ」

つまり、待つ、ということだそうです。

なお、わたし自身はいったんスイッチが入ると自分語りがはげしいので、ここにあげたサポーターにたいしておなじように「相手によりそったコミュニケーション」を返すことができません。そのあたりをとても切なく感じつつ、ありがたいなあと感謝しています。

ナカリママさんとナカリさんのやりとりの一端を拝読して、双方にとってなかなか苦しいこともあるとは思うのですが、ママさんがナカリさんの辛さを想像なさっていること、コミュニケーションの経路をナカリさんにたいして開きつづけていることに、あたたかいものを感じました。

ありがとうございます。


2016-04-05 火 20:18:46 | URL | little lamb [編集]
little lambさんへ
こんばんは^^

little lambさんの文章は、柔らかくて安心感があります。
「親密圏のひとたち」って、素敵な表現ですね。

こちらこそ、little lambさんのご経験から、そうか~なるほど、
と、気づくことがたくさんあり、感謝でした。

「待つ」ということ
・・・「コミュニケーション不全」に陥った場合の打開策として大事なことですね。

加えて、夫が発見したのは、
娘が話し始めたらテレビを消す(ついていた場合)、何か自分がやっていることの手を止める、そして、きちんと娘の話に耳を傾けているよ、ということを態度で示す(伝わるように)、だそうです。
私はこれが出来ていないので、娘の苛立ちを助長し、
まくしたてるようにしゃべるけれども耳に入らない、やり取りにならない、事が多いんだ、と反省しています。

little lambさんのまわりには、すてきなサポーターさん達がおられるのですね。
娘の周りにもそうした、日々の暮らしをサポートする存在ができますように・・・

まずは、私自身も、サポート力をつけないと・・・と思うばかりですが。
がんばります。
ありがとうございました(^-^)


2016-04-06 水 19:07:09 | URL | ナカリ母 [編集]
作品、とても好きです!
ナカリママさん、

コメントへのリプライ、ありがとうございました。

かんじんなことをお伝えしたくてもうひとことだけ。

ナカリさんの作品、今回もとても好きです。一枚目は研究室にあったら和やかな気持ちになるだろうなあ、いいなあと。

二枚目、とても賑やかで、豊かで、雄弁ですらあるのではないでしょうか。綺麗なだけではなく、エネルギーを感じます。

視覚過敏があるのでふだんスマホの画面はグレースケール設定なのですが、ナカリさんの世界を味わいたくて、カラーに戻して拝見しています^_^

ありがとうございました。

2016-04-06 水 22:13:21 | URL | little lamb [編集]
・お母さん相手だと喋れる
・先生(他人)だと喋れない


多分、シングルタスクが原因だと思います
お母さんは産まれた時から一緒
『こう言ったら、こう返してくる』という予測がつく
『お母さんについての回路』
がナカリさん脳の中に、もうできている
『日が昇ったら朝がくる』みたいに『対・母』を学習している
これはお母さんがずっとナカリさんと向き合って
語りかけてきたきた努力の賜物です

しかし『他人』はそうはいかない
特に『学校』では異質な子は輪に入れてもらえない
頑張って発言しても笑われたり、否定されたりする

多分、ただでさえ外の情報を吸収しにくい自閉脳に加え
『外』での否定経験の積み重ねが
ナカリさんから『対・他人』への言葉を奪った

コミュニケーションも『学習』で進化するから
『ああ、こういう時はこう言ってOKなんだ』
みたいな判断は、学習を積んで培われてゆく

『学習』には『成功』『失敗』の両方が必要
でもナカリさんは恐らく『成功』経験がない
何か話すたびに拒否される、笑われる、仲間に入れない・・・・・

『だったら最初から何も話さない方がいい』
ナカリさんの『脳』が下した判断はこれです
いくら本人が上手に話したい気持ちがあっても

度重なる失敗経験から『心』を超えて『脳』が
生物としての『危険から身を守りたい』本能が
ナカリさんの『脳』に『かんもくせよ』と指令を出した
そういうストーリーが見えました


これには長い時間をかけて周りが
『成功体験』を積ませてあげるしかない気がします
話してよかった、声を出してよかった経験を

トラウマ除去治療が一躍かってくれればいいんですが・・・・・
2016-04-07 木 13:20:58 | URL | まる [編集]
little lambさんへ
ナカリの作品に対する感想もありがとうございました!
本人に伝えると、とても喜んでいました。
すなおに「誉めて」もらう経験が少ない分、
気持ちが持ち上がるように、心にと上手く届くように、
「貴方の存在には価値がある」ことを、いろんな表現で伝えていきたいです。

こちらこそ、ありがとうございました。

2016-04-07 木 23:03:36 | URL | ナカリ母 [編集]
まるさんへ
重ねてコメントありがとうございます。

「成功体験」・・・何とかこれを、といろいろ試してみてきましたが、
上手くいかなかった、挫折した、結局ダメだった、といった「失敗体験」として
彼女にあまりにもたくさんの事が刷り込まれてしまっている気がします。

まるさんがおっしゃるように、この先、長い時間をかけて
彼女自身が納得する《成功体験》を積めるように・・・
模索していくしかないですね。

過去を振り返って、腹立たしくなって愚痴るのではなく、
心理療法で上手く過去を整理して乗り越える=噛み砕く、その上で、、
未来に目を向けられるようになれば、と私も願っています。
また、報告しますね。

2016-04-07 木 23:24:40 | URL | ナカリ母 [編集]
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad