2015-09-02 Wed
9月からまた近所の小学校のチャイムが聞こえるようになりました。「何で学校行きたくなかったんだっけ?」と不意に娘に聞いてみたら
「○○先生と××先生が居なくなったから」
あ、そうやったね、小5の始業式に行って初めて、大好きだった介助員さんと支援学級の先生が
「二人とも居ない!=他校に転勤)」と知って、翌朝から大パニックで登校拒否したのでした。
人事異動ばかりはどうにもならないのでしょうが、この時はホントに「酷」でした。
前回の記事の映画「シンプル・シモン」で、
シモンが「ぼくは変われないから君が変わって」と当たり前のように要求する場面があったのですが、
なかなか「変わる」ことが難しい人たちにとったら、
突然のショックな出来事や理解できない変化は苦痛・・・なんですよね。
シモンも、自分の想った通りに事が運ばず、お兄さんから思いがけない怒りをぶつけられて大パニックをおこし、
ドラム缶の宇宙船の中に引きこもってしまいます。
あのシーンは切なかったなあ・・・

・・・というような話をしていたら、
お気に入りのブログにおもしろい記事を発見しました。
「雲の中の散歩のように」 イタリアのある高校教師による夏休みの宿題
チラッとのぞいていただけたら、宿題の一つ一つがとても魅力的なのが分かるのですが、
「シンプル・シモン」を見た後だけに、
課題9
あなたを魅了する人に出会ったら、できるかぎりの正直さと誠意をこめて、その人にそのことを告げなさい。彼、あるいは彼女に理解されなくてもかまいません。もし告白しないなら、彼、あるいは彼女は運命の人ではなかったわけです。もしうまくゆけば、2015年の夏は金色の空となり、ふたりはその空を見上げながら歩くことになるのです(もしうまくゆかなければ、課題8に戻りなさい)。
を読んで、何てロマンチックな先生だろう

スウェーデンも良かったけど、イタリアも良いなあ~~