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ナカリママ

Author:ナカリママ
「無事にね!」は下の子どもの口癖です。その本人のホームページとリンクしています。一般的には子育てを終えている年齢ですが、まだまだ当事者である子ども達から学ぶことばかりの毎日です。

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ブログを始めてもうすぐ3年が終わります
パソコンのモニターの向こう、
スマホの画面の向こう、
この時間、どんな方と向き合えているのかなあ。
同時進行ではないけれど、
ここに書き残した言葉や音を、拾い上げてくださる方がどこかに居る、
ということに、改めて感謝して、今年1年の締めくくりにしたいと思います。
見てくださっている貴方に、ありがとうの気持ちが伝わりますように。


2015年1月からブログを始めたので、
年が明けたら満3年が過ぎて、4年目に突入することになります。
その時には存命だった両親も、今はあの世の人になり、
年が明けてすぐ、夜中に実家に電話していた新年のスタートも、
形を変えることになりました。
でも、家族4人が無事揃って年を越せることに感謝です。

今日は、父の告別式で流した息子のピアノ「シベリウスの樅の木」を、
再度、舘野泉さんの演奏でアップ。

冬の夜に、この曲を聴きながら、両親を偲びます。


あと、片付け物をしていたら、また、1981年に私が描いた絵が出てきました。
その紙の裏には、ナカリの幼い頃の落書きが・・・(なんで?? 笑)。
私が20歳頃、今のナカリに近い年齢に描いた絵。
ちょっとお正月っぽいかなと、載せてみます。
1981 黒田清輝 模写
「黒田清輝の昔語り」の模写、と、メモ書きされていました。
検索したら、画像がいっぱい。
着想を得たのが京都旅行の時(1893年秋)、とのことで、
120年くらい前の絵だったんですね。
私が模写したのが17年くらい前・・・描いた時の記憶は全くないんですが、
黄ばんだ絵を見ていると、なんだか不思議な気持ちになります。


そして、今現在、20歳過ぎ、の、若いナカリが、
私の誕生日のプレゼントに絵を描いてくれました。
ナカリから誕生日絵2017
リンク先のponchさんに、オカメインコのポーちゃんを描いていただいたのが、
すっかり定着して、今回も、クローバーをくちばしに咥えたポーちゃんインコが登場しています。
カゲウラサンタやサンちゃんトナカイの背後には、時代劇カゲウラさんと石狩殿の姿も。

ありがたいなあ。
とても嬉しくって、見ていただきたくて、こちらも一緒にアップしますね。


いろいろあった1年でしたが、ほんとに「今」に感謝、です。
これからも、ナカリと二人三脚で、書き(描き)続けていきたいと思います、
どうぞよろしくお願いします。
みなさま、良いお年を!



猫バンバンもお正月バージョンです(ponchさんから画像いただきました♪)
猫バンバン正月バージョン




思い出 | 00:29:21 | トラックバック(0) | コメント(42)
一時的アクセス急増は、ドラマ「コウノドリ」最終回が理由だったようです
見に来てくださってありがとうございます。
年末の平常運転も今日が最後のようで、
明日からは交通機関も日曜祝日モードに入るところが多そうです。
医療機関も最後の診察日、というところが多いので、
これから健康管理に気をつけてお過ごしくださいね。


さて、年末まで、あと何回更新できるか分からない中、
変なタイトルで、すみません。

数日前に、突然アクセス数が跳ね上がり、
FC2ブログランキングが急上昇したので、???と焦ってしまったのですが、
過去記事「ベイルートへようこそ」への拍手が気づきのきっかけになり、
同じく過去記事「オランダへようこそ」に関係するのでは?と思って検索したら、
2017年秋のドラマ「コウノドリ」の最終回(12月22日夜10時~放送)で、
「オランダへようこそ」の詩が朗読されて大きな反響があったことを知りました。

全く見たことのないドラマだったので、
記憶しておこうと思い、最終回の解説記事を残しておきます。

『コウノドリ』最終回で示した”生まれたその先”の現実


出生前診断、が、テーマの一つとして取り上げられていたようですが、
そこで出生後のことを考える指針として「オランダへようこそ」を取り上げられたのは、
原作に沿ったものなのか、脚本段階で加えられたのか、分かりません。
でも
いずれにしても、この詩が改めて多くの人の目に触れることになったのは
嬉しいことだと思いました。
また、
偶然とは言え、その流れで見に来てくださった方の目に、
森口奈緖美さんの書籍情報が、少しでも届いていたとしたら、
こんな嬉しいことはありません。
(願わくば、「生まれたその後」から、さらに、成長して「社会に出た後」についても
たくさんの人に一緒に考えてもらえたらなあ、と思いました。)


一方で、「テレビは苦手」となり、
とりわけ、
ドラマなど、人間関係をリアルに描いたものを見たくない「現在のナカリ」を思うと、
どんな良い内容でも、一緒に見て共有すること自体、困難だろうな、と、
・・・以前、いろんな映画を親子で観て感動を分かち合えた時のことが、
なつかしく、また、複雑な思いがしています。


ナカリがテレビを苦手になったのは、いつ頃からだったかなあ。

小学校時代は、他の子の話題に合わせて、「ヘキサゴン」の歌を一緒に歌ったり、
「ドラえもん」「ちびまる子ちゃん」などのアニメも一緒に見ていました。
中学になっても、「嵐」や他のジャニーズ系の歌をよく聴いていたし、
自分のHPでも、好きな映画コーナーを設けて感想を書いたりしていたのに。


ある程度、自分自身の特性について理解した上で、
恋愛感情と向き合う時期になったら一緒に見ようと準備していた過去のドラマ
「君が教えてくれたこと」(2000年4月~6月 TBS)
のVTRも、結局、口頭で私が内容の一部を伝えただけで、
今だに1話も見るに至っていなくて、残念です。
(この作品は、森口奈緖美さんにも原作の打診があったドラマのようで、
森口さんの本のあとがきに、その話が出ていて、仕上がりを高く評価されています)
君が教えてくれたことVTR


ナカリが、世の中、や、人間、を「こわい」と言いだしたのは、
中学の時に「支援学級の友達へのいじめを目撃」したこと、それを学校に伝えても「黙殺」されたこと、
があった頃からですが、
ニュースを聞いてナカリが「こわい」を連発するような出来事や事件、が
実際に増えてきているような感じもしています。


数日前にも、同じ大阪で起こった事件を耳にして、
「なんで、精神障がいの人を閉じ込めるん?」と、
自分の保護入院の記憶と重ねて、とても恐がり、
同時に腹を立てていました(それでもパニックにはならなくなりましたが)。

また今日も、京都から帰ってきた息子と、
京都にも海側がある→原発が近い→何かあったら京都市内も避難区域になる
というような会話があったのを耳にして、
地震や事故をしきりに心配しているナカリです。

できるだけ、穏やかな日常を、と思うと、
社会の動きから、あるていど距離を置かないといけない、のが難しい・・・。

かといって、
平和なニュース=可愛い動物の赤ちゃんなど、に対しても、
「自分は一生、結婚できないと思う」という気持ちが刺激されて苦しくなってしまい、
良かれと思って伝えた話が地雷を踏むことに繋がったりもするので、
とても難しいです。
このところ、動物のぬいぐるみ、には、すっかりハマってるんだけどなあ。


年末年始も、可能な限り、世の中の動きから一歩離れて、
夢見る世界の中で、でも、ちょっとは刺激も入れながら、
心の安定を保ちながら、無事に過ごせますように。

今日はきれいな夜景もナカリの作品もなくて申し訳ないので、
ナカリがカバンに入れて仕事場に連れてきたぬいぐるみたちの写真を載せてみます。
2017ぬいぐるみ
ほのぼのしてもらたら嬉しいです。
今日も最後までありがとうございました。


猫バンバン






子どもの日常 | 18:30:30 | トラックバック(0) | コメント(12)
引き続き 森口さんの本を読み返して
なぜだかこの数日、見に来てくださる方が増えていて、
とてもありがたく、感謝です。
Xmasは終わってしまいましたが、
大阪市内のライトアップは続いているので、
お礼を兼ねて、今日の仕事帰りにスマホで撮った画像をアップしますね。

2017光の饗宴1
2017光の饗宴2
「光の饗宴」
空から星々が落ちてきたみたいに綺麗です。


自らを「星の子(セファイド)」と表現した森口奈緒美さん。
最初の著作、「変光星」を読み返し、
その勢いで、「平行線」も読み返しました。
ところどころ、ドッグイヤーしてあって、
最初に読んだ時の自分の心を思い出そうとしましたが、
今回の方が、ずっと深く心動かされたような気がします。

少女時代の自伝「変光星」は、小中学校でのいじめの場面が辛すぎて、
青年期の自伝「平行線」は、メンタル面の2次障がいに関わる場面が辛すぎて、
まさに「孤軍奮闘」、傷だらけの半生に、言葉を失う思いがしました。

状況は森口さんとはくらべものにはならないけれど、
娘の記憶と重なる前半部分と、息子の経験と重なる後半部分と・・・。
私自身もタイムスリップした感があって、少し放心状態です。


「平行線」の最終章より


>・・・私は、当事者による情報発信は必要不可欠だ、と思った。
>・・・まだ見ぬ”仲間達”を捜すためにも、私は「発言」をしよう、
 と、改めて、大きく自分の心に決めた。

>・・・私はいつも、独りだった。
 そして、どこにも同志がいないまま、この世のなかに、立ち向かってきた、
 そして、自分自身を救うことなく、いつもその闘いに負けてきた。
 しかし、私が闘った後には、どうやら、道ができているみたいなのだ。
 そのいずれも、後から来る人達が潤うばかりで、
 自分自身にはなんのフィードバックもなかった。

>居場所がない、前例がない、情報がない、とボヤくから、
 いつまでたっても埒が開かないのだ。
>運に翻弄されるよりは、
 みずから開拓者、先駆者になればすむことだ。





森口さん、心からありがとう。
森口さんが苦労された「大検」が「高校卒業資格認定試験(高認)」となり、
息子はそのおかげで今に至ることができたのです。
森口さんの当時は不十分点も多かった「通信制高校」が、
どんどん改善されたおかげで、娘は救われました。

そして、私たち親子も、少しでも、後輩のために、
扉をより、開くために闘ってきたつもりだし、これからも闘いたい。



でも、
あとがきの前の、森口さんの文章は、
とても穏やかであたたかかったです。
最新の正式な診断を受けて「戦いを止めたら、途端に、世界が明るくなった」と。

>私はもう、頑張らなくてもいい。
 強くならなくてもいい。
 完全でなくてもいい。

 今では、自分の弱さを、許している。
 自分の脆さを、許している。
 不完全さを、許している。
 アンバランスさを、許している。
 「ヘン」であることを、許している。
 自閉症を、許している。

 自分を許したその日から、
 他人の過ちも許せるようになれた気がした。
 自分に優しくなってみて、はじめて、
 他人にも優しくなれそうな気がした。
 (中略)
 それは、それまでのどんな努力よりも、訓練よりも、
 価値のあるものだった。



私も、ナカリと、息子と、これからも、自閉症を許して、
過ちを許して、優しく、生き続けていこう。


このところ、息子が好きだったリンキンパークを繰り返し聴いています。
「星」にまつわる話で、
森口さんが、自閉症の人は孤独に強く、技術に強い人も多いから、
これからの宇宙時代に人類のために役に立つのでは、
というような趣旨のことを述べられているのを読んで、
そのイメージで、歌詞と映像がマッチした Leave Out All The Rest を貼っておきます。


歌詞と翻訳は、こちらのサイト ↓ で確認できます。
ロック・ユー! : リーヴ・アウト・オール・ザ・レスト


今日も、長くなってすみません。
伝えたい気持ちばかりが先走ってしまいましたが、
最後までお付き合いくださって、ありがとうございました。


猫バンバン



読んだ本・文章、見た映画・ドラマ、聴いた音楽 | 23:42:03 | トラックバック(0) | コメント(16)
メリークリスマス!
イブの昨夜は雨になってしまいましたが、
穏やかに過ごされましたでしょうか。
見に来てくださってありがとうございます。

それから、
ナカリのXmasコラージュの記事に
たくさんコメントをありがとうございました。
また、それとは別に一昨日の拍手の中に、
2015年8月の記事「ベイルートへようこそ」が複数あり、
突然昔のこの記事になぜ?と、びっくりしました。
読み返してみて、森口さんの小さい頃のお母様の苦労に重なり、
改めて自分もいろいろ過去を思い出しています。
過去記事を見て拍手してくださった方々、ありがとうございました。

振り返ると確かに、なかなか苦難の子育てでしたが、
今はホッコリする話題も…

サンタさんの存在を高校生まで信じていたナカリ。
居ない、と教えたとき、「えええ!!ほんと??」と、何度も確認し、
たいへんなショックを受けていました。
幼さやファンタジー世界への傾倒もあるけれど、
自閉っ子の特性=外からの情報をまるごと取り込んでしまう、
→聞いたことはハッキリ言葉で否定されない限り信じ続ける、
と、再認識して、私の方もびっくりした出来事でした。

ちょうど、リンク先の春花月夜さんのところで、サンタさんの3D映像を見て、
「そうそう、こうだと信じてた!」と、
昔を振り返りながら親子で笑顔になることもできました。
サンタさんからのプレゼントとして、色鉛筆を選びに、
今は亡き父(ナカリの祖父)とお店に行った思い出話もしながら懐かしみました。

イヴは過ぎてしまったから、
サンタさん、空っぽになったそりに乗って帰って行ったのかな(笑)
ご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、素敵な画像がいっぱいなのでご紹介 ↓
花のように サンタさん 街へやって来て!

それから、同じくリンク先のponchさんのところで、
お友達紹介のイラストの中に、
ナカリのオリジナルキャラ、ポーちゃん(右端のオカメインコ)を登場させていただきました。
ポンチさんお友達12月、ブログ掲載用
ponchさん、ありがとうございました!

リアルで人と関わるのが苦手でも、
好きな「絵」や「文章」というツールを使って、
ネットを通じて人間関係を学ぶこともできる・・・
これは、今だからこそ、の環境で、本当に助かります。
改めて、皆さんに感謝です。


土曜日、ナカリと一緒にお日様の中を散歩したとき、
連れて行ったマスコットたちも日光浴しました。
クリスマス散歩
ほんとに、何かお話しているみたい。
ぬいぐるみたちに、命が吹き込まれています。

ナカリは、
一人で体を揺らしながら自分の世界に没頭している時間があるんですが、
現実の慌ただしさに流されるだけでなく、
私も夢見る心を忘れないでいたいなあ。


クリスマスは、母が信じ、父が病床洗礼を受けたイエスキリストの誕生祭です。
母の喪中はがきの図柄(部分)
喪中はがき

ギフトの心、思いやる心、を、日常でも意識し続けていられますように。
さいごに、感謝を込めて

メリークリスマス ロゴ



猫バンバン・クリスマスバージョン




未分類 | 10:32:21 | トラックバック(0) | コメント(16)
森口奈緒美さんの新刊 「金平糖」 を読んで
この数日、書こうとした内容を引っ込めたり、
書くこと自体に気が引けたり、ちょっと足踏みしていました。
更新できていないときにも訪問してくださる方たち、
コメントや拍手をくださる方たちに改めて、ありがとうございます。


1週間かけて読み終わった本ですが、
自分と娘の過去につながる内容もあったりで、
感想を書くとしたら、少し後ろ向きな内容になりそうな気がしながら、
それでも、読み終えた今のこの気持ちをなんらか書き留めておきたい、
そしてできれば、この本を他の方にも紹介したい、
と思って記事にすることにしました。
お付き合いいただけたら幸いです。

今回読んだ「金平糖 自閉症納言のデコボコ人生論」遠見書房 2017年11月初版
…については、先の記事中にリンクした遠見書房のHPに、
目次や解説含めて詳しく載っており、
同じ遠見書房から文庫版で復刊された、前2冊についても紹介されています。
(再度リンクを貼っておきます→遠見書房 )
金平糖

森口さんは、私とほぼ同年齢(50代半ば)。
ご両親の死や、ご自身の更年期も経験され、
一人暮らしで今後の老年期を迎えるにあたってのあれこれも書かれておられます。

>軽度(?)の障害持ちというのはコウモリと同じ
>世の中にはどんなにあがいても、社会や常識の望む方法で働けない人もいる
>成人(そして中年、老年)となった発達障害者や高齢引きこもりの人への関心は極めて薄い
>親亡き後とともに、本人の老化や病気は確実にやってくる
>なぜ私はこんなに弱いのだろうかと思う


森口さんの「今」や「今後」についての想いから、
娘の将来を考えるにあたっての、いろんな指針を与えてもらえたことと同時に、
森口さんの少女時代、学校時代、青年期思春期の過酷な体験をも振り返らされ、
もう一度、最初の2冊を手に取りたくなって、本棚から出してきました。

2冊とも、今回の遠見書房の復刊文庫、ではなく、それ以前のものです。

「変光星 自閉の少女に見えていた世界」 花風社 2004年1月第1刷(初版は飛鳥新社 1996年)
変光星

「平行線 ある自閉症者の青年期の回想」 ブレーン出版 2002年2月初版第1刷
平行線

この2冊のタイトルは、
「へんこうせい」→「へいこうせん」と、アナグラムになっています。
森口さんの、言葉、文字へのこだわりと知性が伝わってくると同時に、
それぞれの言葉の持つ意味合いが、深くて、胸に刺さります。

また、最初の「変光星」をもとに、森口さん母娘が取材協力されたコミック
「この星のぬくもり 自閉症児の見つめる世界」 ベネッセ 1997年12月第1刷
(森口さんによると、この単行本は「いわば母の遺稿のようなもの」だそうです)
この星のぬくもり

このコミックの「あとがき」として森口さんが書かれた文章を転記してみます。

>自閉症の子を持った今までのお母さんの多くは、
 使い切れてザラザラに荒れた、
 深いアカギレのように心が傷ついています。
 哀れみではなく、どうか優しく擦って下さいませんか。


言葉にし尽せないほど苦しい思いをした森口さんが、
本の読者宛に、世の中全体に対して発した文章ではあるけれど、
ご自身のお母さまに対する精一杯の想いを詰めこんでおられる、
そんな気持ちで、涙がこみあげてきます。

その、お母さまも、今はもうこの世におられないんですね。
小さい時のエピソードのひとつは、ナカリと全く重なります。
この星のぬくもり 1 

ナカリも、自閉症のパニック症状自体は、
年齢が上がるにつれて落ち着いてきたけれど、
幼い頃の大変さは、それこそ私の心をザラザラに消耗させたので、
昔話をしようとすると、
本人自身が「(もう昔のことは)言わないで!」
と制止したくなるのも分かります。

こんな「母親の心中」を、森口さんが子どもの立場から気遣ってくれること、
それこそ、亡くなられたお母さまは(私もそうだけど)、
たくさん「報われた」という気持ちを胸に逝かれたことだろう、と…。

下の場面を見直して、ナカリを抱きしめたくなりました。
この星のぬくもり 2 


中年から壮年期を経て、いずれ我が子も老年期を迎える時が来るだろう、
その時、私はそばに居てやれなくても、
本人が頼れる人や場所が身近にあってほしい、
そして、この国で、ありのままで、その存在を認め、許されて、
どうか安心して穏やかに過ごせていけますように。

星に願いをかけるようなクリスマスイブイブ(?)の記事になりました。


「金平糖」の中で、森口さんご自身、聖書の言葉を引いて書かれておられます。

>明日のことで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。
 その日の苦労はその日だけで充分である(マタイによる福音書6章13節、新共同訳)


また
>そもそも、好きなことに打ち込むことは楽しい。
>だから、(自閉症の克服の訓練だけに限らず)苦手なことの努力・訓練も大切だが、
 それよりも、どうすれば楽しく物事をこなせるかということを考えるほうが早道だろう。
 そうすれば、好きなことに取り組む途上で苦手な課題が浮上したとしても、
 積極的に乗り越えることができると思う。

好きなことを、楽しく!
この言葉に励まされました。


今年もあと少しで終ります。
来年また、季節が巡る度にいろいろ思い出すことも多いだろうけど、
気持ちを新たに、親から受け継いだ人生を、さらに次の世代にバトンタッチできるよう、
楽しく前向きに、日々を過ごしていけたらなと思います。


しばらく離れていた、にほんブログ村ですが、
「自閉症スペクトラム」ジャンルのバナーだけ、サイドに貼っておこうと思います。

また
お礼を兼ねて、Stevie Wonder and Sting の Fragile も貼っておきます。
歌詞が表示されるバージョンです。



On and on the rain will fall
Like tears from a star
like tears from a star
On and on the rain will say
How fragile we are
 how fragile we are

いつまでもいつまでも雨は降り続けるだろう
まるで星が涙を流しているようだ
まるで星が涙を流しているようだ
いつまでもいつまでも雨は語るだろう
ぼくらがどれほど脆いのかを
ぼくらがどれほど儚いものなのかを
(翻訳サイトから 部分)


長い記事に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。


猫バンバン・クリスマスバージョン


読んだ本・文章、見た映画・ドラマ、聴いた音楽 | 17:26:23 | トラックバック(0) | コメント(12)
Xmasコラージュ
いよいよ今年もあと10日ほどになってしまいました。
少し穏やかな天気が続いていますが、お変わりないでしょうか。
見に来てくださってありがとうございます。


昨日は、今年最後のアートセラピーで、
久しぶりに先生のアトリエまでバスに乗って行ってきました。
2時間、先生とナカリの2人きりで製作したのは・・・
Xmasコラージュ。
てっぺんに星を貼った緑のツリー型を先生が赤い台紙に貼って、
その上にコラージュできるよう用意してくださっていたそうですが、
ナカリは緑のツリーが全く見えないくらい、いろいろ貼り重ねて、
キラキラしたゴージャスな作品になりました。
先生も一緒に作ってみた自分の作品(緑の木のツリーが分かる形)を見せてくださり、
「ナカリちゃんは型にはまらないで、自由な発想で作れたのがすごい!
私も、このあと、ナカリちゃんみたいに、もっといろいろ貼ろうかな~」

と、ニコニコと誉めてくださって、ナカリも嬉しそうでした。
出来上がったのはこちら。
Xmasコラージュ
持ち帰るための袋も、マスキングテープで飾り付け。
Xmasコラージュ袋

迎えに行くまで待っている間、ミスドで本を読んでいた私ですが、
読んだのが、
成人当事者の森口奈緒美さんによる新刊「金平糖」
(トゲトゲをとって甘過ぎなくしたら、こんなのコンペイトウじゃないや!
・・・という前書きが面白い~)

森口さんは、私とほとんど同年代の自閉症の方で、
昔の学校制度の中で本当に苦労の連続だったこと、
そこから、
後輩たちのためにも、「書く」ことで社会参加しようと、
ナカリたちの思いを代弁してくださるような文章の連続に、
胸いっぱいになっていたところ、
アートの先生の
「ナカリの特性に注目して伸ばそうとして下さる」姿勢
余計にジーンときてしまいました。

「あなたはぜんぜん友達を作ろうとしない。その性格を直さなくては駄目だ」
と、言われ続けてきた森口さん。
ご自身の経験から、<性格を直す>ということに疑問を呈し、
「とくに教育関係者の方々に訴えたい。
・・・自閉症を”認めてほしい”・・・自閉症を”許してほしい”・・・
”自分の世界”に生きられてこそ、自閉症者は幸せを感じるからである」

と書かれ、
出来ないことを直すべくエネルギーを使うのではなく、
「若いうちは、自分の得意なことをブラッシュアップすることの方が大事ではないか」
と、励ましてくださっていました。

・・・本当に、いい絵の先生に出会えてよかった。
「描く力」で自分なりに集団に参加しようと、
専門学校高等部で30人ほどのクラスメート全員のイラストを描いたけれど、
「いくら絵が描けてもお話しできないと。話せるようになりましょう」と指導され、
結局、舌打ちの幻聴に苦しんで通信制高校に転校した過去を振り返ると、
ナカリに笑顔が戻ってよかった、と、しみじみ思いました。

帰り道に、
イラスト整理用のファイルを買おうと100円ショップに寄ったら、
クリスマス飾りがいっぱい!
昨日はナカリが連れ歩いていたカゲウラさんとサンちゃんに
ピッタリサイズのコスプレ衣装を発見(ペット用です)。
せっかくだからオシャレさせてあげようか、と、買って帰りました。
Xmasコスプレマスコット
またなんか、いろいろお話ししてそうですね(^-^)


昨日のXmasコラージュを、
母に見せたら、きっと喜んでくれただろうなあと思います。
(母も、ナカリの良さに注目し続けて誉め続けてくれたので)
自宅には仏壇も祭壇もありませんが、
両親の写真の前に飾りました。
いいクリスマスが迎えられそうです。

皆さんにも、一足早いけれど、メリークリスマス!


猫バンバン・クリスマスバージョン




ナカリの作品 | 12:36:48 | トラックバック(0) | コメント(22)
無理をしないでゆっくり過ごす ~ponchさんにお祝い絵を描きました
気にかけて見に来てくださる皆さんに、
改めてありがとうございます。
初めての方もいらっしゃったら、はじめまして。
今日の一日の他愛ない記録ですが、
良かったらゆっくりしていってください。


昨夕から、ダウンモードのナカリ。
(コメント返信にも書きましたが、きっかけと原因は私にある・・・と、自覚中)


