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ナカリママ

Author:ナカリママ
「無事にね!」は下の子どもの口癖です。その本人のホームページとリンクしています。一般的には子育てを終えている年齢ですが、まだまだ当事者である子ども達から学ぶことばかりの毎日です。

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デーケン先生逝去、と、母の千羽鶴
こんにちは、または、こんばんは。
来てくださってありがとうございます。

6日にアルフォンス・デーケン先生が亡くなられました。
息子がネットの記事をアップしているのを見て知り、
新聞記事を探しました。
デーケン先生逝去記事 

死への準備教育の本がどこかにあったはず、と思いながら見つけられなかったので、
直近に読んだグリーフケアの本をめくってみました。
デーケン先生のあとがきに、聖書からの引用があり、何度も読んだ文章でありながら、
再度また胸にしみました。

>天が下のすべての事には季節があり、すべてのわざには時がある。
>生まるるに時があり、死ぬるに時があり、・・・
>泣くに時があり、笑うに時があり、・・・


今は、泣く時なのかな、笑う時なのかな。
両親の遺品を片付けて、いよいよ実家を手放す日が迫ってきて、
揉め事の相手だった親族たちから実家のカギ!を取り戻し
(留守中に勝手に鍵を開けて親族に出入りされるのが私の実家でした)
電気や水道や電話や保険の廃止、解約の手続きを進め、
このあと、自宅に引き取る荷物の引っ越し業者選定、廃棄物処理業者との日程調整・・・

最終決済日まで、まだこの落ち着かない日々が続く中、
母が残した千羽鶴も写真を撮って、廃棄。
(何のどんな紙でも、すぐに鶴を折っていた母です。
もう数えきれないくらい廃棄しました)
母 折り鶴 
この鶴は随分大きな鶴。
手編みのブローチと一緒に床の間に飾ってありまりました。

ガッツリ固定された左手も、ついつい使って、あれこれ片付けていたら、
何かの拍子に胸が苦しくなって涙がこみ上げそうに・・・
手首ギプス 
母も亡くなる数年前に同じように手首を骨折したのを思い出し、
その母が、回復期に使っていたサポーターを持ち帰りました。

父を看取った時には、あまり「後悔」にさいなまれることはなかったのに、
母に対しては、引きずるような思いが残っているまま3年が経ち、
母が尊敬していた日野原先生に続いて、デーケン先生もこの世の人ではなくなって、
なんだか心にポッカリと穴があいたような寂しさを感じながら過ごしている数日間です。

心を空っぽにして、もう一度、今はどういう「時」なのか、
自分自身を振り返ってみたい・・・

先に紹介した本の中に、
>悲嘆のプロセスに影響する心理的要因にはいろいろありますが、
>亡くなった人に対する未完了の務め というのがあります。

という文章があります。

「未完了の務め」(unfinished business)

そう、この言葉がしっくりくる気がします。
今、自分がやっている、「実家の整理、売却」が、何らかの形で、
亡くなった母の慰めになればいいなと願いながら、
最後までやり遂げなければ、という「責任感」のようなものも感じています。

母が折った鶴は、自宅でも廃棄しましたが、それでもまだ屋根裏に多数残っています。
何羽も何羽も鶴を折りながら、母は何を思っていたのだろうなあ。
まだ読み切れていない日記ノート。


ナカリのためにも「生き物」を飼った方がいい、とは思いつつも、
両親の遠距離介護が始まった頃に相次いで熱帯魚が死に絶え、
その後は生き物を飼うこともままならないまま数年過ぎて、
両親を送ってから、我が家にやってきたアキちゃん。

外に出すと、のべ~~ん、びよ~~ん。
ウサギってこんなに伸びる!
アキちゃん278 
足を交差させて寝転んでいる様子が、なんとも可笑しくて。

抱っこは苦手でも、ナカリにおとなしく抱っこされるアキちゃん。
アキちゃん277 

手作りマスコットたちも、母が逝ってから作り始めたので、
いろんなことを、心で報告してばかりです。

胸の内が複雑な感情にごちゃごちゃ状態なのを感じていたところへ、
リンク先の「吉報配達ブログ」で、「ブランクスカイ」の記事を読み、
あ~~、アタマ空っぽにしたい!という衝動に駆られました。
心は折れてはいないけれど、ちょっと疲れてるかな。

