2017-10-01 Sun
ご訪問ありがとうございます。今日から10月。
今年もあと3か月となり、あたたかいお茶がお腹に嬉しい朝に、
しみじみと季節を感じています。
今、心の準備をしている、小学生保護者の方へのお話。
テーマは「先輩の経験に学ぶ」で、基本、当事者からの聞き取りです。
最初に、このテーマで話せる人を探している、とお聞きした時に、
一番先に思い当たったのが、近所に住む、ナカリと同級生の、ダウン症の友達でした。
で、どうかな~?と、お話を持って行ったら、お母さんもご本人も快諾してくださり、
その際に、併せて、「うちがナカリちゃんの作文読んでもいいよ^0^」と言ってもらえて、
ナカリの作文を、その友達に代読してもらう形で一緒に参加・・・と決めたのでした。
当日の段取りが決まっていく中で、
結局、別々のグループでお話しすることになったため、
ナカリの作文は私が読むことになりましたが、
その友達の話も是非聞きたいのになあ・・・と思っていたら、
原稿を資料として出すという点で一致し、
当日のお話は同時並行だけど、あとでお互い作文を読み合うことができる、
と決まって、今からとても楽しみです。
支援学校の高等部を卒業して就労支援を受けた後、
お仕事を頑張って、バスで通って、自立に向けて着々と進んでいる、その友達のこと・・・
ご本人の言葉で、いま改めて知りたい、と、思っています。
これは、ほんとうに、ご縁、なのですが、
ナカリには、保育所時代からの幼馴染として、ダウン症の友達が二人います。
さらに、小学校以降、別の保育所から、この友達も加わって、
そこから、たくさんのダウン症の子どもたち、その家族、に出会うことができました。
思えば・・・染色体起因障がいをもつ子どもさんのご家族の活動に、
過去、どれだけ支えられたか分かりません。
スキー旅行や、ジャズダンスサークルにも誘ってもらえて、
複数の親子で一緒に楽しく過ごす時間を、いろいろいただきました。
何より、
生まれて間もない時期に障がいが分かり、早くから親同士がつながる経験を積んでおられるからか、
私たち自閉っ子の親が、なかなか親のつながりを持ちにくい状況をよく分かって気にしてくださっていて、
側面からいろいろな形で力添えをし、自分たちの親のつながりにも迎え入れてくれ、
また、学年や地域の異なる自閉っ子の親同士を見つけてつないでくれたりしたことが、
その後の私たち親子の大きな支えになった・・・と、
人に対する信頼感や希望をもつ気持ちの根っこになった・・・と、思うのです。
明るさ、たくましさ、やさしさ・・・
親も子も前向きに生きる、その姿から、たくさんのことを学びました。
(身体障がいや内部障がいの友達親子から学んだことにも重なりますが・・・)
ナカリは、成長に伴って、いろいろ悩み苦しむことが増える中で、
今はその友達とも直接のつながりを断ってしまっていますが、
思い出の中に、たくさんのダウン症の子どもさんとご家族のことが残っていると思うので、
いつか、それがまた力になるときも来るのではないかな、と・・・
ああ。
この記事、いつもよりも、・・・、が多いです。
上手く言葉にならないのです。
振り返ると、いろいろな想いが溢れてきて、とても複雑なのです。
勝手に胸いっぱいになってしまっています。
過去記事を貼っておきます。
ダウン症と自閉症と・・・「いろんなちがう」
有名なエッセイ「オランダへようこそ」
「ベイルートへようこそ」
ナカリだけでなく、私自身も、実はとても複雑なのだ・・・と。
今はこれ以上は言葉を失います。
でも、
共に成長した過去の経験は、たからもの。
親子で一緒にジャズダンスを練習して、夏祭りのパレードに参加した時の曲。
久しぶりの邦楽です。
キマグレン/LIFE 公式動画
こちら↓は、埋め込み可能だった動画
この曲とともに、たくさんの思い出がよみがえります。
改めて、歌詞が胸に突き刺さります。
おそろいのロゴマーク入りのTシャツを着て、おそろいのバンダナを巻き、
いろんな年齢の親子30人ほどで、市のお祭りに参加した8年前の夏の写真を見ると・・・
ピースサインをしている笑顔のナカリ、がいました。
もっと時間がたって、
ナカリも私も、
ダウン症の子どもさんのご家族と、
再度笑顔で出会い直せる時が、きますように。
ちょっと、まとまらないままの記事ですみません。
読んでくださってありがとうございました。