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Author:ナカリママ
「無事にね!」は下の子どもの口癖です。その本人のホームページとリンクしています。一般的には子育てを終えている年齢ですが、まだまだ当事者である子ども達から学ぶことばかりの毎日です。

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「積極奇異」型だった娘が「引きこもる」に至ったのは自己防衛?告知の失敗?
このところ、重い記事ばかり続いてすみません。

ナカリの作品を楽しみにしてくださる方がいるのもとても支えになっています。
ありがとうございます。
アートセラピーも少し進んだので、作品を載せてやりたいところですが、
もう少しだけ、吹っ切るために思い出話を書かせてください・・・


前回の記事が、「発達障がい児育児」の注目記事4位になっていました。
「いじめ」について心配な若いママ達もいっぱいいるんだなあと胸が痛いです。
同じ注目記事の1位は「公園でまた積極奇異」という、
ゆみさんのブログ「本当にあったアスペル男子の愉快な日々」の記事でした。
それを読んで、「ああ!なんておんなじなんだろう!」と思ったのでした。


娘は典型的な「積極奇異」型の自閉っ子でした。

ブログを始めてすぐの頃の記事「通りすがりの人のあたたかいまなざし」
にも、少しだけ書きましたが、
幼い頃の娘は、「家族」とそうでない人との区別がつきにくく、こちらが冷汗をかくような場面が多々ありました。
それは、小学校中学年くらいまで続き、多分高学年でもいろいろやらかしてただろうと思います。
幼いころは笑って受けとめてくれたり、あたたかいまなざしを送ってくれた言動も、
同学年の子ども同士の間ではそうはいかなくなります・・・
そこから「避けられる」「嫌われる」→「人が怖い」→「話せなくなる、外出できなくなる」と、
思春期後半、こじらせていったような気がします。


・動物園で親子が家族写真を撮っているところに一緒に入って写ろうとする

・神社の秋祭りで、天狗と二人で写真を撮ろうとしている友達の隣に立とうとする

・焼肉屋で、他の家族連れのテーブルの空いた座布団に座ろうとする

・水族館で、小さい子が気に入って、あとを追いかけ回す

・道端でお喋りしている女の人の集団の中に割って入って話しかけ驚かれる

・スーパーのレジで、保育所での出来事を話しかけて聞いて欲しがりレジの人を困らせる

・公園で追っかけっこしている見知らぬ子たちの中に入ろうとして不審がられると怒って叩きに行く

・ほとんど話したことのない女子に「年賀状出したいから住所教えて」と手紙を渡す

・ほとんど話したことのない女子に「プリクラ一緒に取りたい」とアプローチする

・交換日記や手紙で、他の子からもらったものを手本に、名前だけ変えてそっくり写して別の子に渡す

 →これは高学年での出来事で、「パクリはアカンで」と厳しく返されてます・・・


思い返すと、小3で、まだ対人関係に積極的だった頃、友達のお母さんの講演を聞いたのを機会に、
自宅でも「自閉症」についての話をし、一緒にテレビ番組を見たりしながら本人告知したのでした。
本人は、自閉症ということを肯定的に受け止めて、「頑張るから応援してほしい」と
はりきってクラスのみんなの保護者あての手紙を書いたりしたのでした。
=過去記事「いつ誰に何を伝えるか(2)」


結局、頓挫した「カミングアウト」


そして、信頼していた先生が二人同時に居なくなったショックが不登校の引き金になり、
学校に行かないことで、より、クラスでの存在感が薄れ、集団から外れていき、
それでもまだ「プリクラ」や「交換ノート」などのカタチに憧れ続ける娘は、
周囲の一般的な女子から見れば不可解な存在だっただろうな、と、
今になって、哀しくなります。

「自分が嫌われるのは自閉症だからだ、自閉症で良いことなんて何もない!」
という結論になるのも、仕方ないかも。


あまり自分を責めないで、と、いろんな方からコメントをいただいたり、友達からメールをもらったりして、
後ろ向きにならないで、前を向いていこうと思うけれど、
「周囲には理解しがたい行動」をとる子どもの場合、周囲との関係をどう調整するか、
その子の特性を知る支援者の力量が問われる
部分だ、と思います。



せめて、後輩たちが、無邪気な積極奇異型のちびっ子たちが、
娘のような哀しい経験をしないように祈るような思いです。


くじけそうになった時、昔、友達とお互いに確認しあった言葉・・・
「私たち母親は、その時その時自分で一番ベターだと思った選択をしてきている、
ベストが何かは誰にも分からない、でもベストに近いと思うことをやって来た
、それは誇っていい」
「気づいた時から始めればいい、遅すぎるなんてことはない
その言葉を、再度自分にも、後輩ママ達にも、送りたいです。




思い出 | 20:23:15 | コメント(6)
コメント
自分は逆に家族以外の人とまったくコミュニケーションが取れませんでした。
家族以外に口を聞ける人がいなかったのが実情ですが、自分の認識では家族と他人しかいなくて、間に入る友達がいなかったように思います。
今でもリアルな友達はいません。孤独です。
2016-03-23 水 16:57:45 | URL | ponch [編集]
ponchさんへ
コメントありがとうございます。
・・・そうなんですね。
ponchさんのブログは明るくて、個展の様子も読ませていただいて、
他の人とのコミュニケーションには問題ないのかなと思ってしまっていました。ごめんなさい。
リアルな友達、ってむずかしいですよね・・・娘にとっても、大きな壁です。
友達居なくても大丈夫、と、言い切れたら、楽になれるんだろうけど
まだ空想と現実の間を漂っている(行き来している)感じが、
見てて辛いです。
親ってなかなか目も手も離せないものなんだなあ(自戒・・・)

2016-03-23 水 17:41:45 | URL | ナカリママ [編集]
告知の失敗、というのはないと思います
中学生まで待って告知して、結果引きこもりという方もいます

本当に理不尽ですが
自閉症児が自己肯定感を育むのには
『受け入れる側(社会・学校)の質』
これに尽きるんです、結局・・・・・

子供が自閉症だと知ってから一生懸命、勉強した
お金をはたいて療育にも通った
本人告知も慎重に段階を踏んで、
学校にも理解を求めて何度もかけあった

それでも、どんなにこちら側が理解を求め頑張っても
受け入れる側にその気がなければ・・・・・・
何にもならないんです、悔しいですが

40代以上の世代は学校時代、
イレギュラーな子も受け入れる優しい子がまだいたらしいですね
今は異質とみたら廃除、付き合うメリットがないとわかったら廃除

本当に悔しい、悲しいですが
社会が変わらない限り、
傷つき引きこもる自閉症児は減らないと思います

だいたい積極奇異ってそんなにいけないでしょうか
知らない子や人に話しかけるのも、
『仲良くなりたい』心があるから
普通より空気が読めない、距離感がおかしい
それは心が壊れるまで徹底してバッシングされる程の事でしょうか?

『普通』って何なんでしょうね?
今の社会は他人に迷惑をかけない事が大前提にあり
『なんでも平均以上できる人』しか受け入れない印象です

その『平均以上』な人達同士でも心が通いあってる訳じゃないみたいですしね・・・・
心や情が軽視される、嫌な世の中だと思います
2016-03-23 水 18:22:44 | URL | まる [編集]
まるさんへ
気持ちのこもったコメントをいただいてとても嬉しいです。

告知については、自分自身、早かったかなぁとか、
本人の嫌な体験と結びつく形になってしまったかなぁとか、
振り返ると心配になってしまったのでした。

いじめについては、
私が言いたかったことも、たくさん代弁してくださり、
読みながら胸が熱くなりました。
悔しい悲しい気持ちも、少し軽くなった気がします。
本当にありがとうございました。

せめて自分たちの周りでは、
心や情を大切にするあたたかい人の輪を作っていきたい、
と、改めて思いました。がんばります。



2016-03-23 水 20:34:02 | URL | ナカリ母 [編集]
こちらこそ丁寧なお返事をありがとうございました
ありのままの心をつづって頂き、私も胸が熱くなりました
同じ思いの人がいた時ってホッとしますよね
2016-03-23 水 21:02:47 | URL | まる [編集]
まるさんへ
重ねてありがとうございます。
同じ想いの方たちや、違う経験ながらも共感してくださる方たちと出会えて、ブログを始めて良かったなぁと、しみじみ思っています。
2016-03-23 水 23:00:40 | URL | ナカリママ [編集]
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