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ナカリママ

Author:ナカリママ
「無事にね!」は下の子どもの口癖です。その本人のホームページとリンクしています。一般的には子育てを終えている年齢ですが、まだまだ当事者である子ども達から学ぶことばかりの毎日です。

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友達からの久しぶりの手紙&当事者会スタッフさんからのメール
ご訪問ありがとうございます。

今日は月に一度の親の集まりで、
久しぶりに会えたお母さんから、ナカリ宛の手紙を言付かりました。

ナカリと同級生の、その娘さんとは、校区が違うけれど、
小学生ごろ文通していて、その後しばらく途絶えたのち、
メンタルの状態が似てきた高校生時代から文通を再開。
お互いに、上がったり下がったりの調子があるので、
親が間に入って、様子を見ながら手渡したり、郵便ポストを使ったりしながら、
近況報告や、イラスト交換(二人とも絵が好き)をしてきました。
ナカリにとっては、数少ない、継続した関わりをもてているお友達、です。

久しぶりのお手紙は、
ナカリが以前彼女に送った手紙に添えていたイラストを見て描いたよ、
という模写と、彼女自身の近況報告で、
お土産として、猫の小銭入れ(フェアトレードの品だそうです)も一緒に届きました。
小銭入れ
インド製です。可愛い~~~


親同士でお互いの様子を情報交換すると、
娘たち二人とも、「在宅」という罪悪感に苦しんで自分を責めてしまったり、
人間関係が苦手で、被害的に受け止めてしまったりするところが似ていて、
メンタルのお薬も、副作用が出ないよう気をつけながら慎重に管理して、
今は何とか小康状態、という感じ・・・など、共通点が多々ありました。

二人とも、同じアートの先生に習っているので、
作品展に絵を出品しよう、という話もそれぞれに進んでいて、
今年は一緒に出せそうだね(昨年はナカリが見送り、彼女一人で出品)、と、
楽しみができました(^-^)
親同士も、久しぶりに会って話せてホッとしました。


彼女宛のお返事に、ナカリが水彩色鉛筆で描いた夏のイラストです。
ハワイ生まれのベン君と、癒しのおばけ?ポリー君が、アイスを食べています。
ベン君とポリー君 アイス
ベン君、ちょっと大人っぽくなったなあ~


で、親の会から帰宅すると、
先日の当事者会のスタッフさんに、
作品展の要綱を送っていただいたお礼と、当事者会後の様子報告のメールを出していたのに対して、
丁寧なお返事が届いていました。

当日、一人で頑張った反動が、親子二人になった時に出たのだろうということ、
それを受け止めた私を労うとともに、次回も参加するという結論を出したナカリを、
とてもとても喜んで、ほめてくださいました。
そして、当事者会では、誰もが、最初は馴染むのに時間がかかること、
話せるようになるまで何年もかかった人もいること、
ナカリに声をかけたいと思っても、シャイで出来ないけれど、
ナカリが来てくれるだけで、スタッフも参加者も嬉しく思っていることを知っていて欲しい・・・
といった内容で、
ナカリにも読み聞かせてやりました。

ナカリは、素直に、そうだねえ、と、
一方的に思い込んでいたところを修正して、
緊張するけど、次回のかき氷づくりに参加する、
という気持ちを改めて確認したのでした。

成長したなー。落ち着いたなー。
有り難いなー。

アナログなお手紙、と、素早いメールと。
ふたつの「お便り」に、慰められ、力づけられた一日でした。




子どもの日常 | 19:41:13 | トラックバック(0) | コメント(4)
人と関わりたいのに上手く話せない辛さやストレス
ご訪問ありがとうございます。

ナカリはすっかり落ち着き、今は私に甘えてベタベタです。
彼女は基本的に、寂しがりやで、人と関わりたいんだ、と、改めて思います。
なかなか人を信じられないけれど、
心の底では、信じたい、甘えたい、仲良くしたい、と強く強く願っている・・・
その、切ないくらいの思いを感じ取れた時に、
一緒に切なくなり、また、心から愛おしく思えるのです。

人が嫌いじゃないはずなのに、「嫌いだ!」と叫んでいる時
言葉だけを受け止めて、イラッとしたり、
何で人の気持ちが分からないんだ、と腹を立てたりするのじゃなく、
それは、彼女の「悲鳴」なんだ・・・と、即時に受け止めなければ。


思い返せば、
小学校高学年まで積極奇異型の自閉っ子で、
同学年の女友達や、憧れのボーイフレンド、を求めて、果敢にアタック!
・・・結果、
「変わった子」と受け止められても仕方ないようなオーラを出していることに、
本人は気づいていない、
それでも、
なんとなく避けられている感じ、は、徐々にでも察知していったはず・・・。