今が踏ん張りどころなんだろうけど、
少しの間、ぼーっとしたい・・・お母さん、休ませてね。
来週、また、帰るから。


今回の帰省往路の飛行機で仕入れた曲、Doja Cat の「Say So」
ナカリが気に入って、リピートしています。
英語の曲ですが、息子が好きなドイツ語バージョンがあったので、そちらを貼っておきます。

(息子は、不登校時代、英語よりドイツ語が好きで独学スタート、
同級生から「そんなん勉強して何になるん?」と言われながら学び続けました。
今はラテン系言語が主ですが、彼の外国語学習の原点はドイツ語なので、
この動画を発見して感慨深かったです。)

今日も最後までありがとうございました。

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思い出 | 18:36:56 | トラックバック(0) | コメント(12)
コメント
ナカリママさん、お帰りなさい。まずは無事に帰ってこれたことを喜びます!!
デーケン先生が天国へ行かれたこと、私も悲しかったです。すべての著書を読むほどの熱心なファンではなかったけれど、心のどこかにデーケン先生の「にもかかわらず笑う」がありました。死に関しても、「大往生だねー」と笑顔で見送られることを望んでいらっしゃるように感じます。言葉は残っているので、改めて著書を読んでいきたいです。「未完了の務め」も考えたいですね。
お母様の折り鶴、そんなにすごい数が…。ひとつ折るたびに、家族の幸せを祈っておられたのかと想像しています。
まさかサポーターまで受け継ぐとは予想外だったでしょうけど笑
「役に立ったのね」と笑っていらっしゃるでしょう。

頭を空っぽにする、と言うのは簡単ですけど、本当に空っぽにできてるかどうか、そんな時間を持てているのかどうか、自問自答してしまいます。
どうも、無駄な時間を過ごすことを罪悪のように考えてしまうので。一日中「ボーッと」はまずいですが、一時間、30分でも、ぼけっとするのはリフレッシュになりそうですよね。そういうときこそ、音楽がいいのかも。
ナカリさんのブログは前日に更新されていて良かったーと思いました。カゲウラさんにセロトニン分泌してもらえてますね!!

まとまりがなくなってきたのでこの辺で失礼します。
まずはゆっくり休養を!
2020-09-09 水 15:28:24 | URL | 馬場亜紀 [編集]
馬場亜紀さんへ
こんばんは。
デーケン先生も日野原先生もクリスチャンとして、
「死は終わりではない」という、希望を感じられる言葉を多数残されましたね。
私も、今は「死」に対するマイナスイメージがあまりないのです。
還暦を前に、うまく死にたい、きれいに逝きたい、という気持ちが強くなり、
「死への準備教育」そのまんま、「死への準備人生」という気がしています。
生きることが、多少、おっくうになってきているのかなあ。
少し休憩が必要、と感じるのは、
そういう意識が勝ると「生きる意欲」が減退するからだ、と振り返り中です。
ナカリの前では、気弱な言葉は出せないな、とも。

まだまだ若いナカリは、日々上がり下がり、思春期の女の子そのものです。

私のセロトニンはどこから補充しましょう(笑)
まだ枯れるには早いですものね・・・
やっぱり、休養、かな。

断捨離しないと、と思いながら、今日は本をポチってしまいました。
萩尾望都先生と落合恵子さんの本。
届くのを楽しみに、休み休み、ホワホワして過ごします。
コメントありがとうございました^^
2020-09-09 水 18:11:13 | URL | ナカリママ [編集]
こんにちは。
お母さまの折られた折り鶴を見ていたら切なくなって
しまいました。
私も両親の遺品整理中で思うことも多く、ナカリママさん
の想いに重なること、共感することも多いです。
夏から秋に変わるこんな時期はメランコリックになりがち
ですが、懐かしいものに触れてますます涙もろくなっています。

Doja CatのSay Soは可愛らしくて明るくて、ナカリさんが
お好きそうな雰囲気がしていますね。私も大好きな曲です。
ドイツ語バージョンは初めて聞きましたが、これもいいですね。

