■プロフィール

ナカリママ

Author:ナカリママ
「無事にね!」は下の子どもの口癖です。その本人のホームページとリンクしています。一般的には子育てを終えている年齢ですが、まだまだ当事者である子ども達から学ぶことばかりの毎日です。

■最新記事
■最新コメント
■月別アーカイブ
■カテゴリ
■FC2カウンター

■リンク

このブログをリンクに追加する

■フリーエリア
■フリーエリア
■フリーエリア
■フリーエリア
■検索フォーム

■ブロとも申請フォーム
■QRコード

QR

「ボーイ★スカート」 を読んで
朝日新聞の書評に出ていて気になっていたマンガを入手できたので、
ワクワクしながら、娘にも紹介して一緒に一気に読みました

「ボーイ★スカート」(鳥野しの 祥伝社)

朝日の記事より
「ある日突然、スカートをはいて登校してきた男子高校生(中略)
彼はいわゆる性同一性障害や女装願望があったわけではない。
たまたま見かけたスカート姿の男性をかっこいいと感じ、
<ただおれは/おれのままで/スカート穿いて歩きたかっただけ>だった。
しかし、周囲はそんな彼をどう扱っていいかわからず、
納得のいく『理由』を求める。
それは男のスカートに限らず、異質なもの、普通でない(と自分が思う)もの
に対して起こりがちな反応だ。
本作は、そうした硬直した思考を、深刻になり過ぎず軽やかにほぐしていく。」


読んでみて、自分の感性に素直になれることの爽やかさ、に、思わず拍手の展開でした。

ちょうど、今日読んだ、ある方のブログに、「出来ない」と言うことが難しい
ということについてのお気持ちが書かれたものがあり、
娘もそうだったなあ・・・と振り返りました。
その方は、
身体障がい者の方が「出来ない」と言えば相手に伝わりやすいけれど、
精神障がい者が「出来ない」と言うには「根拠」や「理由づけ」が必要なのかも、だから言いにくい、
と・・・。


でも、考えたら、出来ないことって、出来ないから出来ないのであって、
その理由を相手が納得できるように上手く説明できるか?といったら難しいですよね。

以前、娘がよく「めんどくさい」「気分じゃない」「やる気が出ない」という表現をしていて、
そう聞くと「出来るのにやらないの?」とツッコみたくなって厳しい対応をしてしまい、
結果的に親子でぶつかる展開になることが多々ありました。
でも、冷静に、よく考えたら、実はそれって「出来ない」って意味だよね、とこちらも気づき、
そういう時は「出来ない」とはっきり言った方がいいよ、と
「言い換え」を繰り返すうちに、親子の衝突が緩和された感があります
「出来ない」ことをそのまま素直にお互い認める、受け入れる、理由を問い詰めない、
そういう「ゆるさ」で救われる部分、ってある気がします。
(この辺を、学校時代に「甘やかしてる」とツッコまれたこともあったけど・・・)


「出来ないことが恥ずかしい、悔しい」というお気持ちが、先のブログでも書かれていて、
このブログを始めた頃に書いた「アイアムサム」の場面を思い出しました。

誰よりも、出来ない本人が「恥ずかしい、悔しい」思いをしてるんですよね・・・
その理由を問い詰めるのは、傷に塩をすり込むような感じかも・・・

そして、「理由」というところで言えば、
「やりたい!」というプラスの感情だって、上手く表現できない場合があるでしょうし。
「やりたい」から「やりたい」!って言うしかないというか・・・
「好き」だから「好き」!もそうだし・・・
人間の感情って、説明しがたい部分があるのは確かだと思います。


「ボーイ★スカート」の中のセリフに
「なんで『理由』を『みんな』に納得してもらわなきゃいけないんだろうね?」
という一言があり、
そうやなあ~と考えさせられました。

やりたいことを自由にやらせると秩序が保てない、とか、
考えられる反論はいろいろあるけど、
「個々の考え、判断」を抜きに「決められた形」を「硬直して守る」ことになってないかどうか。
「暗黙のルールからはみ出した者を異端、脅威、敵として憎悪の対象にしていないか」どうか。


「学校」という枠組みからはみ出してしまった我が家の子ども達・・・。
上の息子は中学時代に、試験の日だけ別室受験のため登校しましたが、
「制服」への反発があり、3年になってからは私服登校しました。
同時に、生徒会と校長先生宛に「なぜ制服なのか?」の質問状を出して、
それぞれ回答をもらったけれども納得できなくて、
最後は試験受験のための登校もしなくなりました。
卒業アルバムのクラス集合写真も、タートルネックの私服写真で枠囲み参加、でした。



・・・と、振り返って、少し熱くなってしまいましたが、
ラストシーンを読み終わって、
この先、軽やかに、柔軟に、違いを認め合える世界になったらいいなあ、と、
希望を持てた、素敵なマンガだったので、
思わず、ご紹介してしまいました。

長い文章を読んでくださってありがとうございました。








読んだ本・文章、見た映画・ドラマ、聴いた音楽 | 00:52:03 | コメント(2)
コメント
いつもご訪問ありがとうございます。
先日のコメントで書かれていたテンプル・グランディンさんの日本語つきTEDというのが何なのか、やっと分かりました。日本語訳がついているので内容がよく分かりますね。
コメントを読んで、ずいぶん表現力が豊かな方だろうと想像しています。
2015-07-01 水 23:31:53 | URL | petitcedre [編集]
petitcedreさんへ
こちらこそ、ご訪問ありがとうございます。
日常生活の中ではなかなか得られない情報に、
いつもオォ~!と思いながら読ませていただいています。

テンプルさんのTED映像、見ていただいたのですね!
同じ感じで、英語以外にフランス語のスピーチもあることに驚いたのでした。
限られた時間に、伝えたいことを言葉や資料映像で表現するスピーチ・・・って、
本を読むのとはまた違って、目の前にドヤッと突きつけられる迫力があります。
クリストフ・ガルファール氏のビデオの方は、きれいな映像と発音にうっとり、
で終わってますが、字幕から部分的にでも分かりたいものです。

また伺いますね。
よろしければ、こちらにもぜひいらしてください。


2015-07-02 木 09:11:10 | URL | ナカリママ [編集]
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad