■プロフィール

ナカリママ

Author:ナカリママ
「無事にね!」は下の子どもの口癖です。その本人のホームページとリンクしています。一般的には子育てを終えている年齢ですが、まだまだ当事者である子ども達から学ぶことばかりの毎日です。

■最新記事
■最新コメント
■月別アーカイブ
■カテゴリ
■FC2カウンター

■リンク

このブログをリンクに追加する

■フリーエリア
■フリーエリア
■フリーエリア
■検索フォーム

■ブロとも申請フォーム
■QRコード

QR

いつ誰に何を伝えるか(2)
先の記事で書いた、
下の子が小4の時に作成して未配布のまま終わった手書きのプリントが出てたので、以下に転記します。


4年○組の保護者の皆さんへ
         母が描いたポストと犬のイラスト

んにちは。○組の・・の母です。
 ・は、耳で聞いて意味を理解する力が弱く、相手の気持ちやまわりの状況を察するのが苦手なため、ささいな事で不安になったりイライラしやすい、という特性があります。

 そのため、入学時から学習室に在籍し、学校外でも専門的支援を受けています。

(※別注:学習室とは支援学級のことですが、子どもが通う学校ではこの名称で呼ばれていました。支援学級の子ども達は通常学級にも実態として「在籍」し、授業内容によって部分的に支援学級に抜けたり、逆に支援学級の先生が教室に入り込んで助けてもらったりする形で、学校生活のほとんどを通常学級で過ごします。当時、そうした仕組みや学習室の存在自体を知らない一般の保護者も多い、という実態もありました)

 一方、達や行事が大好きで、自分なりのやり方で積極的に人と関わりながら、学校で本当に多くのことを学んできました。
 周囲のさんが、温かく見守り、やさしく接しながら、必要なことを適切に教えて下さる事に心から感謝しています。
         母が描いたノートと鉛筆のイラスト
 

 ころで、このたび学年進級に伴い、専門家の先生の助言も受けて、授業中、学習室での定期的な学習を始めることになりました。
 今までにも、不定期に教室を抜けることはあったので、クラスの友達は自然に受け止めてくれると思いますが、・・本人が自分の個性について意識しており、まわりにどう思われているか気になっている様子なので、先生からクラス全体に説明していただくと同時に、保護者の皆さんにも親から手紙で報告させていただくことにしました。
         本人が描いた犬のイラスト

 習室について友達にわかってもらうことで、・・が自信をもって「行ってきます(学習室で勉強してきます)」と言えたらいいな、と思っています。 

         母が描いたイラスト (本人が教材をもって支援学級の先生と一緒に教室から「行ってきます」と出て行く際、他の子が「がんばってね」「行ってらっしゃい」と声をかける様子)

 だ、・・は今のところ教室ではめだったトラブルなく過ごせており、見た目では苦手な部分がわかりにくいので、先生から改めて説明を聞くことで「・・ちゃんだけ先生にみてもらっていいなぁ」と感じたり、「どうして?」と不思議に思ったりする友達もいるかもしれません。

 し、お子さんが学習室や・・のことで、何か疑問に感じたり、対応に困ったりされているようでしたら、どうぞ気持ちを聞いてあげて下さい。
 そして、もし、保護者の皆さんも何かお困りのことがありましたら、・・母までご連絡いただくか、○先生(○組担任)、学習室の先生方、スクールカウンセラーの先生はじめ、学校にご相談下さい。
 習室や・・のことでお気づきの点は、遠慮なくご指摘いただければ嬉しく思います。
          本人が描いた笑顔のイラスト

(なお、「このお便りは友達には見られたくない」という本人の希望で、封をして配布させていただきました。もし、お子さんから尋ねられたら、内容はお伝えいただいて構いませんが、現物そのものは見せないでいただきたく、よろしくお願いします。)

 いろいろと個人の事情やお願いばかり書き連ねて申し訳ありません。これからもクラスの友達の一人として、気軽にお声をかけて下さい。
 読んでくださってありがとうございました。

           本人の字で 母より
本人の字で がんばるのでよろしくね ガッツポーズしている自分のイラスト

   
プリントはB4サイズ1枚で、内容は以上です。
今、読み返してみても、とても複雑な気持ちになります

保護者向けにプリントを配布しようと考えて言語聴覚士の先生に相談し、
一番最初に作成したのは、他の家庭での親子の一問一答を想定したイラスト入りのプリントで、
その原案も出てきました。
最終原稿と重なる部分も多いのですが、その内容は以下の通りです。


「・・ちゃん、授業中、時々学習室に行ってるんだよ。学習室で何やってるのかなあ?」
→「・・ちゃんや先生に『どんなことしてるの?』って聞いてみたら?みんなにどう思われてるか気にしてるらしいから、教室を出るとき『頑張ってね』『行ってらっしゃい』と声をかけてあげたらいかもね。」

「・・ちゃんって、何がしんどいのかなあ?みんなとどこが違ってるの?」
→「みんなより、少し不安になったりイライラしたりしやすかったりするんだって。それと、自分の気持ちを言葉で伝えるのが苦手で、耳で聞くよりも目で見たり絵に描いたりする方が得意らしいよ。苦手なところは、学習室の先生達に助けてもらってるんだって。でも誰でも得意なことや苦手なことがあって、一人ひとりみんな違ってるんだよ。違っているから助け合えるし楽しいよね。」

「・・ちゃんの(こんなところ)が嫌だなあ。気になるなあ。困るなあ。」
→「相手の気持ちや周りの様子が分かりにくいらしいから、『こんな風に言われたら(されたら)こう思う』という気持ちを・・ちゃんに伝えてあげたらどうかな。うまく伝えられなかったら、先生に相談してみてね。」

「自分も苦手なことがあるのに、・・ちゃんだけ先生に見てもらっていいなあ。」
→「自分が苦手だったり困ったりしてることはどんなことかな?先生達は学習室の子だけじゃなくてみんな一人ひとり全員を大事に思って一緒に考えてくれるから、苦手なことや困ったことは誰でも先生に相談していいんだよ。」




以上の内容を読み返してみて、
改めて当時の目的が、自分たちの事情を分かってもらう、というよりも、
この先、他の子どもたちのしんどさや不満の矛先とならないように先手を打って説明しておこうということだったんだなと実感します。

が、このあと実際には、
小5のクラス替えを契機に学校に行きにくくなり、教室に入れなくなり、それでも「友達」に憧れ続け、独自のアプローチを続けたけれども失敗体験や、大人のいない所でいじめられた、外された、という記憶がトラウマになって、中高時代も教室や集団に入れない状態が続きました。

過去は変えられないから、前を向いていくしかないけれど、
何かしら、後輩の誰かの役に立てたら・・・という気持ちもあって始めたブログなので、
長くなったけれども記録として残しておきます。



思い出 | 19:42:31 | コメント(0)
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad