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ナカリママ

Author:ナカリママ
「無事にね!」は下の子どもの口癖です。その本人のホームページとリンクしています。一般的には子育てを終えている年齢ですが、まだまだ当事者である子ども達から学ぶことばかりの毎日です。

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先生は学校に住んでいないし、店員さんは仕事が終わったらうちに帰る
ご訪問ありがとうございます。

このところ、平穏が続いていますが、
一日の中にも、やはり、波があります。
多少波立っても、時間を置けばおさまってくる、ところが、
大きな大きな前進なんだなと感じるのですが。

波の起こり方は、「繰り返し」です。
周囲の情報の受け止め方自体に、特性があるので、
いろいろと説明して納得してくれたかな?と思っても、
時間を置いたら繰り返され、また同じやり取りになります。

ここで、忍耐が切れたらこちらの失敗、なので、
声のトーンにも気をつけながら、繰り返し、繰り返し、です。

これを、がんばらないといけない、と思わされたのが、
時々コメントをいただくponchさんの記事(当事者からの発信)です。

経験を積んでも身につかない

朝から反省しました。


昨日、親子ウォーキング&ランニングで、2時間くらい山に登ったのですが、
日曜日の観光地、ということもあり、そこそこの人出があり、
途中、「人がいっぱいで邪魔、人いっぱい居すぎ」と、
帽子とサングラスのガードだけでは刺激が過多で辛そうにするナカリを、
なんとかなだめながら、なるべく人の少ない道を選んで、やり過ごしました。

「他の人、みんな一緒に見える。どこが違うん?」
「他の人の苦労は分からない。みんな苦労なんかないと思う」
「やっぱり舌打ちが聞こえる。なんでよ、私何も悪いことしてないのに」
「なんで他の人、居るん?なんで嫌な人、居るん?」
「気分悪い、腹立つ」


人は人、自分は自分、自分とは関係ない、どうでもいい人のことは考えなくていい、
こちらも、同じ内容の繰り返しながら、
どうか波が大波になりませんようにと、自分の心の波も抑えながら、
穏やかを心がけて過ごしました。


「他の人の苦労が分からない」
というところは、
「目に見えないものを想像するのが苦手」
に通じます。
パラレルワールドを生み出すくらいの想像力、創造力があるのに、
「他の人」の言動は「見えるもの」に引っ張られて、裏が読めません。

「ドラマや映画の役者さんばかり、良い思いしてる」
と、繰り返し腹を立てて言うのは、
それが、つくりもの(フィクション)だと認識できず、
見たままを信じてしまう特性によるのだ、と分かっています。
ドラマで夫婦を演じている役者さんも、実生活では別々のパートナーがいる、
と、何度説明しても、なかなか「理解」に至りません。
「演じてるの?ほんとみたいに見えるけど」
と、真顔で言うので、
「ほんとみたいに見えるように演じないと、役者さんとしてやっていけないんだよ」
と説明。
サンタさんを信じていたのと同じ思考パターン(言われたことをそのまま信じる)です。

「プロの人みんな、良い思いしてるの?」
と真顔で聞くので、
「みんな、ってひとくくりしないで」と、これも0か100かの話から繰り返しです。


本人はあまり覚えていないと言いますが、
幼い頃、
学校の先生は教卓で寝ている、と思っていたナカリ。
同じように、
コンビニの人は24時間ずっとコンビニに居る、と思っていたナカリ。

先生は、学校で生徒を教える時は先生だけど、うちに帰るとお母さんになる、
コンビニの店員さんも、仕事を終えたら家に帰って、ご飯を食べたりお風呂に入ったり布団で寝たりする、
という説明を聞いて、目をまるくして、本気でびっくり!!していました。

自分の目に見える世界がすべてだと思い、自分視点で世界を理解しようとしていたナカリ。
「先生」は、自分の見えないところでもずっと「先生」をしていると思っていたし、
お店の人は、いつ行ってもずーーっとお店にいるものと思い込んでいました。

また、
信号を見て「赤は進め、緑は止まれ」と言うのをどうしても曲げようとしないので、
なぜかなあ~と悩んでいて、あるときふっと、
「ああそうか!この子は自分が見ている信号ですべてを判断してるんだ」
と気づいて納得したのを忘れられません。
自分が見ている信号が赤の時に車は動いていて、青の時に車が止まる、という世界観

他の人は他の人の世界がある、とか、自分と違うものを見ている、とかいうことが、
なかなかピンと来ないのだ、と思います。


成長に伴って、少しずつ、修正されてはきたけれど、
基本のところは「特性」なので、変わりません(無理に変えようとすると自己否定につながりかねません)。


自分視点、を持ちながら、社会の中で、どうやって折り合いをつけながら生きていくか。
難しい課題です。
敢えて言えば、
それは、障がいのあるなしかかわらず、誰もが向き合わないといけない課題かもしれません。

「折り合いをつける、ってどういう意味?」
とたずねられて、
折り紙の端と端が合わない時に、なんとかして工夫して、そこを合わせて形にする、
というような、よく分からない説明しかできなかった私ですが、
「折り合いをつける」
というイメージを、どう作っていくか・・・

長い人生のウォーキング。
周りの人が視界に入りながらも、景色を見ながら、自分のペースを崩さずに、
たとえ一人になっても、こけないように気をつけながら、しっかり歩いていってほしいなあ。



昨日見た景色です。
滝

滝道1

滝道2


人生を道に例えたのは、徳川家康だったかな・・・
山あり谷あり、道を歩き続けていく、時々休みながら、時々振り返りながら。

今日は母娘で留守番です、またいろいろお話しできたらいいな。
がんばろう。
皆さんにもよい一日になりますように。
長々読んでくださってありがとうございました。





子どもの日常 | 10:42:27 | トラックバック(0) | コメント(8)