自分なりに努力しているのに(たいていは、周囲の「模倣」)、
どうしてうまくいかないのか、どうして自分には「友達」ができないのか、
本人なりに悩み苦しむ日々だったに違いありません。

だから、教室に入れなくなり、支援学級でも居場所を見つけられず、
だんだん、人を避けるようになっていくのと並行して、
想像の世界に、次々とイマジナリ―フレンズやラバーズを生み出していったんだ、
と、パラレルワールドの「歴史」を振り返って、実感します。


リアルの人間関係は、彼女にとって、「分からないことだらけ」


今回も「何て言ったらよかったの?」と、素直に聞いてきました。
その場の空気を読みながら、自分の気持ちを上手く伝える、って、
やっぱり、
ナカリにとっては、ものすごくハードルが高い。

まわりの状況が分からなければ不安が高まり、
緊張すればするほど、まわりが見えなくなる。

「どこへ行っても私は外される、うまくいかない、一人ぼっち」
という言い方が出たら、黄色信号ですが、
今回の当事者会でも、
周囲の人たちが、気を遣って話しかけないでいる、そっとしてくれている、
という理解、受け止め方、ができず、
他の人は「みんな」馴染んでいる、「自分だけ」外されている、
ように感じてしまう・・・

疎外感、孤独感。
しかも、自分のコミュニケーション能力の低さが原因、と思うから、
よけいに辛くてイライラしてしまう。

「お母さんには自閉症の辛さなんてわからないんだ!」
「ナカリだって、自閉症じゃない人の辛さなんてわからないやろ!」
という、大人げない言い合いをしてしまったけれど、
彼女の、この辛さやストレスは、
やっぱり、私にはなかなか分かり切れていない部分だった、
と反省せざるを得ません。


息子の方は、小学生の頃から、
「自分は一人でも平気、むしろ一人がいい」タイプだと自覚していて、
「ナカリはそこが違う(友達欲しいタイプだ)から辛いだろうなー」、
と、妹のことを思いやっていました。


NHKの福祉ポータル ハートネット・カキコミ板(発達障がい) に、
「誤解しないで」という書き込みをしたのですが、
それ、自分自身にも当てはまってたなあ、と、
ナカリに改めて、ごめんなさい。




ところで・・・
少し前の記事で、息子が見つけてきたゲームミュージック
「いりす症候群 着信ゼロ」をアップしましたが、
同じゲームの他の曲名が
「今日も誰とも喋らなかった」とか「10時間くらい天井を見ている」とか、
ひきこもりターゲットのゲーム??という印象満載です。
彼は彼で・・・大丈夫か?(^-^;)

「いりす症候群 10時間くらい天井を見ている」





子どもの日常 | 20:54:55 | トラックバック(0) | コメント(6)
ジェットコースターのような気分変調は特性の表れ
ご訪問ありがとうございます。
昨日初めてコメント欄閉めてしまって、ご心配おかけして、すみません。


昨日の
「母は(周りの味方だから)私の敵だ!大嫌い!」
から
「ごめんよ、大好きだよ、いつもありがとう」
へ。

ナカリの心の振幅は、大好きか大嫌いか、端から端まで極端な動きをします。

夜叉のような癇癪。すり寄ってくる猫のような赤ちゃん返り。

この豹変する姿に、いちいち反応しないで、
一歩離れて、巻き込まれないように、あくまで冷静に。

昨日の失敗は、
当事者会の迎えの場で、まず最初に「共感」を示さなかったことだけど、
まあ、自分でも、あの場面で 「それは無理」 だったと思います。
その後の展開も、予想の範囲内(何も壊さなかったのは大きな進歩)だったし、
結果オーライ、とします。

問題は自分自身の心のケア。

「もう死んでしまう!」と、道路に飛び出そうとした娘の手を離さなかった。
「兄にはそんな言い方しないのに!!」と、毎回のように引き合いに出される話題を極力スルーした。
自分では、頑張った方だ、と思う(私も、モノを壊さなかった)。


だから、落ち込んでる場合じゃない。
でも、事務所から帰りたくない。
それでも、お腹すいたと言って、帰りを待っている娘が居る。
どこかに行ってしまいたくても、今日は、帰る以外の選択肢はない。

(夫に娘を任せて、一晩事務所で過ごした時のことを思い出す)


さあ、
もう、
パソコンを切って、
帰り支度をして、途中で夕飯を買って、
混んだ電車に乗って、自転車こいで、
家の玄関を開けて、
「無事に」彼女の元へ帰らないといけない。


今まで、何度も何度も何度も何度も何度も
こんなこと繰り返して、
そのたびに乗り越えてきたじゃないか。
(この繰り返しを責められたことが、まだダメージだけど、
忘れよう、わたしとは関係のない人の勝手な意見だ)


気持ちを切り替えて、がんばれ。


よし! 帰ります。




子どもの日常 | 19:00:12 | トラックバック(0) | コメント(21)
ぶつかったので、10年前に作ったサポートブックを書き写してみる
通例にしている、ご訪問お礼の言葉ですが、
毎回最初に、同じ言葉を載せるのも、少し心苦しくなってきました。
それでも、やっぱり、適切な言葉が見つからなくて、「ご訪問ありがとうございます」。

例のコメントの一件があってから、弱音を吐くことに気持ちが引けてしまっていますが、
今日は、ナカリとぶつかってしまったので、気持ちを落ち着けるために、
彼女の特性のおさらい…をしたいと思います。

同じことを何度となく、というのは、人から指摘されずとも苦しいのです。
幼い頃の大変さや、入院当時の大変さと比べたら、どうってことない今日の出来事ですが、
今は、心が弱ってダメージが大きいので、
初めてですが、コメント欄閉鎖、を試してみます、すみません。



今日は当事者会3回目。
暑中見舞いづくり(ナカリの得意な絵)だったので、
最初から本人だけ参加のつもりで、私は挨拶もそこそこに失礼しました。
待っている間に、またフランス語を少しかじって、銀行を回り、迎えに行くと、
「絵が上手いですねー」という笑顔のスタッフの方と対照的に、
ナカリは硬い表情で、「次は行かない。しんどかった、嫌だった」の一点張り。

帰り道にたずねても
「私の気持なんか、分からない!なんでそんな言い方するんよ!」
と、私の返答がいちいち気に入らない、
「生まれなければ良かった、死んでしまいたい」
が、繰り返され、
「私だけなじめない、みんな仲良くしているのに仲間はずしされた」
「おしゃべりな人が嫌だ、うっとうしい。みんな嫌いだ」
「兄ばっかりいい思いしてズルい、家族は嫌いだ」
「お母さん、またブログに私の悪口書くんでしょ!」
と、エスカレート。
聞いてられないので、帰りのバスも離れて座り、
帰宅後、頓服を飲ませて、自分も飲んでから、
留守番させて私は外に用事に出ました。

サポートブックを読み返して、再び自宅に戻って、書き写しています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ナカリの「サポートブック 2007」より
本人の特徴と対応の具体例

<言語面、認知面>
意味理解が弱いので、音に引きずられた言い間違いがよくある。
表現(助詞・受身・人称)の間違いも時々出る。
友達がしゃべっている内容を聞き取るのが苦手で、会話に自信がない。
指示されたことが分からなくても聞き返すことができない。
抽象的思考が難しく、学年相当の課題に取り組むのは困難、一斉授業にはついていけない。
→ なるべくゆっくり話す。できれば絵や文字を使用して説明。
  間違った表現や発音はそのつど、優しく修正する。
  指示が本当に分かっているかどうか、本人に確認する。
  特別な予定や行動は個別に押さえをする。
  授業は取り出しで別課題を用意し、目標に沿って本人なりの達成観を持たせる。

<対人関係、社会性>
不安を持ちやすく、傷つきやすい。人との信頼関係を作りにくい。
周囲の状況や相手の気持ちを読み取って合わせるのが苦手な反面、
声のトーンや表情に敏感で、解釈のずれや勘違いによる一方的な怒りを持ちやすい。
相手にどう思われるかを極端に気にする。
感情のコントロールが苦手で、しばしば癇癪やパニックを起こす。
少し時間を置くと、悪かったと反省してやたら謝る、自分を責める。
→ 言いたいことを言えずに大人に仲介を頼む時「何て言ったらいいかな?」と一緒に考え、
  言い方のモデルを示し、必要に応じて書いて示す。仲介の様子を見せる。
  言葉かけはなるべく肯定的に、明るくゆっくりやさしく。
  パニック時は、周囲は出来るだけ冷静に対応し、一緒に巻き込まれない。
  本人が落ち着いてから、状況を聞いたり話をする。
  危険なこと以外では責めない。
  一方的に感情を溜め込んで、思いがけない時にふっと気持ちを言うので、
  家庭と学校とで連携しながら具体的状況を把握する。
  相手との関係の通訳をする、その過程を通じて、適切な伝え方のモデルを示す。

