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ナカリ母

Author:ナカリ母
「無事にね!」は下の子どもの口癖です。その本人のホームページとリンクしています。一般的には子育てを終えている年齢ですが、まだまだ当事者である子ども達から学ぶことばかりの毎日です。

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春になったら・・・
このところ少し暖かかったけれど、週末また寒さが戻るそうですね。
春は花粉も飛ぶし、環境の変化の時期で、子どもたちにも私自身にも辛い季節ではあるけれど、
やっぱり、おひさまぽかぽかキラキラでフレッシュな気持ちになれる時期でもあります。

小学校に通うという春に向けて、キラッキラッの瞳で、家の中でランドセルを背負って写真を撮ったこと、
実際に入学式を終えて、初めて朝の集団登校に向かう時、後ろから声をかけて写真を撮ったこと…
ちいさかった子どもの姿が写真とともに思い出されます。

でもね、「春になったら…」で一番思い出すのは実はトイレトレーニング。
本人にしたら、恥ずかしいからあんまり思い出したくないだろうことだろうけれど、
何かにこだわる気持ちがあってか、大きい方はどうしてもトイレでできず、紙おむつが手放せませんでした。
このままじゃ小学校に行ったら困るよ~と、「春になったらトイレでします」と、壁に貼り紙をして、
何度も何度も本人に言い聞かせていました。
でも「いつから春」という根本的なところを説明してなかった私。
そうとは知らずに、
母(子どもから見たらおばあちゃん)が、「明日は節分、早いね~暦の上では明日からだよ」
と、何気なく言ってくれたおかげで、なんとその翌日から、おむつ卒業!
自閉っ子のデジタル思考に本当に驚かされました。
以来、母は節分が来る度にその話をします(本人に言うのはもう遠慮したって~と釘を刺すのですが)。

他にも、あれは何のこだわりだったんだろう?と謎のままのことはいっぱいあり、
本人が覚えていること(保育所の帰り道に必ず同じ道路のくぼみを踏む、鉄板やマンホールを踏む)についても、
本人自身それが何故だったか?は分からないそうです。
お風呂が嫌で、数か月入ることができず、体を拭いたり水なしシャンプーで拭いたりしていたら、
友達のお姉さんがアイディアを出してくれて、
大好きだった人形のお風呂ぽぽちゃん(水着と浮き輪つき)と一緒に、本人も水着と浮き輪でクリア!
という経験も忘れられない思い出です。
お風呂の件は、当時の先生たちの分析によると、
服を脱ぐことによる温度変化など、本人にとって越えられない大きなハードルが「何か」あったんだろう、
とのことでしたが、やっぱりはっきりした理由は分かりません。

でも、何か理由があったんだろう、と、そこが大事、無理強いは禁物。

今は「謎の行動」は減ったけど、
人が苦手で自宅にこもっていることにもちゃんと「理由」があるわけだから、
焦らず、ゆっくり、じっくり、社会との接点を探していかなくては。

今年の春はどんな春になるかなあ

思い出 | 12:28:55 | コメント(0)
十一元三先生
先日、十一元三(といちもとみ)先生も講師のお一人である講演会に参加できることになり、
初めて直接お話を聞くことができました。

以前からお名前だけはよく耳にしていて、
「子供と大人のメンタルヘルスがわかる本」を読んでから、ぜひもっと知りたいと思っていたので、
モニターを通じてではあったけれども(申し込み人数が大幅に定員オーバーして急きょ会場が増設されたため)、
専門的で難しい内容も、分かりやすく視覚的に説明していただけて、とても良かったです。

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十一 元三

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お話の最後に「強みとデリケートさに十分配慮する」ことの大切さを繰り返しておられ、
ホントにその通りと共感して帰宅したのに、学んだはずが、実際の日常では失敗続き。
今日改めて、本を読み返しました。

出発点は3つのタイプの区別、として、
「心」→心理的原因、「脳」→脳機能の問題、「体」→基礎疾患の影響
を見極めて(重なる部分も含めて)、適切に対応する必要性が述べられています。

下の子の今の問題は「心」と「脳」の重なり部分の症状みたいだな・・・と感じました。
「人間関係の土台になるパーソナリティが非常に不安定」で
「感情的に過敏で、気持ちが常に揺れ動き、社会生活を平常心で送ること」が難しく、
「相手への評価が最高か最低か」に揺れ動き、
「自分への評価や態度にも敏感」で、「衝動性のコントロールが不良」…
う~ん。
優しい気持ちや豊かな感性を持っているのは十分伝わってくるし、
悪意があるわけではないと頭では分かっているけれども、
「他人を自分の目的のための手段として扱う」ところや
「他者を巻き込んで自分の心の空虚さを埋めようとする」点を感じ取った時の、
家族としての空しさや傷つき(憤り)は、なかなか上手く言葉になりません。
その時その時に、考え得るベターな(ベストに近い)選択をしてきたつもりだけれど、
こちらの思い込みや誤解も含めて、何かもっと別のアプローチもあったのでは、と
振り返るたびに辛く悲しい気持ちになってしまいます。

「子供の示す問題は、子供を取り囲む大人のメンタルヘルスの問題を反映していることが少なくありません。
反対に、大人のメンタルヘルスの問題には、しばしば子供の問題が関与しています。」

という指摘に胸が刺される気持ちです。

ちょっと冷静になって、深呼吸。
前向きに、前向きに。
今日はうまく乗り越えられますように。


読んだ本・文章、見た映画・ドラマ、聴いた音楽 | 07:58:27 | コメント(0)
EMDR
カウンセラーさんの勧めで、少し前からEMDRに取り組み始めて、今週かなり本格的にやってみました。
初めて聞いた時には、何それ?状態でしたが、
子ども向けに紹介された絵本を貸していただき、専門書の一部をコピーしたものをいただいて、
トラウマ克服のための心理療法だと分かり、良さそうなので本人も家族も同意して取り組むことにしました。

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本人への刺激(両手の甲を交互にトントン)のお手伝いとして、私も同席し、一緒に学んでいる、という状況です。
確実に、過去の嫌な記憶の克服(噛み砕き=消化)ができていっている感じがあり、
昨夜も少し不安定になったけれども、大きく崩れることなく乗りきることができました。

カウンセラーさんに感謝!…とともに、
不安、怒り、恐怖、混乱、を少しでも軽くして、穏やかな時間を過ごすことができるように、
これからも一緒に立ち向かっていってやりたいなと改めて思いました。


子どもの日常 | 09:20:37 | コメント(2)
臨機応変
上の子どもから電話がありました。
今、研究室の読書会を運営しているのだけれど、
自分はつくづく「不意の質問」に弱いと思う、と。

小さい頃から、いつも
ドッキリカメラのように自分だけ知らないことがあって恥ずかしい思いをさせられるのでは…
という不安があり、頭の中で「想定問答集」を作って用意している人でした。

基本的に、「礼儀正しくしておくこと」が失敗しないコツだと考え、
常に標準語や敬語で話す子だったので、
小学校の同級生からは不思議がられ、
今でも、周りの人に関西人と言うと驚かれてばかりだそうです
(さもありなん・・・)。

ただ、小さい頃とは少し違って、今の「恥ずかしい思い」というのは、
自分が大切に思っている相手、尊敬している相手、を失望させてしまうこと
のようです。

「不意の質問」に正しく答えられなかったとしても、
そんなに落ち込む事じゃないよ、挽回できる機会はあるよ、と声をかけたけれど、
これは本人自身が乗り越えていくしかない感情なんだろうな。


日常生活が規則的に進むこと、決まった時間に決まった行動をすること、
そうした「変わらないできごと」に安心感を感じ、
「突然の出来事」「思いもよらない反応」に動揺してしまうのは昔からでした。

そんな「変化に弱い」気質が重なる、作曲家エリック・サティを描いた絵本
「サティさんはかわりもの」を思い出しました。
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この絵本の最後に描かれた、笑顔で飛び跳ねるサティさんの姿が印象的です。

こつこつと、かわらぬ日常の上に、独創的な活動を積み上げ、
周囲の人たちから排除されることなく、うまく折り合いをつけて、
穏やかな毎日を送れますように。

心の中でエールを送りました。

子どもの日常 | 22:33:20 | コメント(0)
後藤さんが伝えたかったこと
少し前の朝日新聞夕刊の記事で、「考えなきゃ、後藤さんが伝えたかったこと」として、
法政大学の水島教授の解説とともに、
暴力や憎悪を鎮める後藤さん自身のツイートが紹介されていて、
その文章を、親子で読むことができたのが大きいなあ、と感じる数日間…。

