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Author:ナカリママ
「無事にね!」は下の子どもの口癖です。その本人のホームページとリンクしています。一般的には子育てを終えている年齢ですが、まだまだ当事者である子ども達から学ぶことばかりの毎日です。

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十一元三先生 再び
昨日、講演会に行って、十一先生のお話を聞いてきました。
ちょうど1年前に参加した講演会と同じ団体主催で、阪大中之島センターが会場でした。

一般社団法人 こころとキャリアの発達支援推進機構・PRISM(プリズム)

前回は設立記念、今回は1周年記念の企画。
去年も今年も会場は満席、遠方からの参加者もおられるようで、関心の高さが伺われました。
全体のテーマは
「不登校・ニート・ひきこもり・就職・就労困難、精神障がい 様々な問題の背景に潜む発達障がいに気づく」
で、
第1部は、臨床心理士さんや施設の職員さんなど、現場からの報告。
第2部が、十一先生の講演、でした。

我が家の場合は、はっきり診断もついているので、「気づく」というレベルはクリアしていますが、
お話を聞いていると、各事例の根っこに何があるのかを鑑別する難しさを感じました。
そして、様々な専門家、職員の方達が日々この問題に向き合って奮闘されている様子も・・・

十一先生のお話は
DSM基準の変遷から現在の状況までの歴史を分かりやすく説明してくださるとともに、
実例を交えながら主に、大学生活以降、成人期の生活について、課題を列挙、
どう向き合うかについての提言の形で、とても興味深かったです。
去年の記事でも紹介した本も、再度紹介されていました。

発達障がいについての認知度も上がり、早期発見早期対応の仕組みも整い、
私達の頃と比べて格段に療育の場も多くなった・・・とはいえ、
「社会人」に向けてのハードルの高さはむしろ高くなっていっている気がして、
大変だなあ~と、少し気が重くなったのも確かです。

ここまで来たら、もう、「障害」か「個性」か、と言葉にこだわってる場合じゃないよ、と
若いママさん達にも言ってあげたくなったり・・・。
十一先生もおっしゃってましたが、
「スーツにネクタイを締めて仕事をしている人でも発達障がいの場合がある」
就労まで何の問題もなく過ごしてきたのに、
出産を機に退職してから問題が噴出して2次障害がひどくなり、
家庭崩壊寸前に至ってから発達障がいと分かった女性の話には胸が痛みました。

「とかくこの世は住みづらい」
そんな感じがします。
「社会人になると、関係性に取り囲まれる、関係関係関係ばっかり」ともおっしゃってました。
どう切り抜けていくのか、一般の人、定型発達の人でも難しいのだから、
生まれつきのハンディを持った人たちにはまさにサバイバルだろうなあ・・・

でも、一方で、こうやって、対応するための方策を練り続けている人たちが、
全国にいらっしゃる!、というのにも励まされます。

文部科学省も、子どもの段階からこうした問題に取り組んでいこうと、

「子どもみんなプロジェクト」

というHPを作って、各地の大学と連携して、各種企画を行い始めたところみたいです。

子どもみんなプロジェクト 

次の世代の子どもが、大きくなって社会人になる頃、
日本はどんな社会になってるだろうか…
特に何かできる力を持つ自分ではないけれど、
少しでも、子ども達みんなが生きやすくなっている社会になっていけばいいなと、
願わないわけにはいきません。

ま・・・まずは、自分の子どもを何とか・・・なんですが(^-^;)

十一先生はじめ、関係する皆さんの今後のご活躍に期待しつつ、ご報告、でした。



子どもの日常 | 16:16:12 | コメント(4)
コメント
個人や団体ではかなり進歩していますね
でも国レベルではと考えてしまいます
政治家さんたちから教育・ひとをそだてるという言葉がほとんど出てこないことに憤りを感じますよ・・・
2016-02-09 火 10:39:30 | URL | K's [編集]
K'sさんへ
カテゴリを、聞いた話じゃなく、子どもの日常にしてしまいましたが、そのくらい、あるあるネタの連続で、全国に困ってる人がたくさんいるのも実感しました。
我が子だけでなく、子どもみんなの未来を考えさせられます…しっかりした政治家に舵取りを任すとともに、草の根の取り組みが不可欠なんだろうと、現状からみれば贅沢な希望を持ってしまいました。
2016-02-09 火 18:21:32 | URL | ナカリママ [編集]
ナカリママさん、こんばんは!

少しこちらの記事の内容とズレてしまうかも知れませんが...
そして、私個人の経験・感覚からでしかありませんが、
少しでも早く小さいうちに特性や個性、傾向に気づける
状況になったら良いな...と思わずにはいられません。
色々と子供の頃の療育が大人になってから、
本人だけでなく、その周りにも有益な事が多い様に感じ
(私の薄い知識の中だけかも知れませんが...)
本人達が少しでも楽に過ごせる様なスキルやパターンを
知っているというのは...ある部分では定型社会の
押し付けになってしまうかも知れないけど...
それでも、最終的に苦しまずに済む事もあるのではないかと!?
私にはそう思えてしまいます。

まだまだ私も知らない事ばかりですが、
自分の特性、個性を逆に武器として上手く生かし、
例え苦手でも何とか周囲と最低限交わりながら
やっている方達のお話や事例を伺っていると、
何かしらの療育、サポートを受けられた方達が多いと
私の知る限りでは見受けられます。
もちろん、それが必ず"吉"と出る保証も無いでしょうけど...

色々な柵に囚われるのはかなり苦痛ではあるけれど、
それを全部取り払って生きて行くのは、
特に都市型構造の社会で生きるのは難しいのではないかな...と。
そんな事を考えていたら...
また、私の友の抱える難しさ・困難がほんの少し見えて来た
気がします...

長文で失礼しました。
2016-02-10 水 19:21:52 | URL | ムゥ [編集]
ムゥさんへ
たくさんのコメントをありがとうございます。
今回のお話のテーマは「気づく」だったので、
おっしゃるように、みんなが少しでも早く気づける状況になれば、と、
私も思います。
(本人が気づく、まわりが気づく、どちらも大事ですよね。)

成人になってから気づいても、気づいたところがスタートだから、
過去を云々しても仕方ないですが、
確かに早期に何らかの対応や配慮を受けていれば、と思うことも多いでしょう。

「関係関係関係の中で生きていくのは、発達障がい者にとっては辛い」
と聞きました。
そうだろうなあ・・・ムゥさんのお友達もそうなんでしょうね。
少しでも、自分の特性に合わせて、関係を楽にやり過ごせるといいですね。


2016-02-11 木 09:06:00 | URL | ナカリ母 [編集]
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