<同一性の保持、興味の限局>
新しいこと、変化に対する柔軟性が乏しく場面の切り替えが難しい。
欲しいものや特定の場所へのこだわりがある。
→ カレンダーで予定を伝える、分かりにくい活動や新しいことは、前もって説明し、
  事前に心の準備をさせる。
  こだわりへは、代替手段として可能なものをいろいろ提案し、何らかの満足を経験させて、
  気持ちの切り替えを援助する。

<感覚の過敏性、その他>
集中が苦手、周囲の状況に影響されやすい、知覚過敏(特に音、味覚)
協調運動、細かい作業が苦手。
独り言、ファンタジーへの没頭。
→ 何をするかを絵や図で示す、周囲からの余分な刺激を減らす(座席位置の配慮)
  嫌な音や味は出来る限り避け、なるべく本人の意に添う。
  「逃げ場所」「キーパーソン(頼れる大人)」を決めておき、
  しんどくなったら、自分から申し出てそこに行けるようにする。
  こぼしたり汚したり踏んだり、の場合、慌ててさらに失敗しないよう、
  焦らず落ち着いてと声をかける。
  独り言は、外ではほとんど出ないので、自宅での息抜きとして認める。
  みんなと違っていてもいい、という形で、自己評価を下げないように気をつける。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

これ、抜粋ですが、10年前とあまり変わってないですね。
そして、対応の方も、自分で書いておきながら、守れてない。
今日もしっかり巻き込まれました(がっくり)。

今はすっかり萎れて、私が悪かった、と繰り返しているナカリです。
「言い過ぎたよ、嫌いじゃないよ、何がいけなかったの?
言い方が悪いの、私。 なんて言えばよかったの?」

・・・ここからどう立て直していくか。
気持ちをすり合わせて、ぐっとこらえて、根気強く優しく丁寧に。
(母に対してキレた自分を昨日反省したばかりなのに、ここを踏ん張らずにどうする)

これから親子で向き合います。




子どもの日常 | 18:42:29
先生のアトリエ&「バベルの塔」展
ご訪問ありがとうございます。

今日は、ナカリも息子もアートの一日でした。

ナカリと私は、バスに乗って、初めて先生のアトリエ(ご自宅)へ。
スムーズに到着して、先生にあとを任せて私は近所のミスドへ。
そこで「まいにちフランス語」を勉強して、スマホでブログ訪問。
約束の時間が来てからお迎えに行くと、
ナカリは、もくもくと絵を描いている途中。
20号の段ボール台紙にアクリルガッシュという絵具で描いていました。
筆を使うのが楽しそうで、にこにこ。

先生から、「これはお母さんへ」と、紙のコースターをいただきました。
今日、最初に、ナカリがクラフトテープで作ったものだそうです。
「お母さんのイメージは青なんだそうですよ」と、先生。
コースター
右が私に、左が自分用に、作ったものです。

描いていた絵はこちら。
アトリエ アクリル画
これはまだ途中だそうです。
次回、アトリエ訪問した際に、また続きを描く、とのこと。
ここに何が描き足されるのかなあ?楽しみです。
アクリル画 アップ

絵を描く=自己表現する、って、気持ちいいことなんだなあ。
笑顔のナカリを見ていると、こちらまで嬉しくなりました。
来月から、
先生のアトリエと、我が家と、交互に予定を入れて、
月に2回のペースで製作していきます。
ナカリの心の安定につながりそうで、いいセラピーだなと改めて感謝です。


一方、息子の方は、「バベルの塔」展の初日に出かけました。
分厚い図録を買ってきて、見せてくれました。
バベルの塔 図録
結構宣伝されていたし、初日ということで、混雑を覚悟して行ったら、
拍子抜けするほど人が少なくて、大丈夫かな?と心配したくらいだったそうです。
今日は天気も不安定だったからかな?
混雑を予想して初日を避けた人が多かったのかな?

図録の中の「大きな魚は小さな魚を食う」
魚を食べる魚
この中に描かれている一部をフィギュアにしたものも買って来ました。
ブリューゲル フィギュア
この、きもかわ…な、感じがいいそうです(^-^;)
「バベルの塔」の絵は、もっと大きいのかと思っていたら、意外に小さくて、
その中に細かい人物が描かれていて驚いたそうです。

宗教画から、徐々に風景画へ、そして、何だかちょっと不気味な雰囲気の版画も…。
図録を見て、私も行った気分になりれました。

アートな一日。
天気とは逆に、穏やかな気持ちで過ごせてよかったです。
(今、雷が鳴っているので、急いでパソコンを切ります)

明日も、良い一日になりますように。



子どもの日常 | 18:11:35 | トラックバック(0) | コメント(10)
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