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Author:ナカリママ
「無事にね!」は下の子どもの口癖です。その本人のホームページとリンクしています。一般的には子育てを終えている年齢ですが、まだまだ当事者である子ども達から学ぶことばかりの毎日です。

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「現実」と「(人の手で生み出された)作品」の区別
いろいろなものの「境界」が曖昧な娘の状態を見ていると、
以前ご紹介した アスペルガーライフblog で、なるほど~と思うような解説がありました。

自閉症スペクトラム児者における自他区分の問題について考えてみる (2)

↑ 図解してあるのでとても分かりやすいのですが、
そこにもあるように、他者からの一言が、すぐに自分の中に取り込まれてしまい、
「それはそれ、私は私」でスルー出来ない、誤解がある場合も含めて、カッとなってしまう。
これが起こると、平穏な時間はぶっ飛んでしまいます。


「イラストと写真は違うよね」という父親の一言に、怒って怒鳴るので、
「なんで、ムカッとするの?」と私が聞くと、
「なんでもカッとする」と聞き間違えて火に油・・・
「録音した声や撮った写真は自分なのに、なんで描いたイラストは自分じゃないのよ~」
と声を上げて泣くのです。
要は、イラストの方がカッコ良く描けているので、
「イラストになりたい」=「描いたイラストは自分、ということにしてほしい」
らしいのです。
さらに
「写真はナカリ自身だよね」という父親の一言にも「嫌だ~~!!」と猛反発。
昔(特に小中学校時代)の自分の写真は自分だと思いたくない、ということみたいです。
そんなこと言っても・・・と、こちらは対応に戸惑うけれども、
興奮すると辺りのものを殴る→場合により私にも手が出る、大泣きする、で、
完全にメルトダウンしてしまいます。
こちらが何を言っても、気に入らなくて、
「何でそういう言い方するんだよ!ケンカ売ってんの?挑発してんの?」と、絡んできます。

嵐が去って、おさまるまで、待つことしばらく。

自分が描いたイラストを、ひとしきり破り捨ててから、ごめんなさいモードになり、
怒ってる?嫌いになった?仲直りしよう、と、すがる目でこちらの様子をうかがいます。


回復が早くなったとはいえ、なぜ毎回、この繰り返しになるのかなぁ・・・
誰かが言った言葉をそのまま受け止めなくていいのに。
ふーん、でもわたしはこう思う、で、流せたら楽になれるのに。


自分や他の人が生み出した「作品」に、過度に命を吹き込み過ぎるのも難しいところ。
キャラたちは「生きていない」と何度説明しても、なかなかピンとこない。
「完璧な」キャラ(イラスト、ゲーム)を見ると、自分自身がそうなりたくてたまらなくなる、
現実には「完璧」はない、人によって「評価」は様々、
「作品」は人の手で生み出されたもので、生きてる人間と比べられるものじゃない、と、
いくら説明しても「なんでよ~」と悔し泣きしてしまう。
幼い部分も大きいのだろうけれど、いつまでもこのままだと、本人が苦しいよなぁ・・・

やっぱり、実際に「生きて」いる人たちと接点を持つことで、
「現実」の理解を深めていくことが大事なのかな。
誰もが悩みを持っているし、苦しいのは自分だけじゃないって、心から納得できるように。


こちらがイライラした時は、2~3歳小さいと思って相手をするのがコツ、らしいけど、
彼女もゆっくり、大きくなっていく・・・んだよね。

模索は続きます。

今日は気持ちを切り替えて「あそぶ」一日!
一緒に何を作ろうかな。





子どもの日常 | 10:36:02 | コメント(6)
コメント
ママさん、こんばんは^^

『アスペルガーライフblog』って詳細に書いてありますねー(*'ω'*)スゴイ!

ナカリさん本人がカッとなっているときは、冷えるまでもうひたすら距離をとって、待つしかありませんよね(;・∀・)

ただ、『ナカリはどう思うかは分からないけど、お父さん(お母さん)はこう思う。』とか自他を区別するような言い方を最初につけても理解するのは難しいんですかね~?

あと、ナカリさんの担当の先生からナカリさんに話してもらって、その内容を模造紙とかに書いて大きく貼っておき、事あるごとに見るようにするとかそういったことも難しいかなぁ?

と、今この記事を読んだだけですがそんなことを思いました(・ω・)
2015-10-15 木 23:04:30 | URL | 真知子 [編集]
なんでもまともに受けてしまい許容できないことは
苦しみ以外の何物でもないですよね
俺のてけとさを分けてあげたいなぁ・・・
2015-10-16 金 01:59:55 | URL | K's [編集]
真知子さんへ
いろいろ考えて下さってありがとうございます。

落ち着いている時には通じる話でも、いったん逆上スイッチが入ると耳に入らないんです・・・真知子さんが書かれたように、ひたすら距離をとって待つ、のが最善かなあ。
でも、平常、なるべく、「これはお母さんの考えだからね」と、前置きをつけて話すように癖づけるのは効きそうなので、心がけますね。

カウンセラーさんやドクターからの説明を文字に書いておいておく、というのはやってるんですが、大きく書いて貼っておくと、いざという時に見やすそうです。試してみますね。

重ねてありがとうございました~!


2015-10-16 金 21:55:42 | URL | ナカリママ [編集]
K'sさんへ
適当(てけと)って、すごいことですよ!
ほんと、それができるようになったらなあ~~っ

優しいお言葉、ありがとうございます。



2015-10-16 金 21:58:51 | URL | ナカリママ [編集]
自分の頭のなかでは、現実の人間と空想のキャラクターが地続きで、マーブルケーキのようにごっちゃになってしまってるのかもしれませんね。

だから自分が心血注いだキャラクターに人以上に思い入れをしてしまったり、現実の人間には共感できなくて、共感できない現実の人間が人形にしか見えなくなってしまうことがある。他人は自分が心血注いで造ったわけではないですからね。自分が心血注いでない他人は人形にしか見えない。
これは自分の場合ですけどね。

自分の場合、現実の人間は自分のキャラクターとちがい思い通りになってくれないので、なるべく接触しないようにしてます。

何だかまたマーブルケーキが食べたくなってきてしまいました。
2015-10-17 土 18:44:28 | URL | ponch [編集]
ponchさんへ
いつもコメントありがとうございます。
マーブルケーキのイメージ、そうだろうなと改めて思いました。
書いてくださった心の動き~他人の捉え方、なんだかナカリも近い感じに思えます。
現実の人間との接触を避けようとするところも似ていて、とても共感します。
無理を強いないように気をつけますね。

マーブルケーキ、わたしもまた食べたくなってきました~(^-^)


2015-10-17 土 19:17:53 | URL | ナカリママ [編集]
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