子ども自身がリンク先のホームページ内ブログで、
自分は短気なので、怒りそうになった時、この(後藤さんの)言葉を思い出したらいいなぁ
と書いていますが、それは私も同じ。

「目を閉じて、じっと我慢。怒ったり、怒鳴ったら、終わり」

怒りのコントロールについては、子どもが小さい頃からいろいろ試してきました。
壁に貼り紙をして、まずは深呼吸、目を閉じて数を数えて…、などを心がけたし、
最近ではカウンセラーさんから、
安全な発散の仕方(不要な紙を破る、ぬいぐるみを床に投げる、熱いシャワーを浴びるなど)も習い、
年末年始に投げつけ用のぬいぐるみ(出張セラピスト)もお借りしました。

それでも、怒りに翻弄されることは多々ある…母子二人になると、お互いブレーキが利かなくなる。

嵐が去った後の後悔やむなしさも何度体験したことか。

「穏やかな」ときはいいね、という夫の言葉に、理性が働くときは、自分もそうだとしみじみ感じる。
当たり前の何でもない日常のこと、それが当たり前じゃなくてありがたいことだと感謝しなくちゃ、とも思う。
でも忘れる。
もっと、もっと、と願ってしまう。
憤るときには、なんで!と責めてしまう。
イライラするとあかん、焦るとだめ。

しないといけないことに追われている時に、
「こっち向いて」「一緒にお話しして」とアピールする子どもに優しくなれない、と、反省。

後藤さんは、
「戦争や紛争が起きると、弱い立場の人がそこに巻き込まれて辛い思いをする、ということを
一生懸命伝えてくれた」ということ、
感情を揺さぶられる事件が起きると、ぎすぎすした言葉が出てくる
後藤さんはそういう危うさを感じ取り、静かな問いを投げかけた」ということ、を
新聞記事から教えられた。

悲しい結末をニュースで聞いたとき、
その場でみるみる涙があふれて
「なんでよ!後藤さん悪くないやんか、イスラム国悪いやんか」
と泣いてしまった子どもに、何とか事情を説明しようとした自分が今になって改めて恥ずかしい。
まずは一緒に、そうだね、悲しいね、なんでなんやろうね、と一緒に抱き合って泣けたらよかった。

現実は怖い、不安だ、といつも子どもは言う。
その通りだな。
現実は思うようにならない、理不尽なことも起こる、腹立たしいこともある。
何でも思うようになる平和なパラレル世界とは違う。

そのことを何とか分からせよう、現実と折り合いをつけさせよう、と頭で考える私には、
「その時その場で」悲しみを共有する涙を流すことができなかった。
もちろん、私も悲しかったし腹立たしかったけれど、
子どもの涙と言葉は
あれこれの「考え」を伴わない、直観的で純粋な反応だったし、問いかけだった。
「ほんとに感受性の強い子だな、傷つきやすい子だな」と頭で感じたけれど、
自分が失っていた心の働きについてまで深く感じ取ることはできなかった。
本当に学ぶべきは目の前の子どもの姿だった。

時間をおいて、じわじわと胸にしみてきたので、書き留めておこうと思いました。

朝日新聞の記事は2月5日木曜夕刊8面です。
あわせて、後藤さんの人柄やイスラムに対する知識がよく分かるラジオ番組の文字起こし記事
「後藤健二さんが4か月前に語っていた中東のこと…」アドレスも貼り付けておきます。

後藤さん、湯川さん、ヨルダンのパイロット、その他多くの方たちのご冥福をお祈りします。


子どもの日常 | 11:51:58 | コメント(0)
ファンタジー
白昼夢のように夢見心地でいろいろな楽しい想像をふくらませることができるのは、
ある意味、貴重な能力だと思うのですが、
夢の世界に満足して、現実世界に生きることがまずまず辛くなるのでは…と、
両者の兼ね合いに苦慮します

「理想の自分」「なりたい自分」と
「ありのままの今の自分」とを、大きくかけ離れたものにしないように…

いろいろ願いながら言葉がけしたり応答したりするのですが、
本人の思いと食い違うことも多々あって、悩みは尽きません

主治医の先生にもカウンセラーさんにも、科学的な説明は不要、説得納得させなくていい、
と言われるけれど、そこは自分の性分なので、「軽く聞き流す」のが難しい。
「理解」し合うのは難しい。
諦めてはいけないけれど。
今日は少し弱気な一日でした。

子どもの日常 | 21:21:37 | コメント(0)

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