今日はカウンセリングに出かける予定でしたが、
以前のカウンセラーさんの言葉(心のキャラクターの「実在」に関わるもの=ウソ、と、ホントの使い分け)
にも引っかかった、と
昨夜から言い出し(改めて思いだした感じ・・・)、
「なんかしんどいよ、こわいよ」と言いながら
寝る前にカウンセラーさん宛に書いたお手紙も、
「カウンセリングが終わってから帰る時、渡す」と言うので、
うむむ~~、と、私の方が引っかかり、
思い切って今日はカウンセリングをキャンセルしました。
そして、
私とナカリの関係修復、に努めました。


幸い、お天気も良かったので、
近所への散歩&甘いもの食べよう、と誘い、
眉間にタテジワのままのナカリの手を引いて外へ。

今日はサンちゃんたちも連れず、スマホだけ持って出たナカリ。
歩きながら、私の気持ちをゆっくり話したら、きちんと聞いてくれました。


お仕事がいっぱいでイライラしてごめんね。
ナカリがゆっくりすることは、ちっとも悪いことじゃないんだよ。
今を楽しく過ごすことが一番大事だからね。
ナカリの笑顔を大切に思うし、大事に思ってるからね。
・・・



ぽつぽつと気持ちを話してくれるナカリ。
いつも緊張して、いつも外からの評価が気になって、
誰かに悪く言われていないか、言われないか、気を遣い、
びくびくおどおどしてしまう自分が、自分でも苦しくて・・・。

改めて、ナカリの苦しさに思いが至りました。


リンク先のponchさんが「(ナカリの)お地蔵さまになってやって」
と、言ってくださったのを思い出しながら、
極力、ナカリに不安を与えないよう、声の調子にも気を遣いながら、
自分自身を律して穏やかに・・・を心がけました。


散歩中。
先日の葉ボタン畑を見ると、思った通り、収穫・出荷の真っ最中。
数人がかりで一斉作業、
「葉ぼたん」と書かれた山積みの段ボール箱に
次々と詰め込んでおられる様子を見て、
これからあちこちに運ばれていくんだな~と、ナカリと話しました。


喫茶店は平日なのに満席でしたが、
うまく、カウンター席に入れたので、棚のカップたちを眺めながら、
「おばあちゃんが亡くなった病院近くの喫茶店での思い出のメニュー」
=ワッフル、をスマホにおさめてから食べました。

おなかいっぱい。
帰る頃には少し落ち着いて、
空を見ると、飛行機雲が風に流されて不思議な模様。
葉ボタン畑も振り返りながら、二人それぞれ空に向かってスマホでパチリ。
葉ボタン収穫
葉ボタン収穫の軽トラックが、ちらり。

青空を見ていると、雲の流れが、打ち寄せる波のようでもあり、
心が洗われました。


帰宅してから、私はponchさんのお誕生日祝いのイラストに取り組み、
ナカリは自分のコラボ写真の整理に取り組んでから、一緒にイラストも描いて、
「誰かに気持ちを伝えたいという思いは自分を元気にする」
ということを実感しました。
(今、プロフィール画像に使っているオカメインコのポーちゃんとオバケのポリー君は
ponchさんが描いてくださったものです)

ナカリは自分のオリジナルキャラと動物たちのイラスト。
私はponchさん創作キャラたちと、ponchさんの大切なブロ友まーさん、のイラスト。
ポンチさんへナカリより
ポンチさんへナカリママより


ナカリのファンタジーのキャラクターたちも、もちろん大事なんですが、
リアルのひと、というのも大事にしていってほしいなと願うのでした。
ブログを見に来てくださるリアルの皆さんとの関係も、
これからも、大事にしていきたいと思っています。
よろしくお願いします。



猫バンバン・クリスマスバージョン




子どもの日常 | 19:02:41 | トラックバック(0) | コメント(10)
少し感傷的な夜
見つけてくださり、心に留め置いてくださり、
来ていただいてありがとうございます。

平日なかなか出勤できなかったので、
この土日はナカリを連れて泊りがけで仕事に出ていました。
ナカリは基本、落ち着いていましたが、
今日帰り際になってから、ちょっとしたことで気落ちして、
どんより気分の夜です。
こういう日もあるよな・・・と思いながら、
昔聴いた曲を、急に聴き直したくなって、検索。

Soul Campという沖縄出身のグループの「BIG MAMA」


オフィシャルビデオを見たのは初めてです。
歌声と歌詞だけ心に残っていて、歌っている人を見て、
結構普通のお兄さんたち?だったから、ちょっとびっくりでした。
2005年だから12年くらい前?
ナカリが小学生の頃に聴いて、歌詞に心動かされた曲です。
今日は、これを聴きながら眠れるかな。



これからしばらくの間、猫バンバンは、
ponchさんのところからコピーしたクリスマスバージョンにします♪
猫バンバン・クリスマスバージョン



読んだ本・文章、見た映画・ドラマ、聴いた音楽 | 23:53:53 | トラックバック(0) | コメント(12)
葉ボタンの畑をお散歩
来てくださってありがとうございます。

今日は少しだけ陽射しも出て、寒さが和らいだので、
久しぶりに散歩に行きました。
一面の葉ボタンに、
近づくクリスマスとお正月の気分が盛り上がります。
(気持ちは、かなり焦っていますが、この時期を楽しまなくちゃ)

葉ボタンの畑
ちょうど曇り空だったのが残念。
太陽に照らされた時の葉ボタン一面の畑は、もっと見事なんですよ!

白葉ボタン
近づいてみると、一つ一つがとてもしっかり地面から立ち上がっていて、
華やか、かつ、たくましい感じがしました。

紫葉ボタン
この一輪一輪、きれいな葉っぱを維持するために、
農家の方のご苦労もいかばかりか、と。


ナカリは、
プールの後のランチと、病院や薬局と、今日の散歩を
Xmas大冒険という記事にしてアップしました。
ちょっと恥ずかしいかなあ~と言いながら、ですが、
この間の大冒険シリーズの基本は、
無邪気なサンちゃんと、エン姫のことばかり考えているカゲウラさん、で、
今回もその雰囲気全開です。
なにげに新しくカピパラさんが参加しています(笑)

他愛ない記事ですが、良かったらのぞいてやってくださいね。
引き続き、落ち着いて過ごせていることに感謝です。
このまま穏やかな年末年始になりますように。




しばらくステッカーだけ掲載してきた猫バンバン。
以前リンクした記事が網羅されている投稿を見つけたので、
久しぶりに貼っておきます→猫バンバンを車に乗る前の常識に
猫バンバン


子どもの日常 | 20:35:41 | トラックバック(0) | コメント(18)
通院日でした
ちょっと遅い時間の更新です。
いろんな方のところを訪問していたら時間があっという間です。
来ていただけることにも改めて感謝です。
ありがとうございます。


今日は2ヶ月に1回の、ナカリの通院日。
寒さ対策をして、バスと電車で片道2時間、の病院まで行ってきました。

ナカリが連れて行ったサンちゃんも、初めてドクターとご対面。

「あら、可愛らしいわねえ~、これ、サンショウウオ?」ピンポーン!
カバンからチラリと見えたカゲウラさんにも、先生が興味を示してくださったので、
一緒に紹介することになり、
あとからナカリが「先生、カゲウラさん、って呼んでくれた」と、とても喜んでいました。
名前が大好きなナカリにとったら、
固有名詞で呼んでもらえる、って、こんなに嬉しいことなんだなあ~、と、
なんか、私まで嬉しくなってしまいました。

病院に行くと、デイケアの方たちの作品がたくさん展示してあって、
クリスマス飾りもあちこちにあり、またまたサンちゃん大冒険、でした。


この病院の思春期病棟にナカリが救急入院したのは、ブログを始める前。
その当時にはパソコンの前に座る余裕など全くなかったけど、
こうして3年近く続けてこられてほんとにありがたい~良かった~
いろいろなご縁に、しみじみ感謝です。


今夜のNHKFM、ベストオブクラシックは、
ソプラノ歌手、ラケル・アンドゥエサの演奏会でした。
古楽器の響きと、透き通るようなソプラノに癒されて、
検索してみたら、
萩尾望都のマンガに出てくるような容姿の女性で、その姿にもウットリ。
スペインの歌姫だそうです。
4分ほどの短いバージョンですが、記念にアップしておきます。



昨夜のリンキンパークも思い出の曲で、子守唄になった?けど、
今日の歌姫も、いい夢みせてくれそう・・・
ナカリも一日お疲れさま。ゆっくり休んでね。
皆さんにとっても、よい夜でありますように(^-^)


猫バンバン



読んだ本・文章、見た映画・ドラマ、聴いた音楽 | 23:30:36 | トラックバック(0) | コメント(8)
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