息子さんはドイツ語も堪能なんですね。しかも独学で!すごい!
これはもう怖いものなし、な感じがします。(ほんとに羨ましい…)
祖父も仕事柄ドイツ語を話せたようで、なんでもドイツ語で
寝言を言ったこともあったそうです。

左手の具合はいかがですか?お天気が不安定なので
お怪我に障るかも…くれぐれもお大事になさってくださいね。
2020-09-10 木 10:52:39 | URL | mikoto [編集]
痛々しい右手
こんにちは。

指先が動くだけでも、まだましですかね。
股関節と膝の手術で入院してた頃、肩や肘の手術で入院されてる方も多く、
それを見ていると、とても不自由そうで、両手が使える喜びを感じていました。

この前は、鍵コメを頂きありがとうございました。
思う気持ちは同じです。
「すべてのわざには時がある。」時の流れるのは早いですね。
友の死を忘れる事はありませんが、次から次へと色んな事が押し寄せて来ます。

実家をブランクスカイに!!
実家のお片付けの記事を読ませて頂いてると、エンドレスを感じます。
思い出が詰まってるだけに、大変ですね。

ナカリちゃんに抱かれたアキちゃん、いい顔してますね。
ぬくもりが伝わって来て、気持ちが良いのでしょう。(笑顔)

ナカリママさんも、ご自愛下さいませ。

2020-09-10 木 11:42:26 | URL | kotobuki [編集]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2020-09-10 木 15:49:11 | | [編集]
こんにちわ!
自分の大切な方が、自分よりお歳を召していたりすると、やはり別れの日が来るんですよね。
その時は、寂しい気持ちになったり、心に穴がぽっかり空いたようになります。
でも、それも受け止めていくしかないですね。
自分は、これからどんな人に出会うのか、それを楽しみに生きています。
何事も前へ前へと進むような感じです。

アキちゃん、長くなってますね。
だいたい丸っこいウサギをイメージしていたので、こんなに伸びるなんてね。
でも、とても可愛いですね。
2020-09-10 木 17:37:36 | URL | CLIMB_AGAIN [編集]
mikotoさんへ
こんばんは。
お返事が遅くなってしまってごめんなさい。
遺品の整理、というのは、ほんとに時間がかかって、
今回のようにリミットが設定されて、不測の怪我をして、
それで思いきれたことも多々あります。
涙もろくなるお気持ちもとてもよく分かります。

Say So ご存じだったんですね!
私は飛行機で聴いて思わずスクショを取って帰り、
自宅で検索してドイツ語バージョンを見つけました。
おじいさまがドイツ語で寝言を言われたというお話に、親近感を感じています。
語学へのあこがれだけはありながら、この年になって英語もおぼつかなくて、
自分でも未練がましくフランス語講座を聞いたりはしていますが、
外国語を自在に操る人の姿には、年代関わらず魅せられてしまいます。

手の具合は、今のところ、ガッツリギプスのおかげで保護されていますが、
つい、使ってしまって、アイタ!と腕を抱える始末で、
ギプスが取れてからの方が要注意みたいな気がしています・・・
ご心配をかけして申し訳ないです、気をつけますね。

朝夕涼しくなってきたけれど、まだ日中の残暑は厳しいので、
mikotoさんもお気をつけてお過ごしください。
あたたかいコメントをありがとうございました。
2020-09-12 土 20:18:15 | URL | ナカリママ [編集]
kotobukiさんへ
こんばんは。
入院、手術、と、大変な思いをなさったkotobukiさんからご心配いただいて、
自分の不注意を恥じるばかりです。
今年は、
右足首の剥離骨折に続いて、左手首の骨折、と、カルシウム不足?
いや、年齢の問題?と、反省しきりの1年になってしまいました。
普段自由に手足を動かせることのありがたさを痛感しています。

ご友人の訃報のお話に重なるように、
私自身にも、元同僚の訃報が入り、63歳という若さで旅立ってしまった先輩に、
1年前にお会いしたばかりだったのでショックが大きかったです。
本当に、「時」があるのだなあと感じるばかりで。

実家の片づけは、ある雑誌でアンケート結果を見たら、
3か月から1年以内で片づけてしまっている方が多かったので、
私の場合はかなり長丁場だなあ、と再認識しました。
遠距離なこと、一人っ子なこと、親族関係が複雑なこと、など、
いろいろ要因はあるのですが、エンドレスと思われた片付けにも、
ようやくゴールが見えてきました。
あともうひと踏ん張り、がんばって、うまくサヨウナラしたいと思います。

アキちゃんは抱っこすると、ほんとは怖くて震えているんですが(汗)、
こちらはベタベタ、思わず頬ずり、むぎゅーしてしまってます。
生き物って、ほんとに、可愛いものですね。
ナカリの当事者会の待ち時間に、近くのホームセンターによく行くのですが、
ペットーコーナーでは、小動物以外に熱帯魚のコーナーも見て回り、
kotobukiさんのところのエビさんたちを思い出しています。
どの子も大事な命だなあ、としみじみします。
これからの台風シーズンに、停電など起こりませんように。
こちらへのお気遣い、ありがとうございました。
kotobukiさんも、ご自愛くださいね。

2020-09-12 土 20:31:16 | URL | ナカリママ [編集]
鍵コメントさんへ
こんばんは。
母親が特別な存在、ということ、ほんとうに強く実感します。
私の母は心臓病を患っていて、若い頃から、
30までの命、とか、50までの命、とか、言われながら、
その都度、人工弁を入れたり、ペースメーカーを入れたり、
何度もの手術を乗り越えて、がんばって80まで生きてくれました。
母が、いよいよもう、余命わずかだろうと覚悟したときには涙が止まらなくて、
亡くなった後でも今でもまだめそめそしてしまうくらいです。
ナカリも「お母さん死んだらどうしよう、無事でいて」と繰り返しているので、
少しでも長く生きて一緒に居てやらねばと、意識して心がけたいと思います。
お優しいコメントに、とても慰められました。
どうもありがとうございました。
2020-09-12 土 20:41:26 | URL | ナカリママ [編集]
CLIMB_AGAINさんへ
こんばんは。
別れは、やっぱり辛いものですね。
でも、命あるものに、終わりがあるのも必然だし、
良い別れ方ができたら、それに越したことはないと思います。
いつか別れが来るということを忘れないで、その時を意識しながら、
今とこれからを大切に生きていかないと。
>何ごとも前へ前へと進む
って、大事ですね。とても励まされます。

アキちゃんは、丸まってコロンとなる時もあれば、
こんな風に、びよーんと伸びる時もあって、面白いなあ~と感心します。
足の裏を見せて転がっているときは、安心してリラックスしている感じです。
可愛いと言っていただけて嬉しいです。
いつもお優しいコメントをありがとうございます。
2020-09-12 土 20:47:45 | URL | ナカリママ [編集]
こんばんは
私は以前、死後の世界に興味を持ちキューブラー・ロスの
著書を何冊か読みました。デーケンさんは死生学の観点から、
ロスとも親交があり、その関係で私もデーケンさんの
「死とどう向き合うか」を読みました。
今ちらっと読み返してみると、結構身につまされる事例があったりします。
ご冥福を祈ります。
2020-09-14 月 21:22:01 | URL | エリアンダー [編集]
エリアンダーさんへ
おはようございます。
私も、あのあと、
デーケン先生が岩波から出された、生と死の教育、を見つけて、
読み直していました。
最初に、キュープラー ロス博士の、死ぬ瞬間、
からの引用がありました。
いろいろ考えさせられる言葉が並んでいます。
私がドッグイヤーしていたのは、
「大きな苦しみを受けた人は、うらむようになるか、やさしくなるかのどちらかである」という文が載っていたページ。
どちらかである、と言われておられるけれど、
母はどちらも見られ、特に認知症が進んでからは、
あんなに優しかったのに、恨み言ばかり繰り返すようになって悲しかったです。
恨みを溜め込まずに吐き出しておかないと、
本当の優しさには辿り着けないのかも、と、
我が身を振り返らせました。
一緒にデーケン先生を偲んでいただけて嬉しかったです。
コメントありがとうございました。
2020-09-15 火 09:05:47 | URL | ナカリママ [編集]
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