■プロフィール

ナカリ母

Author:ナカリ母
「無事にね!」は下の子どもの口癖です。その本人のホームページとリンクしています。一般的には子育てを終えている年齢ですが、まだまだ当事者である子ども達から学ぶことばかりの毎日です。

■最新記事
■最新コメント
■月別アーカイブ
■カテゴリ
■FC2カウンター

■リンク

このブログをリンクに追加する

■フリーエリア
■フリーエリア
■フリーエリア
■フリーエリア
■検索フォーム

■ブロとも申請フォーム
■QRコード

QR

ビッグイシュー 特集「異なる色世界」
街頭で販売されている雑誌「ビッグイシュー日本版」

ビッグイシュー

その280号(2月1日)の特集が「異なる色世界」でした。

ダウン症などの染色体による障がいをもつ子の親の集まりを主宰している友人から
それまでよく耳にしていた「染色体異常」という言葉でなく
「染色体起因障がい」と表現する意味を教えてもらってから、もう何年もたち、
そういえば今は昔のような「色覚異常」という言葉もあまり聞かなくなった気がして、
学校での検査も無くなったし、その方面でも改善されてるのかな、と思ってました。

夫は学校時代色覚検査で引っかかったそうで、微妙な色が分かりづらいとのこと、
今でも、この色とこの色は同じに見える、違いが分からない、とか、直接聞きます。
確か遺伝子の関係で、色覚の問題は男性にしか現れなかったような記憶が・・・
で、我が家も漏れず、息子から、色の区別で難儀することがある、と聞きます。
でも彼は、自分が困っている問題、というより、
どちらかというと「文化」の側面から色の問題を捕えて面白がっていて、
色を表す言葉が国によって違う、とか、この色を表す言葉はこの言語にはない、とか、
そういう感じで、興味深い話をいろいろとしてくれます。

・・・話を戻して。
日本眼科医会のHPを見たら、詳しい説明が載ってましたが、
40人の男女半々のクラスだと、色覚に問題がある男の子が1人、その保因者の女の子が2人
という割合だそうで、ゴッホのような有名な画家もそうだったと言われているそうです。


今回のビッグイシューの特集では、
眼科医の高柳先生が「色覚異常ではなく色覚特性を提唱」という記事で、
「全員スクリーニングは人権侵害」だとして
「カラーメイトテストを共同開発」された経緯が書かれていました。

また、NPO法人「カラーユニバーサルデザイン機構の方たちは、
色の見え方が一般の人と異なる色弱の当事者としての発信をされていました。
私も初めて知ったのですが、色の認識のタイプには5つあって、
一般的な見え方の人をC型、
赤・緑・青が見えにくい色弱の人をギリシャ語由来でP型、D型、T型、
1種類の視細胞しかない(すべてモノクロっぽく見える)人をA型、
と呼ぶよう提唱しているそうです。

実際に、C型の人の見え方とP型の人の見え方を、
同じ夕焼けの風景で示したカラー写真を見て驚きました!
こんな風に見えてるんだ!というのは、ある種、感動ものでした。

そして、当事者の方の学校時代のエピソードとして、
色チョークの文字が見づらかった時に母親から
「色弱の人の方がカモフラージュを見破るのが得意なのよ」と聞いて
色弱を特殊能力と捉えていた、という話や、
美術部で描いた絵に対しても「シュールでいいね」と、むしろ評価された、という話には
なんだかホッとさせられました。

記事の中の
ヒトにはいろんな特性の少数派がいる。
その少数派と多数派の境目にいる人が、よき媒介者となり違いを伝え、
多様性への理解がひろがる。
多様性への理解がヒトの社会の粘り強さをつくり上げていく

という当事者の方の言葉に、深く共感しました。


「ビッグイシュー」
東田直樹さんの連載は終わってしまったけど、読み応えたっぷりです!




読んだ本・文章、見た映画・ドラマ、聴いた音楽 | 19:13:55 | コメント(6)
コメント
そう ひとりひとり違って当たり前
それを認め受け入れる そこからすべてが始まると思っています
2016-02-22 月 02:02:14 | URL | K's [編集]
K'sさんへ
違うことが当たり前、として違いを認める、尊重する・・・
簡単なようで、無意識の壁があったりして、難しいけれど、
まず、そこから、ですよね、いつもありがとうございます。


2016-02-22 月 20:29:27 | URL | ナカリ母 [編集]
なんというか......
平均から逸脱していれば異常、
そうでないのは通常、という価値観には嫌気がさしますね。

かといって少数派を擁護した時点で、
相対的に少数派を高めてしまうことにもなりかねません。

完全に平衡のとれた見方をする、のは無理かもしれませんが、
人間の倫理に抵触しない限り寛容になるのを
心がける必要がありますねーー


すみません、ダラダラ(汗
2016-02-23 火 15:57:33 | URL | そうまとう [編集]
何だか色のちがいがわからないというのが、発達障害がコミュニケーションがわからないというのと、かぶって見えるんですよね。

健常者が色弱の人間から「色のちがいがわからない」といわれてもわからないように、発達障害者から「コミュニケーションのちがいがわからない」といわれてもわからないんでしょうね。

健常者には色もコミュニケーションもちがいがわかって当たり前のものだから。
2016-02-23 火 18:43:10 | URL | ponch [編集]
そうまとうさんへ
コメントありがとうございます、返信遅くなってすみません。
そうまとうさんのブログの方でのコメント返信、とても嬉しかったです。
私の方こそ、いつもあったかい気持ちにさせてもらってます^^

>完全に平衡のとれた見方をする
ハッとする表現です、さすが、若いなあ~と何だか感激です。
>寛容になるのを心がける必要が・・・
ハイ、ほんとにそうですね、私もそう心がけたいです。


2016-02-25 木 16:35:21 | URL | ナカリ母 [編集]
ponchさんへ
なるほど!深いですね。
>わからないといわれてもわからない
その問題はとっても難しいなあ・・・
わからないものをわかるためにはどうしたらいいんでしょう・・・
自分にとって当たり前と思っているものを見直してみる、という姿勢が必要な気がします。
→健常者を始め、多数派の方が・・・

わからないものはわからない、と切り捨ててしまうのではなく、
まず、分からない、という認識からスタートして、わかろうとする気持ちが大事では・・・
と、偉そうなことを書いてますが、
私にもまだまだわかってないということを分かってない、ことがいっぱいある気がして、
ドキドキします。
みんなが自然体で、お互い傷つけあうことのない社会を目指せたら~
というのは、理想主義過ぎるかなあ^^;


2016-02-25 木 16:41:10 | URL | ナカリ母 [編集]
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad